2020年　7月25日　宮城県栗原市の伊豆沼はすまつり

大衡村の昭和万葉の森で蓮の花が咲き始めたのを見てから一週間。
そろそろ蓮の花も節かなぁ。
去年は登米市の長沼で見学しましたが、かつてないほどの不作でした。
今年は新型コロナウィルスの影響で早々に長沼ははすまつりの中止となりました。
近辺の伊豆沼と内沼は実施するようです。
内沼は長雨で水位上昇のため8月1日からの実施とか。
とすると伊豆沼しかありませんねぇ。

伊豆沼、長沼、内沼は宮城県の北部の栗原市と登米市にまたがる沼地です。
渡り鳥で有名で、大崎市の蕪栗沼、化女沼と合わせると、日本を訪れるおおよそ半数の渡り鳥が飛来するそうです(ﾟωﾟ)

冬の早朝に一斉に飛び立つ渡り鳥たちは圧巻の眺め・・・らしいです(^_^;

伊豆沼、内沼、長沼（今年は中止）のはすまつりは、それぞれとも遊覧船に乗って湖面からはすを見物できるようになっています。
ということで伊豆沼に行って参りました。


またもや降ったり止んだりのグズグズ天気です。いったいいつまで降り続くのか・・・。
そして沼は・・・あらら(^_^;
長雨で水位がすっかり上がり、まるではすが溺れているようです。
　

受付の方も済まなそうに手続きしてくれます。
まぁその代わりというか、こんな状況なので貸しきりでしたよ。
船頭さんの一人が「こんな天気の中ごくろうさま～」と声を掛けてくれます。
「ん？聞いたことある声だなぁ？・・・・あーーー！」
なんと元同僚さんが船頭に？
ちょっと頭が混乱しましたが、元同僚さんは定年でリタイアした後、船を購入して船頭さんになったとか(ﾟωﾟ)
華麗なる転身にびっくりでした。
別の船頭さんの導き（順番があるのかな？）で船が出発します。
　

いやはや・・・はすの見物というよりは沼の調査に来たような感じです(^_^;
それでもチラホラとはすが咲いています。
　

場所によっては水深も低いみたい。
　

しばしのどかな船旅を楽しんだのでした。


去り際に元同僚が「お盆近くになったらまたおいで～」と言ってくださいました。
梅雨が明けて水位が落ち着いた頃がいいってことですね。

岸辺からはすの花を見ます。
半ば溺れちゃってますが、きれいですねぇ。






道路を隔てると田んぼが広がります。
と田んぼの一部が池になっていて白いはすが咲いています。
後で分かったのですが、白いはすはレンコン畑なんですね。
ピンクのはすもレンコンをつけますが、形が作物として適さないとか・・・。


伊豆沼は渡り鳥のみならず、多様な生物が棲息しているので貴重な場所ですが、水質は極めて悪いそうです。
人間の生活排水もさることながら、これら多くの生物の排泄物なども原因なんだそうです。
次に向かいます～

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