Gペンは50枚描けば使えるようになる

新年あけましておめでとうございます。
昨年は、個人的に様々な変化のきっかけを掴んだ年でした。
今年は、掴んだきっかけを実りに変えてゆく年にしたいと思っています。
それはさておき・・・

年の初めに、昨年後半から書き溜めたペン画習作を一気に公開します。
これらは、私がGペンを使えるようになるまでの経過をまとめたものです。
私の感触だと、とにかく50枚描けばGペンは(曲がりなりにも)使えるようになります。
※ “使える”のレベルにはピンからキリまでありますが、ここでの“使える”は、
※ 自分の中でGペンがミリペンと同じくらいに扱えるようになる、という程度です。
なぜ、Gペンなのか。
私は以前から趣味で少しばかり、いわゆる“萌え絵”を描いているのですが、
自身の出来栄えを見ると、どうもいまいち萌えない。

とにかく、線が美しくない。
そこで、「つけペンが使えるようになったら、線がキレイになるんかな〜」などと思い立ち、
描き始めたのが以下のものです。

最初はGペンではなく、かぶらペンというものでスタートしました。
しかも、チラシの裏紙に。
要は一大決心して始めたのではなくて、なんとなくラクガキを始めた、ということです。
描いているものは私のオリジナルではなく、どこかのマンガやイラスト集に載っているものが多いです。

この辺りでチラシの裏は止めて、普通の白い紙(プリンター用紙)に描くようになりました。

この辺りからGペンに切り替えました。右上の「カッター」が最初のGペンイラストです。
最初に手にしたGペンの印象は「ブヨブヨ」ですね。
何で皆さん、こんな使いにくい道具を使うのだろう・・・と疑問を持ちつつ切り替えました。

初めのうちは、なかなか細い線が描けません。
「野太い」感じですね。。。

この辺りから、ようやくケント紙に描くようになった。
「イカ娘」のあたりから、少しずつ細めの線が引けるようになってきた。

・・・なんだか意味不明のものが多い。

相変わらず野太い。それでも太い線と細い線の描き分けができるようになってきた。

ここに来て、突然コツが掴めてきました!
急にマンガっぽい絵が描けるようになった。嬉しかった。

・・・ところが、その後また細い線が出なくなってしまった。
同じ感触で描いているつもりなのに、なぜだろう。

インクとペン先を新品に入れ替えたら、上手く描けるようになった。なんだ、そんなことか。
画面右の「ドコモタケ」は、なぜか周囲に人気がある。

ここまでの成果を元に描いてみた、現時点での到達ポイントが、これです。

題材は「雨の日のアイリス」というライトノベルから取りました。(いい話です)
線の出来栄えということでは、自己採点で60〜70点くらい。
それでも、とにかくGペン1本だけで、この程度までは描けるようになりました。
要は、習うより慣れろだと思った。