イギリス経済破綻の功績でラモントは男爵に by アンドリュー・ヒッチコック
1992年: 九月十六日、ポンドが急落。これはロスチャイルドの工作員であるアシュケナージ・ユダヤ人ジョージ・ソロスの先導により、価値の低い通貨を返済に充てて差額を懐に入れることを目論んだ通貨投機筋がポンドを借りてそれを売り、ドイツ・マルクに投資したことによる。
この結果、イギリス蔵相ノーマン・ラモントは金利を一日で五パーセントも上げると発表することになり、イギリスはその後長年にわたって不景気に陥り、多くの企業が倒産し、住宅市場は暴落した。
一九八〇年代にイギリスの国有財産を民営化し、その株価を吊り上げていたロスチャイルドにとっては、ぴったりの好機であった。彼らはこの市場の暴落を巧みに利用し、それらの株を破格の安値で買い占めることができた。
一八〇年前の一八一五年にネイサン・マイヤー・ロスチャイルドがイギリス経済に対して行ったのとまったく同じやり口である。
ノーマン・ラモント蔵相は、ケンブリッジ大学で経済学を専攻した後、下院議員になるまでN・M・ロスチャイルド父子商会で投資銀行家として働いていたが、それを暴露することが無駄であるとは言えまい。
一九九三年: イギリス経済を破綻させてロスチャイルド家に利益をもたらすという使命を達成すると、ノーマン・ラモントは政府を離れ、取締役としてN・M・ロスチャイルド父子商会に戻った。
トニー・ブレアのもとで労働党が政権を握った一九九七年、イギリス経済を破綻させたという立派な功績をあらためて認められたノーマン・ラモントは、爵位を与えられ、ラーウィックのラマント卿となった。
アンドリュー・ヒッチコック ユダヤ・ロスチャイルド 世界冷酷支配年表 2001 p275-276より
by oninomae | 2008-10-17 21:06 | 金融詐欺