青春18きっぷ2024年夏

ここのところ、青春18きっぷを春夏冬に毎回買っている。大学生のときから利用しているので、長い利用歴になる。今回2回分は同居人が帰省に使ったので、私が使ったのは3回だ。その3回を記録しておく。

 

 

袋田駅(茨城県):月居山、袋田の滝

山で会ったのは3人。大抵の人は車で来て滝を見て帰る模様。滝は氷瀑が人気だが、近年は地球温暖化の影響で完全凍結はしていないらしい。次の電車は2時間半後。翌日の筋肉痛が心地良かった。

 

笠間駅(茨城県):笠間の家

前回、日本三大稲荷神社と言われている笠間稲荷神社に行ったときに、伊藤豊雄の笠間の家の存在を知り、笠間を再訪。企画展「紙から生まれた生き物展」と家の説明をしてもらう。伊藤豊雄が設計した個人宅で中まで入って見られる家は珍しいらしく、全国から人が来るとか。

 

 

横川駅(群馬県):アプトの道、碓氷峠鉄道文化むら

今から4時間の廃線ハイキングだと道の起点に立ったところで、サンダルが完全に壊れた。裸足で駅に戻ろうとしたが、まだ8時だし、お店は全然ないぞということで板だけになったサンダルと足を髪ゴムで束ねて歩いた。軽井沢の山と同じだなと思っていたら、今歩いている廃線こそが軽井沢まで通じていたらしい。とても気持ちがよく、今回の青春18きっぷで一番よかったのはここ。トンネルの中を歩ける。碓氷峠鉄道文化むらでは1999年にできた平成のテーマパーク感を楽しんだ。

 

本庄駅(埼玉県):旧本庄商業銀行煉瓦倉庫

養蚕の説明をしてもらう。本庄蔵地図をもらい、それを見ながら帰る。本庄市には高崎線の本庄駅と八高線の児玉駅があるらしく、次はそちらに行きたい。

 

 

富士岡駅(静岡県):駒門風穴

いいところだ。富士山の噴火でできた最大級の溶岩洞窟。絶対ぬかるんでるよと思うのだが、波状紋溶岩なので大丈夫。自然がこれを作ったなんてすごい。

 

三島駅(静岡県):のっぽパン、みしまコロッケ

福岡への帰省で使うのが東海道本線なので、ここは何回通っただろう。楽寿園にも行ったことがある。のっぽパンは沼津でも探したことがあるが出会えなかったため、今回はちゃんと調べてから三島へ。値札もなく、1個だけあった。気になっていたみしまコロッケもゲット。三島馬鈴薯は日本一高値だと書いてあった。

 

早川駅(神奈川県):皆春荘、古稀庵、旧松本剛吉別邸、小田原文学館、白秋童謡館

以前松永記念館に来たときに、皆春荘、古稀庵を知ったが日曜日しか空いておらず早川を再訪。皆春荘の説明をしてもらう。すべて庭目当てだったが一番よかったのは小田原文学館のサンルーム。早川港で釣りをしている人を見て帰った。

 

 

青春18きっぷを使い始めた頃はいろんなところで降りていたが、今は一か所を見る時間が長くなっている。行く度に次に行きたいところが見つかるので、行きたいところは尽きないだろう。