2020年1月11日 宮城県仙台市の定義如来西方寺 鐘楼堂と手水舎,連理の欅(天皇塚)など

2020年01月22日
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宮城県 仙台都市圏
前回の記事の続きです。
じっくり山門を見学し,本来なら貞能堂を参拝するのでしょうが,ちょっと周辺を散策してきました。

山門をくぐってからの全景です。
左手に手水舎,右手に鐘楼堂,正面の階段を上って大きな香炉,さらに階段を上って左手に守札授所,正面に貞能堂,その左手に寺務所があります。

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手水舎
HPからのコピペです。

手水舎は、山門を通り左手に位置します。昭和8年に気仙大工花輪伝吉により建立されたもので、手水舎の完成を持って当時の一大事業は完結しました。

この手水舎・・・
あらためてみると随分と立派なものだったのですねぇ。
二重垂木に斗栱もあり,破風板や虹梁の彫刻,木鼻の細工,蟇股の彫刻もあります。
しかも天井までついてました。
びっくりですね!

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水の神様,龍神様。
雪ん子みたいに冬装束でした。
なんかかわいいぞ!

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蟇股です。
蟇の輪郭がはっきりと分かりますね。
彫りの深い波頭も気仙大工らしい細工だと思います。

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鐘楼堂
HPからのコピペです。

昭和7年建立
設計・施工  花輪喜久蔵
    棟梁  花輪伝吉
  脇棟梁 花輪伝五郎
    高さ 約6尺(約180センチ)
    直径 約3尺5寸(約100センチ)
    重量 約80貫(約320キロ)
    製造 京都
寄進・奉納 「仙台敬信講」昭和8年5月16日

これもまた見事な造りです。
気仙大工らしい欄間の透かし彫りもありました。
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延命地蔵
鐘楼堂の手前にあります。
HPからのコピペです。

昭和40年代に「仙台和敬講」団体より寄進されたお地蔵様です。蓮華座に、左手に持つのは薬壷(薬の入ったつぼ)を、右手には錫杖(僧が持ち歩く杖)を持って静かにほほえんでいます。
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由緒が分からない物もいっぱいありました・・・。
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香炉と燭台です。
私も信心を起こしてご焼香させていただきました。
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貞能堂の手前にいくつか狛犬が鎮座しています。
かわいい狛犬を見つけました。
パグがお座りしてご主人様を見上げているような・・・
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とりあえず貞能堂に一度ご挨拶をさせてもらいました。
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寺務所の方に抜けると庭園があります。
この庭園には伊達家の梅というのがあります。
HPからのコピペです。

伊達邦宗公の夫人で巨梅(こうめ)という方がおりました。子どもに恵まれなかったので、定義如来に子宝の願掛けをされました。そのご利益あって子宝に恵まれ、授かった御礼にと奉納された梅の木です。
伊達家の梅が植えられている所は、貞能堂前の庭園です。
毎年白梅の香りを楽しませてくれます。
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裏山に続く階段があるのですが,冬期閉鎖中につき迂回ルートで進みます。
天皇塚の裏手に出ました。
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連理の欅,天皇塚
ここは壇ノ浦の戦いで幼くして命を落とした安徳天皇の遺品を祀っていると言われています。
そこに植えられた1対の欅の木が,やがて互いに結び合って一つの木になったことから,連理の欅と言われています。
縁結びや子宝授受に御利益があるそうな・・・
いまやそちらの御利益で人気スポットになっております。
現世利益は私も含めて人気なのです・・・。
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天皇塚からさらに山に登ると,ここの鎮守様がいらっしゃいます。
稲荷神社と熊野神社でした。
とりあえずのご挨拶です。
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振り返ると木々の向こうに五重塔が見えて,ちょっとだけ古都っぽい風景を見ることができました。
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ここから裏山を下っていきます。
野積みされた岩が苔生していて,良い感じです。
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この辺一帯は庭園なのかな?
長命水なる清水もあって,私も御利益を授かって参りました。
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勝軍地蔵
HPからのコピペです。

貞能堂の裏手に安置されています。このお地蔵様をお参りすると、頭病みが軽くなると言うことで、お祈りして行く人も多いです。
また、将軍を勝軍と読み当て勝負必勝を祈る人も多いです。
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平家の落人という悲運の伝説からできているお寺ですが,縁結びや子宝成就,長生きやら頭病みやら勝負必勝も!
いやいやまずは来世の極楽浄土を願いましょう。
ということで次回はいよいよ貞能堂に参ります。
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Snufkin
Posted by Snufkin
ご訪問ありがとうございます。
気に入ったところは何度でも行っちゃうんです。
どうぞよろしくお願いします。

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