おまけ

【小話】

　どうも、定期的に妙に上品な庭園に迷い込む桜田洋です。
　この夢は本当に小さい頃から1年に3回くらい定期的に見ています。ここに似たところに行ったことは一度もありません。薔薇が咲いていて、池の中央に鳥籠のような囲いとテーブル、椅子があります。人がいることは滅多になく、可愛らしいドレスを着た少女が1回、グレーヘアの貴婦人が2回、今回漫画に描いたジェントルが1回きりです。
　洋は食いしん坊なので、夢の中で食事をすることはしょっちゅうあるのですが、この夢で食べたフォンダンショコラの味はなぜか今でも鮮明に思い出します。歯が溶けるほど甘くて、むせかえるほどカカオの香りが強く、とんでもなく美味かったのです。
　この夢が洋の何に関係があるのか、はたまた全くないのかは分かりませんが、またジェントルのフォンダンショコラが食べたいな…。と思いながら、最近は布団に入ってます。