エネルギーを確保しない日本の不思議な国民性

 イスラム過激派組織の侵攻によるイラク情勢の緊迫を受け、原油価格の高止まりが続いている。原油価格の上昇を受け、8週連続で値上がりしているガソリン小売価格はさらに上昇する見通しだ。6月16日時点のレギュラーガソリンの全国平均価格は1リットル当たり167円と5年9カ月ぶりの高値となった。

 エネルギー資源のない日本は、現在のように原子力発電が止まった状況では、約96%も他国にエネルギー資源を依存している。これは先進国中では最下位だ。これだけ他国に依存していながら、エネルギー効率のよい、原発稼働に反対する人たちは本当に日本のことを考えているのだろうか?

 おまけに、東シナ海では中国とベトナムがぶつかっている。もしここで何かあれば日本のタンカーは通行できず、あっという間に日本はエネルギー危機に陥る。はやく石油依存社会から脱却したいところだが、新エネルギーにはまだ、それほどの科学技術はない。しかし、その可能性は日々探求されている。



燃料電池という選択---200年前の夢を叶えたエネファームの物語
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ダイヤモンド社
nature [Japan] November 10, 2011 Vol. 479 No. 7372 (単号)
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ネイチャー・ジャパン

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