『「子どもの頃の読書活動の効果に関する調査研究」報告書』
1ヶ月に読む本(紙媒体)の量は、年代に関係なく半数以上または半数近くが0冊であった。
1ヶ月に読む漫画の量は、20代は半数近くが1冊以上読んでいるが、60代ではほとんどが0冊であった。
1ヶ月に読む電子書籍の量は、年代に関係なく70%以上が0冊であった。また年代が低い場合、1冊以上の割合が高い傾向がみられた。
本(紙媒体)を使った読書時間は、20代から50代は半数近くが0分であるが、60代は60%以上が本を使った読書をしていた。
本(紙媒体)を使った読書時間は、20代から50代は半数近くが0分であるが、60代は60%以上が本を使った読書をしていた。
携帯電話、スマートフォン、タブレットを使った読書時間は、20代を除き、半数以上が0分であった。20代は、半数以上が携帯電話、スマートフォン、タプレットを使った読書をしていた。
パソコンを使った読書時間は、20代から50代は半数以上が0分であった。
60代は半数近くがパソコンを使った読書をし、3時間以上している者の割合が10%以上であった。
40代以降、人の視力は落ちていくため、小さな文字を読み取ることが難しくなる。加えて高齢の場合、画面の拡大が可能なパソコンによるインターネット接続の割合が最も高い。
小学校高学年の頃、どれくらい本(紙媒体)を読んだか
年代に関係なく、読んだ(とてもよく読んだ、よく読んだ、読んだ)割合が、半数を超えていた。また、20代、30代は、本をほとんど読まなかった割合が60代の2倍近くみられた。
過去の調査より、大学生の読書冊数や読書時間が減少傾向にあることが報告されている。
また、小中高生も自分から進んで読書をしている者の割合は半数以下であり、その主な理由として読む時間がないことが挙げられている。
『「子どもの頃の読書活動の効果に関する調査研究」報告書』
国立青少年教育振興機構青少年教育研究センター
各地の図書館に「貸し出し禁止」で蔵書されてたりするんじゃないかな。
全国の20〜60代を対象にしたアンケート結果など、平成末期〜令和初頭の調査類から、各種グラフや表を盛り込んで編まれている。
オンラインでも一部拝見できるみたい。
『 子どもの頃の読書活動の効果に関する調査研究〈令和3年3月発行〉 』 国立青少年教育振興機構
『ミニ特集:本読みの世界 その4』
『ミニ特集:本読みの世界 その3』
『ミニ特集:本読みの世界 その2』
『ミニ特集:本読みの世界 その1』
『ミニ特集:出版と本、図書館』
『出版社さんありがとうございます』