スリランカに行って分かったこと ~これから行かれる方に向けて~

今回も、これまでに現地に行かれたネットの方々の情報を参考にさせてもらったので、私も記録を残しておきたい。スリランカの情報はネットに少なく、何年の時点ではこうだったのねと思いながら見るしかなかった。私が行ったのは2024年の10月だ。

 

ただ、Google Mapsさえあれば困らない今の時代において、Google Mapsに乗っているバスはほんの一部であるスリランカは、まだ人に聞かないと分からない国があったという感じで楽しかったので、それも楽しんでほしい。

 

 

空港⇔コロンボ

バスで行ける。帰りの方しか試してないが、行きも行けると思う。帰りの場合、空港の近くで降りられた。遠くなかった。

 

コロンボ⇒アヌラーダプラ

ネットで席を予約しようとするとno seatと出た。現地の人に確認してもらったところは、電車は動いてなかった。メンテナンス中ということだったが、バスで移動しながら線路を見た感じメンテナンスはしておらず、雨が多いときはダメなのではと思った。ネットではインドが直しましたと書いてあったので、そのことを知人に言ったら、日本のメディアはスリランカの発表をそのまま報道するから、あれは嘘だからと言われた。

最初の移動だったし、この区間が一番、距離が長かったので、super luxury busなるものを予約して行ったが、他のところと同様、現地に直接行ってもバスはあると思う。なおこの区間のみ、お昼休憩があった。また予約時、バスは3時間半で着くとあったが、Google Mapsを見た感じそれは無理で、どの区間も『地球の歩き方』通りの時間で着いた。Google Maps上の有料道路を使おうが使うまいがその区間はちょっとなので、アヌラータプラに着く時間は変わらない。

 

アヌラータプラ

ホテルに自転車がなく他で借りることになったため、レンタサイクルのあるホテルだといいと思う。ホテルは新市街で取ったが、旧市街ならまた状況が違うかもしれない。

 

アヌラータプラ⇒ポロンナルワ

新市街のバスターミナルから乗った。15分前の時間を言う人もいた。コロンボーアヌラータプラでも30分前に来るようにとなっており、30分前には電話もあったが、バスは30分後に来た。つまり真面目に行くと1時間待つことになる。それがあったので、その時間は正しくないだろうなと思っていたら、やはりそれは早めの時間を言っているだけだった。ここで1時間待ったのが今回の最長のバスの待ち時間だった。空港は30分間隔。

 

ポロンナルワ

宿に自転車を持ってきてくれた。アヌラータプラと違い、ポロンナルワは遺跡地区にチケットがないと入れない。どちらにせよお金は払ったが、アヌラータプラではチケットがなくても入れるエリアが多く、なんだかなという気持ちになった。しかしアヌラータプラには今なおお祈りしに来る人がいて現役なので囲いがないのだ。旅行者にとってはポロンナルワの方が、ルートが分かりやすく、エリアも小さく見やすい。アヌラータプラではこれもダーガバ(仏塔)、あれもダーガパという状態が続いた。なお、アヌラータプラでもポロンナルワでも自転車を返す時間は決まっていなかったが、アヌラータプラでは夜、停電した。片方のブレーキも壊れた。

 

ポロンナルワ⇒シギリヤ

ポロンナルワからイマナルワまでバス、その後トゥクトゥク。ネットで見た限りではイマナルワからもバスで行ける。ただ宿の人もイマナルワからはトゥクトゥクと言っていた。バスは宿の人やパン屋さんが言った、そこで待ってればバスが通るというところに立って乗った。バスに乗っているとき、道沿いに象がいた。このパン屋さんのパンはかびていた。

 

シギリヤロック

チケットを見せるところで言ってみたら、荷物を預かってもらえた。コロンボの赤と白のモスクでも同じ。JICAのシギリヤ博物館ではシンハラ文字での「シギリヤ」の書き方を習えた。アヌラータプラとポロンナルワの博物館では、物が置いてあるだけ。

 

シギリヤ⇒ダンブッラ

バスでダンブッラに着いてからは、裏手にあるダンブッラ石窟寺院のチケットセンターまでトゥクトゥク。バス停まで行かなくてもバスは道で拾えると知ったが、来なかったのでバス停まで歩いて行ったらバスがあった。歩く元気があるときは歩いたら道ではなくバスの中で待つことができて安心する。近くには鎖で繋がれた象がいた。ダンブッラ石窟寺院は道沿いの黄金仏像の方から行くと遠いが、苦労して見た方がありがたみは感じるかも。ただ、黄金仏像の方から登ってダンブッラ石窟寺院を通り過ぎてチケットセンターまで降りてまた登るという経路はよくないな。どちらから行ったとしても、見終わった後は黄金仏像の方から降りる。

 

ダンブッラ⇔ヘリタンス・カンダラマ(バワ建築のホテル)

ダンブッラ石窟寺院近くのレストランの人がトゥクトゥクもしていたので送ってもらう。明日また迎えに来ようかと言ったので翌日頼んだ。ホテルに頼むと高くなるらしいのでよかった。トゥクトゥクはヘリタンス・カンダラマに入ることができた。

 

ヘリタンス・カンダラマ

父はベランダに干していた洗濯物のパンツと靴下を猿に取られた。私はシギリヤロックで飴を猿に取られた。父は虫除けスプレーを持ってきていたが、蚊はそれほどいなかったし、刺されるときは刺された。

 

ダンブッラ⇒キャンディ

トゥクトゥクの運転手が走っているバスを見て止まってくれ、非常にスムーズにバスに乗る。ファインプレー。

 

キャンディ

レストランのヘラボジュンハラは安くて美味しく、毎日食べてメニューを制覇したい。

 

キャンディ⇒コロンボ

鉄道の予約ができるのは一等車のみで、前日に駅に行ったら翌日の一等車は埋まっているとのことだった。当日確認したらキャンセルが出ているとか出ていないとかの前に到着は2時間遅れるということで、キャンディ―コロンボ―ゴールは30分で乗り換えたかったのでバスで移動。前日に一等車が埋まっていてよかった。鉄道はよく遅れるらしいので、30分で乗り換えられるかということが疑問でネット予約をしていなかった。それでよかった。クーラーのあるバスは補助席も使うので、トイレに行きたいと思ってもすぐに出られないし、とても苦しい思いをした。朝に紅茶を飲まない方がいいなと思った。

 

コロンボ⇔ゴール

スリランカ鉄道のサイトでCheckoutボタンを押しても反応せず、コロンボ⇒アヌラータプラのsuper luxury busのチケットを買ったのと同じ12Goでチケットを購入、駅で引き換え。スリランカ鉄道のサイトで買った方が安い。この区間の鉄道は遅れなかった。始発の鉄道だと遅れにくいということはあるかも。また、ずっと海沿いを行くのかと思っていたら、コロンボ付近のみだったので、その区間だけを乗るというのでもいいかもれない。しかしゴールの日の入りは素晴らしかった。ゴールまで行かれる場合は、日の入りまでに着きますように。ゴール⇒コロンボは10時の鉄道はすでに一等車が埋まっており、ホテルの人にサンドイッチを作ってもらい7時の鉄道にした。朝ほど遅れないという情報もネットで見た。

 

コロンボ⇔スリジャヤワルダナプラコッテ

首都のスリジャヤワルダナプラコッテには、バワ建築の国会議事堂がある。バスで移動した。バスの人は行き先を連呼しているのでバスの番号は知らなくても大丈夫だが、コロンボ⇔スリジャヤワルダナプラコッテのような近距離の場合は知っていると便利。その番号のバスが本当にあると嬉しくなる。スリジャヤワルダナプラコッテに行きますかだとそのエリアに着くだけなので、国会議事堂(Parliament)に着きますかと聞いた方がよい。私たちはそれで国会議事堂の裏に着いてしまった。しかも警備により裏からでは国会議事堂に近付けずJapan Sri Lanka Friendship Rdに回った。公式サイトによると土日は休み。

 

コロンボ

赤と白のモスクでは1時間おきなのか、30分で屋上まで上がるガイドツアーがあった。無料。任意で寄附。

 

その他

・スリランカのUberであるPickMeはコロンボでしか使えなかった。ただ広告はコロンボ以外でも見た。

・財政破綻の影響で、トイレットペーパーなど、輸入品が高い。2019年の『地球の歩き方』の2,3倍しても、ぼったくりではない。

・スリランカの人はにっこりしてくれる。癒される。スリランカの人を見にスリランカに行くのはあり。