2009年11月30日

殺処分数

殺処分数

9月に市の動物指導センターに行ったとき、10月からの、市の犬猫の引き取り有料化の話が出ました。
金額は、産まれて90日以上の犬猫については2000円、90日以下は1匹付き400円です。

命の値段が安すぎる!って私は思いますが、これは自家繁殖の場合で、野良猫が産んでしまったとか、野良猫だった場合は、無料なのです。
なので、職員さんも言ってましたが、持ってきた人になついてて、とてもノラとは思えなくても、本人がそう言えば仕方ないのだそうで、実際そんな感じの人が多いとか?!
もうこうなると、その人のモラルの問題です。
そんな人、地獄に堕ちるだろう・・・と(私なんか)思っても、実際には図太く生きていけるんでしょう。

殺処分数ですが、平成11年 犬280,819  猫274,463  総数555,282
           平成15年 犬164,209 猫 275,628  総数439,837
           平成19年 犬100,963  猫209,494  総数310,457  (ALIVE調べ
平成18年に環境省から、今後10年間に犬猫の殺処分半減の方針が打ち出されていますが、これを見ても解るように、犬はじゅうぶん目的が果たされるでしょうが、問題は猫です。
猫の処分の8割は子猫なので、犬猫の総数の6割は、実は子猫の処分数となります。

なので、子猫の殺処分数の減少を一番に考える事が、全体の処分数を減らすポイントになっているので、それはどうしたらいいかというと、つまるところ、避妊去勢で、そして、それは地域猫の活動を活発にするという事なのですが、これがなかなか草の根運動みたいなもので、しかも日が当らない、、日蔭の身なのですよね。

同じくALIVEさんによると、ドイツでは殺処分はゼロだそうです。こちらをクリック
日本ではいつの事やら。。。野良猫を減らしたいと、猫を減らす活動をしている人は変人の様な目で見られますから。

ホント、遅れた国です。
殺処分数


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Posted by ハッチー at 23:59│Comments(2)活動
この記事へのコメント
殺処分
私はこの言葉が昔っから大嫌いでした。

最近結婚し専業主婦になり自分の時間が増えたので
殺処分について調べてみました。

数自体は減っていいるけど他国の現状をみたらやっぱりひどすぎるのが日本です。

引き取り有料化もこの値は確かに安いとは思いますが
ただ逆に高くすればそこらに放置する人が増えるのは目に見えていますしね。

そもそも殺処分数を減らしたいのなら
ペットショップをなくすべきなんです!
動物愛護先進国イギリスでは
そもそもペットショップなんかないんですよ!
シェルターやブリーダーから譲り受けるのが一般です。
(まあハロッズに1件ありますが厳しい法規制があります)
そうゆうところから譲り受けるのと
ショップで買うのとでは雲泥の差です。

と、長く語ってしまい申し訳ない><
Posted by ぽんちゃん at 2009年12月01日 10:29
ぽんちゃんさん
コメントありがとうございます!

生体販売のない国になってほしいですが、長年それを生業としている人も
いる訳で、いきなりゼロにというのはなかなか難しいかもしれません。

買う人がいるから売る人がいるので需要がなくなる、または
ペットはショップで買うモノという風潮が変わってくれば、風向きが変わると思います。
Posted by ハッチーハッチー at 2009年12月02日 00:20
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    コメント(2)