感染性胃腸炎が前年同期比3倍増ノロウイルス流行拡大に警戒を
ノロウイルスなどで起きる感染性胃腸炎の患者が、2016年11月28日~12月4日(第48週)の1週間で5万4876人にのぼった。1医療機関あたりの患者数は17.37人で、15年同期の6.42人と比べて2.7倍に跳ね上がった。国立感染症研究所が12月13日、ウェブサイトで速報値を発表した。
厚生労働省のウェブサイトによると、感染性胃腸炎の感染は例年12月中旬にピークを迎え、特に集団感染の多くはノロウイルスによるものとされる。同省は感染予防を呼びかけている。
従来、ノロウィルスは「GII.4」と呼ばれるタイプが主要。しかし、2014年に川崎市で「GII.17」という新型が発見されてからは、2015年に入ると新型ノロウィルスの感染者数が急激に増えている。2016-2017シーズンも「GII.4」だけでなく、新たなタイプ「GII.17」の流行に注意しておかなければならない。
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