quaメモ

ゲームについてのあんな事やこんな事

当ブログについて

当ブログは、管理人quaerereがプレイしたゲームの感想やインターネットが元となる情報に対して個人的な解釈を加え再構築した文章が主だったコンテンツとなっています。
 
特にタイトルや名称がハッキリ出てしまうような記事の内容は可能な限り正しい情報を記載するよう心がけていますが、内容よってはその一部に正確ではない情報が含まれている可能性もありますので鵜呑みにせず全ての情報は参考程度に留めて下さい。

ブログ内での所感やコラムでは私自身が率直にどう感じたのか、何が良くて何が駄目だったのか…等を最優先して文章化しているので厳しい言い回しや辛辣な文章があるかもしれません。

文章を読んだ人が全てが気持ちよくなれる、そんな内容ではないことも多いのでそういった文章を読みたくない人は当ブログ記事を読む事をお勧めしません。

耳障りの良いことだけを吹聴するだけだったり、薬にも毒にもならないそれほど意味の無い記事を書きたくないので、良い側面があるなら必ず何かしらの悪い側面もある!頭がお花畑にならないように!というのが記事を書く際に気を付けているポイントです。


お気に入りに入れる場合のブログTOPは下記を推奨。
記事一覧 - quaメモ
 

  • 更新は不定期です。
  • 記事が出るタイミングは興味のあるゲームの新作が出る前後が多いですが、思いだしたように旧作についての記事を投稿したりすることもあります。
  • 記事の見やすさや読みやすさについては随時推敲していますが、大きく修正が入った場合は更新履歴を追記しています。
  • レビューする内容に忖度は一切無し。

 
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着せ替えプロンプト

画像生成AIで服装変更をする際に使用するプロンプトを紹介します。
紹介と言いつつ備忘的な部分も多大にあります。

※注意
当たり前ですが着せ替えプロンプトにLoRAを含めている場合は元となるCheck PointやLoRA学習度合いのWeightなどの都合から着せ替え辛かったり場合によっては全く着せ替えに反応しないケースもあります。
(これについてはエントリー末尾にて少しだけ解説)
 
衣装プロンプト一覧

基本的に中身のキャラクターは固定。
アングルは正面で固定。
ポーズと背景はそれぞれ適当に変更。
プロンプトはセットでの使用を想定。

着せ替え

学生服:school uniform



一般的な学生服です。

学生服ブレザー:school uniform,blazer



ブレザーの学生服です。

運動着:Jersey,Sportswear,



運動部系の運動着です。
細かく設定すればもっと部活動に寄せた衣装にすることも出来ます。

Tシャツ:t-shirt,



一般的なTシャツです。
前面に文字(のようなもの)がプリントされる事が多いです。

Vネックアウター:v-neck,



襟がV字になっている上着です。
Vにしたいかどうかと言うよりも外に1枚追加で羽織らせたいときに。

パーカー:hoodie,baggy pants,



日本で言う所のパーカーです。
わかり辛いですが下はハーフパンツ(バギーパンツ)で合わせています。

シャツ&パンツ:shirt,long sleeves,pants rolled up,



腕捲りしたシャツと丈の短いパンツのセットです。
夏の普段着などに。

セーター&ジーンズ:sweater,jeans,



セーターとジーンズのセットです。
春秋用の普段着などに。

ダウンアウター:padded jacket,padded gloves,



冬物のアウターです。
物によっては色を黒にするとゴミ袋を着ているように見えるのでカラフル推奨。

ビジネススーツ:business suit,formal | business suit,office lady,



一般的なビジネススーツです。
女性の場合は高確率で丈の短いペンシルスカートとセットになります。

ビジネススーツ&パンツ&メガネ:business suit,formal,pant suit,glasses, | business suit,office lady,pant suit,glasses,



ちゃんと仕事をする系(?)のビジネススーツです。
出来る系を演出したい場合に。

白衣:labcoat,



保険医や研究関連で使われてそうな白衣です。

男性向け

軍服:military,military uniform,


士官候補生的な軍服。

パイロット服:pilot uniform,


多分飛行機とかそういった感じのパイロット衣装。

水着:swimwear,


取り扱い注意!
水着は女性向け属性となっているのか、男性が女性用ビキニを着たりします。
あと場合によっては股間がEternal SummerしたりSplash Freeします(謎)

着物:kimono,


男性用の着物です。
江戸時代とかの町人的なイメージ。

甚平:jinbei \(clothes\),


甚平です。
出来る男の作業着って感じ。

ウェディングスーツ:wedding,wedding suit,white suit,


男性用ウェディングスーツです。

魔法学校制服:magic school uniform


言うほど制服には魔法感が無い・・・

アイドル衣装:male idol clothes,


男性アイドル衣装です。
装飾は意外と地味なので、別途衣装LoRAを用意した方がいいかも。

女性向け

運動着:buruma,


昔の運動着です。
世代なので懐かしい感じがします。

クロックトップ:crop top,baggy pants,


へそ出しのクロックトップです。
ボトムは同じくハーフパンツ。

オフショルダートップス:off-shoulder dress,


肩出しトップスです。
高確率でスカートとセットになります。

キャミソール:camisole,


一般的なキャミソールです。
夏用の普段着などに。

スクール水着:school swimsuit,


昔ながらのスクール水着です。
ビーチよりもプールに映える水着。

ワンピース水着:(1piece swimsuit,yellow swimsuit,frill swimsuit),


カジュアルなワンピース水着です。
ワンピースはそのままだと地味なので色をカラフルにしてフリルを付けています。

ビキニ水着:white bikini,


オーソドックスなビキニ水着です。
ビキニは柄とかが付いていても映えます。

ビキニ水着(布地面積少):micro bikini,


布地の少ないビキニ水着です。
際どいので腕でガード。

下着:lingerie,


下着です。
就寝シーンのお供に。

ベイビードール:babydoll,see-through,


ベイビードールです。
シースルーにするとオシャレな寝間着的な用途で使えます。

猫下着:cat girl,cat lingerie,


猫耳と猫の意匠下着です。
オシャレな部屋着としても使えます。

バニー:bunny hat,bunny suit,bare shoulders,


よくあるバニースーツです。
上着やタイツがあるバージョンに変えてみても良いでしょう。

うさぎ衣装:rabbit costume,


広い解釈で兎っぽい衣装が出ます。

アイドル衣装:idol,idol clothes,


アイドル衣装です。
ありそうでなさそうな、ソシャゲのキャラクターが着てそうな感じ。

ウェディングドレス:wedding,wedding dress,


ウェディングドレスです。
白で出ることが多いですがカラフルにしても華やかな感じがします。

チャイナドレス:china clothes,


中華風のドレスです。

着物:japanese clothes,


トップとボトムがわかれている合わせの着物です。
巫女っぽい雰囲気。

着物:kimono dress,


一般的な一枚布の合わせの着物です。

浴衣:yukata,


一般的な浴衣です。

その他

コスプレ系

コスプレ系のタグはそれなりに存在するようですが、衣装のみならずタッチや表情そして体形まで学習元の絵に引っ張られて変わってしまうものが多いようなのであまり実用的ではないかも。

島風:(shimakaze \(kancolle\) \(cosplay\):1.3),

加賀:(kaga \(kancolle\) \(cosplay\):1.3),

エアリス:(aerith gainsborough \(cosplay\):1.3),

ティファ:(tifa lockhart \(cosplay\):1.3),

木之本桜:(kinomoto sakura \(cosplay\)):1.3),

レインボーミカ:(rainbow mika \(cosplay\)):1.3),


まとめ

とりあえず頻繁に出てきそうな衣装についてざっとまとめてみました。
裾や丈の長さを調整する場合はアングルを変えたり
ポジティブプロンプトに

  • long sleeves
  • long shirt
  • long skirt

ネガティブプロンプトに

  • bare shoulders
  • bare arms
  • bare legs
  • bare foot

などのワードを追加してみてください。

着せ替えの小話

キャラクターの着せ替えについて、簡単に着せ替え出来る場合とそうでもない場合があると思います。
特に第三者が作ったLoRAなどはそういった融通がなかなか難しいのですが、これは学習時点でどういった画像を用意して学習しているのかに大きく左右されます。

例えば、

  • キャラクターA + å…œA + 鎧A + 篭手A

こういった装備一式のキャラクターが存在するとした場合は学習時点で、
ケース①

  • キャラクターA + å…œA + 鎧A + 篭手A(この画像を50枚)

このように学習させてしまうとトリガーワードのキャラクターというのは人と装備込みで初めてそのトリガーワードの画像というように認識されてしまっているので着せ替えは不可能ではありませんが難しい状態になります。

ここで着せ替えも考慮するのであれば、
ケース②

  • キャラクターA + å…œA + 鎧A + 篭手A(この画像を10枚)
  • キャラクターA + 装備無し(この画像を10枚)
  • キャラクターA + å…œA(この画像を10枚)
  • キャラクターA + 鎧A(この画像を10枚)
  • キャラクターA + 篭手A(この画像を10枚)

このように、同じ枚数でも均等に学習対象をわける形で学習させるべきです。

また、衣装LoRAと呼ばれる今回で言う所の装備だけを強調して学習する場合は、

  • キャラクターA + å…œA + 鎧A + 篭手A
  • キャラクターB + å…œA + 鎧A + 篭手A
  • キャラクターC + å…œA + 鎧A + 篭手A
  • キャラクターD + å…œA + 鎧A + 篭手A
  • キャラクターE + å…œA + 鎧A + 篭手A

というような形でキャラクターを固定せずに防具を強調した内容で学習させることで衣装LoRAを作る事が出来ます。
勿論、これについても着せ替えを考慮するのであれば同様にそれぞれバラバラにした状態で学習する必要があります。(むしろこっちの方が着せ替えを意識する必要があるかも)

DLしたLoRAなどで着せ替えが難しい場合はケース①で学習されていると思われるので、基本的にガチャ運ゲーに任せて何枚も出力するしかないのですが、それでもどうしても着せ替えたいだったり今後も何度も着せ替えが発生しそうな場合は、そのLoRAを元に自分で差分画像を作って新しくLoRA学習させた方がおそらく早くて確実です。
 

謹賀新年2025

新年あけましておめでとうございます。

年明けの謹賀新年画像をIllustriousで作成してみました。

最近のCheckPointは任意の文字も生成されるのでこういった用途にはとても便利。

今後はこういった用途に使いやすいpromptなどのエントリーも作っていきたいです。

本年もよろしくお願いいたします。
 

ソロ狩りのオトモBGM(MARGINAL#4)

Youtubeで気軽に視聴することが出来るMARGINAL#4関連の曲をざっくりと集めてみました。

わかりやすいようにグループやユニットでわけています。
(一番熱かった時期に居なかったゴルレコにあまり思い入れが無い)

ソロ狩り中のオトモBGMとして利用してください。

最近は公式も停滞気味なのでもっと曲を出して欲しいところ・・・

MARGINAL#4 アトム ルイ エル アール シャイ キラ ツバサ アルト テルマ
100万回の愛革命 (REVOLUTION) ! / TV版 â—‹ â—‹ â—‹ â—‹ - - - - -
DREAM★JUICER â—‹ â—‹ â—‹ â—‹ - - - - -
熱愛 (REDHOT) SAGA â—‹ â—‹ â—‹ â—‹ - - - - -
愛パラドックス â—‹ â—‹ â—‹ â—‹ - - - - -
超弾丸ラヴァー â—‹ â—‹ â—‹ â—‹ - - - - -
We're EGOISTIC STAR â—‹ â—‹ â—‹ â—‹ - - - - -
LOVE★SAVIOR â—‹ â—‹ â—‹ â—‹ - - - - -
MASQUERADE â—‹ â—‹ â—‹ â—‹ - - - - -
STAR SYMPHONY#4 â—‹ â—‹ â—‹ â—‹ - - - - -
Missing you (2014) â—‹ â—‹ â—‹ â—‹ - - - - -
Rebirth â—‹ â—‹ â—‹ â—‹ - - - - -
WeMe!!! / TV版 â—‹ â—‹ â—‹ â—‹ - - - - -
忍-Just A 絶頂 (HEAVEN)- / TV版 â—‹ â—‹ â—‹ â—‹ - - - - -
絆-KIZUNA- / TV版 â—‹ â—‹ â—‹ â—‹ - - - - -
Orbit â—‹ â—‹ â—‹ â—‹ - - - - -
スパークリング â—‹ â—‹ â—‹ â—‹ - - - - -
HAPPY ROLL â—‹ â—‹ â—‹ â—‹ - - - - -
Rise Up â—‹ â—‹ â—‹ â—‹ - - - - -
妄想遊戯者 (DREAMER) â—‹ â—‹ - - - - - - -
HOT★SCRAMBLE / TV版 â—‹ â—‹ - - - - - - -
永遠夢中KISS â—‹ â—‹ - - - - - - -
SUPERNOVA -I'm HEADLINER!!!!- â—‹ â—‹ - - - - - - -
ギラギラSpider â—‹ â—‹ - - - - - - -
DREAM★JUICER â—‹ - â—‹ - - - - - -
GALAXY LINER â—‹ - - â—‹ - - - - -
ZIG★ZAG ○ - - ○ - - - - -
O/Z - â—‹ â—‹ - - - - - -
To Be Loved - â—‹ â—‹ - - - - - -
純白い恋人 - â—‹ â—‹ - - - - - -
HURRICANE X - â—‹ - â—‹ - - - - -
もぅまんたい - â—‹ - â—‹ - - - - -
燃えよ!LOVE★MUSCLE - - â—‹ â—‹ - - - - -
キミとFaraway - - â—‹ â—‹ - - - - -
恋せよ乙女! - - â—‹ â—‹ - - - - -
Melty♥Love♥Cooking / TV版 - - â—‹ â—‹ - - - - -
LAGRANGE POINT アトム ルイ エル アール シャイ キラ ツバサ アルト テルマ
BLACK SWAN - - - - â—‹ â—‹ - - -
PRISONER - - - - â—‹ â—‹ - - -
Beautiful Phantom - - - - â—‹ â—‹ - - -
Shoot off - - - - â—‹ â—‹ - - -
愛、独裁-SAMURAI- - - - - â—‹ â—‹ - - -
Dear Princess - - - - â—‹ â—‹ - - -
1/f (エフぶんのいち) の揺らぎ - - - - â—‹ â—‹ - - -
革命 (Revolution) XX / TV版 - - - - â—‹ â—‹ - - -
六十九夜 (SixNineNight) - - - - â—‹ â—‹ - - -
愛という言葉を憎む日々が永久に続いてもオレを赦してくれ - - - - â—‹ â—‹ - - -
惡の華 - - - - â—‹ â—‹ - - -
妄想VISIONIST - - - - â—‹ â—‹ - - -
Last Chance!!! - - - - â—‹ â—‹ - - -
イチカバチカ - - - - â—‹ â—‹ - - -
Goodbye残響 (Echoes) !!!! - - - - â—‹ â—‹ - - -
Never Sorrow - - - - â—‹ â—‹ - - -
Nan-Bo-No-Mon-Ja-E!!!!! - - - - â—‹ â—‹ - - -
BLACKOUT/WHITEOUT - - - - â—‹ â—‹ - - -
Message Bottle - - - - â—‹ â—‹ - - -
LUV EXODUS - - - - â—‹ â—‹ - - -
"U" - - - - â—‹ â—‹ - - -
シンギュラリティ - - - - â—‹ â—‹ - - -
Vertigo - - - - â—‹ â—‹ - - -
CAFUNE - - - - â—‹ â—‹ - - -
乱乱乱 - - - - â—‹ â—‹ - - -
左手 - - - - â—‹ â—‹ - - -
UNICORN Jr. アトム ルイ エル アール シャイ キラ ツバサ アルト テルマ
in my youth - - - - - - â—‹ â—‹ â—‹
PANDORA BOX - - - - - - â—‹ â—‹ â—‹
ワガハイはネコである!!! - - - - - - â—‹ â—‹ â—‹
アフターバーナー - - - - - - â—‹ â—‹ â—‹
Uncrowned - - - - - - â—‹ â—‹ â—‹
ストレンジャー - - - - - - â—‹ â—‹ â—‹
MIS (S) LEAD - - - - - - â—‹ â—‹ â—‹
Mr.8 - - - - - - â—‹ â—‹ â—‹
Q - - - - - - â—‹ â—‹ â—‹
F.A - - - - - - â—‹ â—‹ â—‹
愛が愛のままでありますように - - - - - - â—‹ â—‹ â—‹
Lonely Silence Monster - - - - - - â—‹ â—‹ â—‹
REAL? / TV版 - - - - - - â—‹ â—‹ â—‹
ハングリー? - - - - - - â—‹ â—‹ â—‹
KARA∞KARA - - - - - - â—‹ â—‹ â—‹
幻想歌 - - - - - - â—‹ â—‹ â—‹
B R A V E R Y - - - - - - â—‹ â—‹ â—‹
Yessir!!! - - - - - - â—‹ â—‹ â—‹
千差万客 - - - - - - â—‹ â—‹ â—‹
WONDER CORONA! アトム ルイ エル アール シャイ キラ ツバサ アルト テルマ
ビバ★ラッ★チュ â—‹ - - - - â—‹ â—‹ - -
サマジェラ â—‹ - - - - â—‹ â—‹ - -
Lost Accessories â—‹ - - - - â—‹ â—‹ - -
HANABI â—‹ - - - - â—‹ â—‹ - -
裸足のDestiny â—‹ - - - - â—‹ â—‹ - -
Wake Upじゃまいか!? ○ - - - - ○ ○ - -
Still Green â—‹ - - - - â—‹ â—‹ - -
NEBULAS アトム ルイ エル アール シャイ キラ ツバサ アルト テルマ
星だけが知る - â—‹ - - â—‹ - - â—‹ -
蒼の月 - â—‹ - - â—‹ - - â—‹ -
Ing… - â—‹ - - â—‹ - - â—‹ -
カナリヤ - â—‹ - - â—‹ - - â—‹ -
POLYHEDRON -Stay Foolish Night- - â—‹ - - â—‹ - - â—‹ -
サジタリウス - ○ - - ○ - - ○ -
リトルジャーニー - ○ - - ○ - - ○ -
MY MILKY WAY アトム ルイ エル アール シャイ キラ ツバサ アルト テルマ
まじかるルルルル♪ - - â—‹ â—‹ - - - - â—‹
カシマシLOVE - - â—‹ â—‹ - - - - â—‹
ミラクル! - - â—‹ â—‹ - - - - â—‹
カガミノナカ - - â—‹ â—‹ - - - - â—‹
Hand in Hand - - â—‹ â—‹ - - - - â—‹
グッバイルールブック - - ○ ○ - - - - ○
最愛公約 - - ○ ○ - - - - ○
その他 アトム ルイ エル アール シャイ キラ ツバサ アルト テルマ
魂のノンストップラヴァー â—‹ - - - - - - - -
I â—‹ - - - - - - - -
パルコ (Atom Ver.) â—‹ - - - - - - - -
Mr. StarrySky / TV版 - â—‹ - - - - - - -
ターミガン - â—‹ - - - - - - -
パルコ (Rui Ver.) - â—‹ - - - - - - -
コ・コ・ロ・ヒ・ト・ツ / TV版 - - â—‹ - - - - - -
P.S. - - â—‹ - - - - - -
パルコ (L Ver.) - - â—‹ - - - - - -
カラフル / TV版 - - - â—‹ - - - - -
SECRET LUV - - - â—‹ - - - - -
パルコ (R Ver.) - - - â—‹ - - - - -
ポートレイト - - - - â—‹ - - - -
パルコ (Shy Ver.) - - - - â—‹ - - - -
Afraid No.7 - - - - - â—‹ - - -
パルコ (Kira Ver.) - - - - - â—‹ - - -
ange dechu - - - - - - â—‹ - -
パルコ (Tsubasa Ver.) - - - - - - â—‹ - -
Pa!! PARADISO - - - - - - - â—‹ -
パルコ (Aruto Ver.) - - - - - - - â—‹ -
Mr.MERMAID - - - - - - - - â—‹
パルコ (Teruma Ver.) - - - - - - - - â—‹
KISSから創造 (つく) るBigBang / TV版 â—‹ â—‹ â—‹ â—‹ â—‹ â—‹ â—‹ â—‹ â—‹

DL専用楽曲廃止して最初から全部円盤に入れてどうぞ!(過激派円盤信者)
 

ITエンジニアの転職活動について

この度、当ブログ管理人は長らく務めていた会社を退職し、新しい会社へと転職する運びとなりました。

このブログを読んでいる人の中にもITエンジニアが居るかもしれないので、転職という活動の中で色々と経験した事柄について書いていこうと思います。

それとなくリアルな数字やグロい話(ホラーでは無い…きっと違う)、ITエンジニアあるあるの話題なんかも出てきたりするので、そういった生々しい話題に抵抗がある人には読むことをお勧めしません。

全てが全て参考になる情報ではないかもしれませんが、多少なりとも有益になる部分もあるとは思うので今後ITエンジニアとして転職を考えている方は参考にしてみてください。

 

軽いプロフィール紹介

多分長所

  • 中堅ITエンジニア
  • 主にMicrosoftのOPEN系オブジェクト指向言語
  • 手続き型言語についても多少経験有
  • Windowsアプリケーションの開発(オンプレミス)
  • Webアプリケーションの開発(Webサイト、API含む)
  • RDBã‚„SQLについては大抵のことが行えるレベル(t-SQL、ストアド)
  • WinアプリもWebアプリもフルスクラッチ開発経験有
  • 要件定義からリリース、運用保守までの経験有
  • 俗に言うフルスタックエンジニア
  • でもメインはバックエンド寄り
  • PMも担当するが自分も開発にアサインする案件が好き
  • スキル外の作業でもタイトでなければ調べて勉強しつつ進められる
  • 並みのITエンジニアでは耐えられないくらいの残業にも耐性がある
  • 並みのITエンジニアでは耐えられないくらいの連続出勤にも耐性がある

中小企業で長く仕事を続けていればPM経験は無くてもこのくらいのスキルの人は結構いると思うくらい平凡な内容。

大企業だと中の人のスキルに関係無く上流作業の要員にされてしまい開発の経験が長く積めないと思うので、フルスタックエンジニアになることはほぼ皆無・・・どころか私と同程度の業界経験者でもまともに開発も出来ない人が大半かも。

多分短所

  • 長期の出張が不可能
  • IT系の資格を全く持っていない
  • LinuxやライセンスフリーOS関連の知識が殆ど無い
  • CUI操作が得意では無い
  • インフラ系の構築経験が殆ど無い
  • 組み込み系の知識が殆ど無い
  • 実業務の処理とあまり関係の無いフロント系の経験が浅い(デザイン系)
  • マネージメントだけの仕事はやりたくない(短期間だけならOK)
  • フリーランスや外国人が参画している案件でマネージメントはやりたくない

IT系の資格については何度か取得を検討したことがありますが、いざ勉強してみると「こんな事覚えても業務で全く役に立たない」という内容を勉強する資格が多すぎて取得していません。

こんな事を言うと怒られそうですが、3から4段階くらいある資格の2段階目くらいまでは例えるなら「一年間に30分しか車を運転してないけど免許はゴールド」ということを自慢げに話してくるレベルと似ていて、それならゴールド免許でなくてもいいので毎日2時間通勤で運転してるとか週末だけ近場の道の駅までドライブに行ってるとかそういう人の方が確かな運転技術もあり信用出来るので、もう一度言いますがIT系の資格は「知識としてはあっても損ではないが実務ではほぼ役に立たない」ものが圧倒的に多く、資格を持っていると月給に固定額が加算されるなどの会社内で恩恵がある場合や、業界に入ったばかりで案件に関与できず実務の経験があまり無い状態であるならば積極的に取得するのも良いと思います。

その他

  • 趣味で休日に開発を行うこともある(個人PCに開発環境がある)
  • 基本独学で何でも一人で調べて覚えるのが好き
  • 都内で動物と一緒に暮らしている(現在進行形)

最初に行ったこと

市場価値を分析

まず自分のスキルや経歴と現在の求人内容を比較してどの程度の市場価値があるのかを分析しました。

現在のIT関連企業は一般的な他業種と比較して年収は高い部類に入るようなのですが、その理由としては未経験のIT技術者を育成してある程度の経験を積ませて・・・というのは企業側にしてみると相当な育成コストが発生するといった部分が大きな理由に相当するようです。

そういった理由もあり「即戦力になるITエンジニアは喉から手が出るくらい中途採用したい」といった感じの企業が相当数ありました。(後述のオファーやスカウトメールを見るとよくわかる)

これは先に書いたように

  • 新人からITエンジニアを育成するコストが高い(即戦力となるのは3~4年後)
  • 即戦力レベルで無ければ対応出来ない高難度案件が多い
  • セキュリティやコンプライアンスの観点からフリーランスを参加させられない案件も多い

という自社でちゃんと社員を採用して正しい育成を行ってこなかった業界の闇が顕著に表れていて「自社で育てないのに社員には即戦力を望んでいる」という日本企業に多く見られる他力本額思想の経営が浮き彫りになっている結果とも言えます。

また、中小企業の場合は自社で新卒採用し基礎から育成したとしてもその後中堅エンジニアとなりその社員が社外の人間に見つかったりSES業務などで社員を外に出してしまうと現場で引き抜き交渉され高待遇で引き抜かれるということも日常茶飯事のようです。
(これについては一方的にどちらに非があるとも言えず、経験のある社員に相場の給与しか支払えない中小企業経営者の判断力の無さが招いてしまった事態とも言えますし、自社で育てず他社から狙って引き抜いていく大手企業もどうなんだろうなという感じ)

本題の市場価値の分析ですが、これは個人的に価値云々は結構どうでもよくて現在のITエンジニアの市場価値と自分のスキルを比較した際に

  1. 前職と同じか同等の業務内容であること(大幅なスキルチェンジを要求されない)
  2. 前職と同じか同等の給与や待遇が保障されていること
  3. フルリモートで業務が行えること
  4. フルリモートの環境が今後も確実に続く保証があること

これらの条件で就業希望者を募っている企業がどの程度あるのかが本当に知りたい部分でした。

上記の条件でフルリモートが一番譲れない条件となっています。

  • 家族と一緒に暮らす時間を少しでも長くしたい
  • 通勤を考慮しなくても良い
  • 気兼ねなく転居することが出来る
  • 同じ会社で長く業務を続けられる

結局のところ最後まで市場価値についての具体的な部分はよくわかりませんでしたが、中級レベルのフルスタックITエンジニアとして

  • 会社員(またはそれと同等の雇用形態)最低700~
  • フリーランス(またはそれと同等の雇用形態)最低1000~

くらいが年収面での市場価値で、その他は企業次第といった感じでした。
(フルスタックエンジニアの肩書が無い場合は2割から3割程度年収の市場価値が落ちると思います)

フリーランスについて

一応、同時並行でフリーランスとしての案件も探してはいたのですがフリーランスの場合は業務委託でも準委任でもフルリモートで仕事をしたいという希望が通らないケースが圧倒的に多く、相手側のニュアンスでは「それだけ支払うのだから、毎日現場にきて他のメンバーについても管理や指導(育成・教育)もして欲しいなあ」という感じでした。

それなりの金額で人を雇い入れる立場からするともっともな意見かもしれませんが、自社で育成しない・出来ないという先述した丸投げ体質がよく出ているとも言えるこのやり取り。

こういったやり取りが何度か発生してからはフリーランスとして転職活動を続けていく上でフルリモートが条件として入ると相当難しいという判断になり、途中からフリーランスでの就職活動はバッサリ切り捨てています。(探さなくなった)

フリーランスとして業務を行う場合は以下を考慮する必要があります。

メリット
  • 平日に休みを取りやすい
  • まとまった連休を取りやすい(休んでる間は当然収入無し)
  • 長く継続出来る取引先があれば生活は安定する
  • 中規模企業からの案件は大半が3次受け以降となるが単価はそれなりに高い
  • 所得から年金の納税額を控除することが出来る
デメリット
  • 大企業から直接案件を受けることは限りなくゼロに近い
  • 相手企業との契約が終了になった場合はその瞬間から収入が皆無になる
  • 案件の契約先を自分で探す必要がある
  • 交通費は実費計上する必要がある
  • 社会保険料は実費計上する必要がある
  • 失業保険が無い
  • 退職金が無い
  • 有給休暇などの特別休暇が無い
  • 扶養家族に対する補助が無い
  • 賃貸物件に対する補助が無い
  • 年金が国民年金だけになる(定年後が年金だけではほぼ生活不可能)
  • 年金では生活出来ないので月々にある程度個人で積み立てる必要がある
  • 積み立てが義務になるので事実上ローンがあるような状態になる
  • どれだけ年収と貯金があっても信用問題の話ではゼロベースで扱われることが多い
  • インボイスの関係で開業届を出さないと手取りが減る
その他
  • 業務委託か準委任かで責任の範囲が大きく異なる

このようなメリットとデメリットがハッキリしているので、仮にフリーランスになる場合は最低でも一般的な会社員給与の1.5倍くらいの年収が見込めなければ長い目で見た場合生活が行き詰まると思われるので注意が必要です。

フリーランスになるということは大抵のサラリーマンがある程度保証されている老後の年金生活が無くなるので一生仕事をするのが前提の働き方になります。(それか貯蓄するか)

以上のような諸々の要件があるにもかかわらず、フリーランスになった途端に「3食全部UberEatsになった」とか「移動はちょっと面倒ならタクシーを使うようになった」とか「貯金はゼロです」みたいに金銭感覚がすぐおかしくなるような人はフリーランスに向いていません。
(実際問題として65歳までに3000万円くらい貯金が無いとそれまでに形成した財産を全て処分した上で生活保護確定だと思います)

次に行ったこと

転職サイトに登録

昨今色々と氾濫気味な転職サイトに登録してみました。

こういったサイトは転職する側と同様に採用する企業側も登録していて、転職希望で登録した人がある程度の自分の経歴や持っているスキルを記載すると企業側の採用担当者に対して通知が届くような仕組みになっており、企業側の採用担当者はその内容をチェックしたり一定水準以上のスキルの場合は転職希望者に対して自動的に自社への転職をおすすめするメールを送るようなシステムになっています。

1つの転職サイトに登録すると初日の昼間だけで(それ以降は毎日のように)200通以上のオファーとスカウトのメールが届くようになり、もちろん複数の転職サイトに同時に登録していたのでその量はものすごいことに。

これは私に限った話ではなく現在のITエンジニア不足から未経験以外で転職サイトに登録するとほぼ確実にこうなってしまうようで、転職サイトに登録するメールアドレスは

  • スマホでいつでもチェック可能
  • いつ処分しても問題無いメールアカウント

であることを強く推奨します。
(メイン使いのメアドが一瞬にしてメールだらけになってしまわないために)

転職エージェントに登録

これも転職サイトとそれほど差があるものではないのですが、こちらの場合は企業ではなく転職希望者と企業の間に立つエージェントが転職希望者の経歴やスキルを考慮しながら合っている企業を選んでくれるような流れになっています。

ですが、結論から言うと一般人は転職エージェントを使う意味がほぼ無いです。

理由としては、

  • 転職エージェントは転職希望者に会社を斡旋しても利益にならない
  • 転職エージェントは自分が斡旋した会社に転職希望者が入社して初めて利益になる
  • 転職エージェントには転職希望者を転職させるノルマを持っている
  • よって転職エージェントは自分が転職させやすい企業を勧めてくる

傾向としてこのような図式が成立するからです。

超大手企業などは一般公開されている求人には大々的に募集を出さず、信用のある転職エージェントグループにだけ非公開求人として募集を依頼しているケースはあるようなのですが、それは余程のスキルや経歴がある人でなければ相手も開示してこないので平凡なスペックの転職者にはあまり縁の無いものです。

入社したい企業に対して自分が何のビジョンも無かったり、とりあえず自分の市場価値を転職エージェントを通して客観的に見てもらいたいといった転職希望者であれば転職エージェントを使った転職活動も有りなのかもしれません。

IT業界に限っては転職回数の多さは他業種ほど大きなマイナス要因と見られないにしても、短期離職や転職回数が少ないに越したことはないので転職エージェントに勧められるままに入社と退社を繰り返すのもただただ疲弊するだけなので利用はよく考えましょう。

自分の目で会社探し

転職サイトや転職エージェントが自分が

  • 何もしなくても転職先企業の情報が自動的に入ってくる転職活動

であるとすると、自分の手を動かして会社を探してその企業のリクルート情報の業務内容や必要スキル、給与などを見比べるような活動を

  • 本来あるべき能動的な転職活動

と言えると思います。

業種にもよるとは思いますが、このご時世中途採用を行っていない企業はほぼ無いと思います。
(たまたま直近で埋まってしまって期間限定で中途採用を一時停止している、などはあるかと思います)

後者の転職活動については実はもう何年も前から時間があるときにやっていたのですが、誰もが想像できるようにこの自分の手を動かしてゼロベースで探す転職活動は労力も時間も凄まじいものが要求され、見つけ出した企業も内容的にはマッチするけれど今は求人していなかったり、求人で出されている必須スキルにマッチしていないスキルがあったり、給与面で認識が合っていなかったりと地道な活動ゆえに難易度が高いものとなっています。

しかし私の認識として「まともな企業であるほど求人サイトに募集を出さない企業も多いのではないか」という思いもあって、こちらの地道な活動をメインとして転職活動を行いました。

転職活動に必要な資料の準備

これは転職サイトなどにも登録することも出来るので、最初から詳細を載せて相手にアピールしたい場合はすぐにでも用意するべきです。

ITエンジニアの転職時に求められる主な資料として、

  • 履歴書
  • 職務経歴書

この2つがあります。

履歴書

どんな職種での転職でも必要となる所謂一般的な履歴書です。
少し手間ですが写真が付いている必要があり、IT企業の転職の場合はほぼ100%電子の履歴書で問題無いので手書きの物を用意する煩わしさはありません。
(引く手の多いITエンジニアに手書きの履歴書を要求してくるような企業は確実に昭和体質のワンマン経営者が仕切っているヤバい中小企業なので見限るのが無難)

職務経歴書

これは中途採用や経験者採用の場合に「今までどのような案件でどういったポジションの業務を行ってきたのか」という事を知る為の資料です。

ここには出来る限り嘘偽り無く自分が今までやってきたことの詳細を記述し、入社が決まった場合にお互いの認識に大きなズレが発生するというような事故が無いように力を入れて作成するのが良いでしょう。
(虚偽情報を載せても面談で酷い結果になるだけですし、仮に採用されたとしても試用期間が設けられている場合はそこで問題のある人材だと思われてしまい業務を続けるのが困難になってしまいます)

企業の採用担当者の多くはこの職務経歴書を見て

  • 面談の際にどういったことを尋ねれば良いか
  • 受け答えのリアクションから記載内容が事実であるかどうか
  • 自社の社員となったとしてどういった業務を遂行出来るのか

といった部分を重視している傾向にあると思います。

自分のスキル外の業界を目指すのなら

中途や経験者採用の場合は職務経歴書に無い案件やスキルを必要としている企業に対してどれだけこちらが入社したい意思を伝えたところで、相手はほぼ新卒の未経験と同じような扱いになってしまい歯牙にも掛からないということになってしまう側面もあるので、もしそういった企業に対して就職活動を行おうと考えているのであれば業務以外で独学で勉強してある程度のクオリティが担保されているポートフォリオ(自分の技術をアピールするための何らかの成果物)を用意する必要があるでしょう。

会社選びで注意すること

これは今回の私の条件で気を付けていたというよりも、転職活動する人が全般的に注意しておきたい部分について書いていきます。

SESかどうか確認した方が良い

SESとはシステム・エンジニアリング・サービスの頭文字で、自社の社員を他所の会社へと出向させてその現場にて作業させる仕事の形態です。
個人的にSESがメイン業務の企業は業界未経験の新人が短期間就業するには良い経験の場になると思いますが、転職活動を行っている経験者が中途で入る意味はほぼ無いと思っています。

それは何故かというと、

  • 客先常駐だとどれだけ良い結果を出しても業務内容が自社の上長に直接的に評価されない
  • 直接的に評価されないので賞与や昇給も総じて低い金額になる
  • 結果的にやりがい搾取企業と化している
  • 案件次第で業務内容や作業場所が大きく変わる
  • 業務内容が大きく変わると深い知識を付けたりプロフェッショナルになれない
  • 客先の現場責任者が業務委託と準委任を理解していないことが多い
  • 業務委託と準委任を理解していない現場では違法行為が発生することがある(偽装請負)
  • というか理解してない場合が8割以上なので実態として偽装請負だらけの状態
  • 自社案件が無いと実態として派遣労働者のような存在になる
  • 自社案件が無いと自分から提案して自社で育てていくシステムが何も無い
  • こういったものが無いのにやりがいについて問われても答えられる訳がない

というような理由があるからです。

採用募集にも企業サイトにもわかりやすくSESをやっていることを書かない悪徳企業が多数あるのが実情で、その場合はWebサイトに

  • 人材運用やITコンサルティングという単語がある
  • システムインテグレーターという単語がある
  • ITソリューションという単語がある
  • 実績や得意分野の技術が有り得ないくらい広すぎる
  • 実態として人材派遣会社なので分野や技術を固定出来ない
  • 外向けに協力会社を募っている
  • 通常または特定労働者派遣事業の認可が記載されている

複数該当する場合は要注意で、こういった部分を調べてみてください。

こういったこともあるので、やり取りする前にWebサイトはチェックするべきですし実際のメールではどういった案件があるのか、その案件は受託かつ自社での社内開発なのか、SESで現場も作業内容も転々とするようなことは無いのか、などなどを厳しくチェックするべきです。

採用担当が何度もしつこくメールのやり取りを継続しようとする

転職希望者からほぼ相手にされていない企業の採用担当は時間も余っている上にどうしても採用実績を作りたいので断っても何度もしつこく食い下がってきます。

メールのやり取りを補足するような内容以外で一度でも食い下がってきた時点でその後は返信する必要はありません。
時間の無駄です。

Webサイトにポエムばかり載せている企業

危ないことこの上無い、俗に言うやりがい搾取企業の可能性が高いです。

こういった企業の場合はSESよりもむしろ自社製品の開発をしていて、たいしたソフトウェアでも無いのにそれを誇りとしているようで意味不明にプライドの高い人たちが多い印象です。

仮に入社しても、その後すぐに息苦しい環境になることはわかりきっているので即切り安定です。

Webサイトが機能性皆無のデザインと挙動に全振りの企業

経営者がITエンジニア出身では無く営業や他業種を経て起業したケースに多く、見栄えだけの中身の無い企業だと自白しているようなものです。

特に採用担当が若手の女性社員だったりする場合、面談のときも技術系の質問がほぼ出来ない縁故か見た目採用だと思われても仕方のない人材登用をしている責任者がいる場合も多く、こういった企業も可能な限り回避した方が良いです。

面談で注意すること

基本的に現在のIT業界の面談は

  1. オンラインでの書類選考
  2. オンラインでのカジュアル面談(TeamsやZoom)
  3. オフラインで会社に出向いての一般的な面談

このパターンで行われる事が多く、複数回面談がある場合は最初はオンラインで最後の面談のみオフラインの対面での面談になる事が多いようです。

転職の場合は面談は多くても3回程度(オンラインを除く)までの会社が多く、面談が少ないということはそれだけ早く就職が決まるので面談が少ないことも転職先の利点としてアピールしている会社も多く存在します。
反対に社員数50人未満の中小の場合は複数回の面談があるとそれだけ就職が決まるまでのハードルが上がり転職者に敬遠される要素になるので面談回数も少なく、取締役や人事部長との1回(オンラインを除く)の面談だけという場合が多いです。

例1)社員数が20人未満の中小企業
相手会社からのオファー
代表取締役とのオンライン面談
代表取締役とのオフライン面談(相手先の会社にて)

例2)社員数が50人未満の中小企業
相手会社からのオファー
採用担当者とのオンライン面談
代表取締役とのオフライン面談(相手先の会社にて)

例3)社員数が100人以上の中小企業
書類選考
採用担当者とオンライン面談
採用担当部長とのオンライン面談
採用担当部長とのオフライン面談(相手先の会社にて)

例4)上記以外の大企業
書類選考
採用担当者とのオンライン面談
採用担当者とのオフライン面談(相手先の会社にて)
筆記テストやSPIテスト(相手先の会社にて)
採用担当部長とのオフライン面談(相手先の会社にて)

もちろんこれは一例でもっと変則的なパターンもある(大企業でも人材確保に熱心な企業はオファーまたはスカウトからの採用担当部長とのオンライン面談スタートもある)とは思いますが、中小企業だと大体の場合は代表取締役との面談があり、大企業の場合は大抵の場合は何らかのテストがあると考えておけば間違いないです。

基本的に最初に書類選考がある場合でオンライン面談まで進んだ場合は「職務経歴書の内容はうちの会社でも仕事出来る感じがあるよ!」と言われているようなものなので、面談時に尋ねられたことを詳細にはっきりと伝えるだけで良いのですが、ITエンジニアとして長く活動していてプログラミングがメインの人は「相手の目をみてしっかりと話し合うことが苦手」という人も多いと思うので、そういった人は特に

  • 職務経歴書の内容に対して尋ねられたらどう答えるのか考えておく(メモ)
  • 転職したい理由などもすぐ答えられるように考えておく(メモ)
  • 既に退職している場合は退職の理由なども答えれるように考えておく(メモ)
  • これから目指す、もしくは目指したいキャリアについても考えておく(メモ)
  • 自分が即戦力となれるスキルやポジションも考えておく(メモ)

などは特に意識してください。

メモと書いているのはオンライン面談中はWebカメラやスマホのインカメラでやり取りを行いますが、例えばデスクトップのカメラのすぐ横に上記の事柄についてWindowsのメモ帳にメモを書いておいてそれを見ながら受け答えをしても、相手からするとカメラを見ているようにしか見えないので全然問題ありません。

全てメモの棒読みというのは問題ですが「こういったやり取りが発生した場合はこれを行う」というような基本的な心構えを本番前に作っておき、それを補う手段としてメモを開いておくというのは非常に有効です。
(業務などで特にマネージメントを行っていて他社とのやり取りが多く発生する立場にいる人はこの程度のことは日常茶飯事でやっている)

当たり前ですが面談だけでは相手の技術はあまりよくわからないので、訊ねたことに対してしっかりと受け答えが出来るのかどうかが一番注目されています。
(本当に技能が重視される場合は2次面接以降にオンラインや筆記でのテストが用意されるので)

キャリアって何?

キャリアと聞くと身構える人も多いかと思いますが、要するにこれから新しい企業の社員として仕事をする上でどういったポジションになれるように努力していくのか、ということを聞かれているので、相手が何を求めているのかわかりませんし相手の求めている物が仮にわかったとしてもそれが自分の意にそぐわないキャリアであれば続けていくのが難しくなってしまうので、例えば

  • これからも開発をメインとしてSEとしてのポジションで上を目指したい
  • 上流工程やエンドユーザーとの要件定義を行うポジションを目指したい
  • 広い経験をいかして新しいことにもどんどん挑戦していきたい

等々、本音をぶつけてしまった方が広い意味で楽になります。

仕事のやりがいって何?

これは人それぞれ違うと思いますが、何か仕事をする上で大変なことや苦しかった経験は誰にでもあることですし、それがきっかけとなり仕事を辞めたり離職していく同僚を見送ったこともありますが、この働く上で苦しかったり大変だったことを乗り越えて、それから何年か経過してから「あのとき大変だったけど、投げ出さずに最後までやり遂げたことが今の自分の実力を支えている」と感じられるような瞬間があったら、そのとき初めて大変だった過去の仕事がやりがいに変わるのだと思っています。

仕事のやりがいとは、現在進行形の仕事に対して発生するものというよりは、過去を振り返ったときに今の自分の実力を支えてくれた、或いは支えているであろう経験となった仕事に対して発生するものであるという考え方です。

これは大抵の場合は「簡単で楽な仕事」だったり「他の誰にでも勤まるであろう仕事」に対して抱くことの無い感覚で、そういった仕事だけしか続けられない人間になってしまうとどんな業界にいっても長続きせず途中で投げ出してしまうことになるでしょう。

なので、やりがいというものは基本的に「他人から与えられるものでは無い」のです。

その他

IT業界の転職活動に必要なことはこれくらいで、あとは自分でどれくらい入社を希望する企業を探すことに時間を作れるのかだったり、たまにはオファーやスカウトのメールも確認したりということを多くこなせるのかが焦点になってきます。

今まで書いたように、相手会社の採用担当者がおかしな対応だったり、文章に違和感を感じることがあったとしても、自分から相手に対して送る返答は誰に見せても、自分が後から見返しても恥ずかしくない対応を心掛けましょう。

そうした上で「これ以上対応してもお互いに時間の無駄」と判断したならば、辞退する旨を記してメールを送り、それ以降は返信などする必要はありません。

あとがき

そんなこんなを繰り返し、最初に提示していた条件の

  1. 前職と同じか同等の業務内容であること(大幅なスキルチェンジを要求されない)
  2. 前職と同じか同等の給与や待遇が保障されていること
  3. フルリモートで業務が行えること
  4. フルリモートの環境が今後も確実に続く保証があること

この条件全てがクリアになる就職先が日本ではなかなか見つからず、結局はアメリカに拠点を置く外資企業の日本支社所属のITエンジニアとして就職が決まりました。
(一応所属としては日本支社ですが、一切日本支社に出社する必要無し)

現在は円安ドル高ということと、私自身の経歴が結構珍しいタイプのフルスタックエンジニアということもあり、待遇としては今まで勤めていた日本企業とは比較にならないくらい全ての面において大幅にプラスとなりました。

転職活動中にやり取りのあった日本企業との活動内容は以下のような感じで、

上場企業やプライム企業の場合(日本国内)
 ⇒ 仕事内容:○結構幅がある
 ⇒ 給与待遇:◎入社後も引き抜き対策かそれなりに高額(中小企業の1.5倍~)を提示してくる
 ⇒ リモート:✕1か月もしくは2ヶ月に1回は出社して欲しいという企業が多い

日本人なら誰でも知ってるレベルの企業からも多数オファーやスカウトが来て、私くらいの経歴書を見てこんなに来るのかと軽く引きました。

雇用の話になるので当たり前と言えば当たり前ですが、男性女性問わずやり取りが非常に丁寧な採用担当者の方が多い印象で、断るのが心苦しかった方も多かったのを覚えています。

中小企業の場合(都内の企業)
 ⇒ 仕事内容:◎から✕まで結構ばらばら
 ⇒ 給与待遇:✕金額的に合意に至らない企業が多い
 ⇒ リモート:△今すぐには用意出来ない or 案件として持ってる(事実上無い)

特に傾向というものもなくピンキリな印象で採用担当者の大半は男性でした。(女性の場合は本当に受付だけといった感じ)
社員数50人以下の中小企業の場合は採用担当者は転職希望者との面談アポを取り付けるだけで、面談は1回目から営業部長や取締役が直接面談したいと直談判してくるケースも多いです。

小さい企業に入って企業を育てつつ、自分も育って将来的にその企業の管理職や取締役を目指したいという考えならば考慮対象となるのかもしれません。

東京以外に本社を構えている企業
 ⇒ 採用したいとは言うだけで何一つ合意に至らない(地方なのでそもそもの単価が安い)
 ⇒ 願望だけで求人を出している企業が多い印象(転職知識の無い人が引っかかるのを待っている?)
 ⇒ 謎に高圧的な文章のメール対応する人が多い(人事や採用担当の質が著しく低い)

基本的に東京以外の関東圏外に拠点を置く中小企業は全てにおいて質が低い印象で、都内で活動しているITエンジニアは地方の企業(特に大阪や京都などの関西方面)への転職は避けた方がいいかも。

上場企業やプライム企業でも妥協出来なくはない内容だったのですが、少ないとは言え都度出張扱いで本社に行く意味が「社員同士のコミュニケーションを深めるため」という回答だったりすると、ああこの企業は近い将来リモートが無くなるかもしれないと思わずにはいられなかったので全て辞退しました。

最終的に就職を決めた外資企業は、TOEICや英語の会話力を必要とされないという条件もあったので日本語しか話せない人でも安心してずっと自宅から働ける環境は良いなと思っていますが、稀に海外出張(多くても年に1回)があるようなのでそこだけが心配。
こちらの出張も海外で重要な仕事があるというよりも「出張扱いで交通費や滞在費は全て会社で負担するから是非本社を見に来てほしい」というような(日本で採用した日本人社員が珍しいのでアメリカのバカンスのシーズンに合わせて現地にもたまには来て欲しい的な)ニュアンスで説明されたので、出張そのものが重要な業務では無さそうな雰囲気でした。

業務の内容としては大きく変わりないのですが、環境として特にオンライン周りはガラっと変化しているので前回のエントリーでも書いたように2025年はブログの更新頻度が下がるかもしれませんが、どんなに忙しくてもWILDSとデスストランディング2はプレイしたいと思っています。

来年からは家族であるフェレットを膝上に乗せながら仕事をしたり、コタツに足を入れて温まりながら音声通話で仕事が出来ることを楽しみにしています。

IT業界の四方山話

私の今回の転職は色々と条件があったり厳密にアーキテクトを選んだりしたので苦労した部分もあるのですが、一般的には業界で5年以上10年未満のそれなりの業務経歴がある経験者の転職なら

  • 東京都内在住
  • 出勤しても問題無い(片道1時間くらいの通勤時間)
  • 務める会社は中小企業でも良い
  • 平均的な給与があれば良い(30代で年収500~600くらい)
  • 契約形態に拘りが無い

こういったところが許容出来るのであれば、一般的にメジャーなオープン系ITエンジニアなら即日、最低でも一週間以内には就職先を決めることが可能だと思います。

こういった背景には、

  • ある程度の経歴のあるITエンジニアの絶対数が少ない
  • 買い手市場時代にITエンジニアを冷遇したツケを払っている企業が多い
  • 未経験やロースキル人材を出来る限り育成したくない&する時間が無い
  • 仮に自社で育成しても待遇や給与次第で簡単に転職される
  • 中小企業は簡単に転職されないような給料を社員に出せない
  • IT系の案件はあっても人を捻出出来ないので作業を回せない
  • 案件を増やせないので会社の規模を大きく出来ない

等々、本文中でも少し書きましたが様々な問題を抱えているのが今の日本のIT業界なのです。

私は「ITエンジニアになってこの業界で働きたい!」という人に対してあまりおすすめはしていないのですが、一度技術を身に付けたならば今後しばらくは就職で困るということは無いと思うので、興味があるのなら目指してみるのも良いかもしれません。

少し前にプログラミング業務はAIに取って代わられる職種として挙げられていたこともありましたが、システム構築というのは常に最大効率の最適解だけが求められている訳ではないのでAIがこれを担当するにはまだまだ問題が大きく、単純なコンバージョンや小さい範囲のプトロタイプコーディング以外では人間の手作業がこれからも求められる業界です。

IT業界未経験者の疑問に少しだけ回答

未経験でも転職出来るの?

会社によるとしか言えませんが20代であれば未経験でも比較的転職し易い業界かもしれません。
しかしながら "未経験でも採用" している企業は多くても "未経験を積極的に採用" している企業は世間で言われるようなブラックな企業が相当に多い印象です。

そして未経験かつ習得技能無しの中途採用の場合は、新卒と同等の給与でもいいから何としても正社員になって自分の時間で勉強しつつ業務経歴を付けたい!という意気込みのある人以外は雇用条件的に相当厳しいでしょう。

正社員で年収1000万円って本当?

日本企業という前提で、会社の規模によりますが中小で年収1000万円はエンジニア(技術職)として働いている状態ではまずあり得ないと思います。
相当経営状態の良い企業で部長以上の役職付きにならない限りはまず不可能でしょう。
上場している大企業で結果を出しているマネージャー層でやっと年収1000万円超える感じです。

ちなみに2024年の平均年収(IT以外も含む)は

  • 30歳:400万円
  • 40歳:440万円
  • 50歳:470万円

となっていて、20歳から65歳までを合算した年収の中央値は350万円前後だと言われていますが、ITエンジニアは中小企業でも年収としては先に述べた平均年収よりは+100万円以上は高く支払われている企業が多いと思います。

逆にフリーランスならば30代そこそこのエンジニアでも安定して案件を取れるのであれば年収1000万円は月単価で約80万円(中小企業の中堅社員の月単価が80万円前後)の案件を1年間受ければ達成出来るので全く難しい事ではありませんが、先にも述べましたがフリーランスの年収1000万円は

  • 厚生年金が無い ⇒ 定年後の生活費を貯蓄する必要がある
  • 失業保険が無い ⇒ 案件が取れない間の生活費を貯蓄する必要がある
  • 退職金が無い ⇒ 大手企業正社員であれば貰える退職金が無い

という事柄などを踏まえると正社員の年収に換算で600万円~700万円くらいと考えることが出来るので、これはエンジニアに限った話ではなく何のフリーランスでもそうですが個人事業主の年収1000万円は最低限老後も考えた将来設計に必要な収入であり、実際は然程高給取りとは言えないと思います。

プログラミングスクールに通った方がいいの?

人それぞれかと思いますが、学生時代から塾とか部活動などで結果を出せる人なら通う意味はあるのかもしれませんがプログラミングスクールに通っていたということが就職で特別何かアピール出来る部分にはならないと思います。

昔と違って今はネット上でも色々無料で勉強出来る素材がたくさんあるという事を考えると、そういったものを自分で取捨選択し進んで独学で勉強出来るくらいの人でないと仮にIT企業に就職したとしても付いていけなくなる可能性が高いです。
業務は自分が知っている範囲だけでの作業を行う訳ではないので、調査する能力だったりトラブルシューティング出来るスキルも同時に身に付けた方が良いでしょう。

コミュ障でもシステムエンジニアになれるの?

相当厳しいと言わざるを得ません。
1つの案件でそれぞれ作業フェーズがあり、

  • 要件定義
  • 基本設計
  • 詳細設計
  • プログラミング
  • 単体テスト
  • 結合テスト
  • 総合テスト
  • 運用テスト
  • リリース

この中で実際にコーディングを行うのはプログラミングと単体テスト部分のみでその時間というのは全フェーズの2割もありません。
コーディング中でもリーダーやマネージャーと打ち合わせする機会はありますし、長くやっていると必然的に大きなプロジェクトに参画したり次第にプログラマーからSEにチェンジしていき要件定義や基本設計からフェーズに参加することになるので客先でのシステム要件を決める会議などにも出席することになります。
実際問題として、誰とも関わらずに一人で完結する仕事というのは無いのです。
じゃあ専業プログラマーになればいいと考える人もいると思いますが、プログラマーである限りはどれだけ技術力が高かろうと会社内の作業スペースは決まっているのに全体の2割にも満たない業務しか行えない人員に対して高給を支払う企業は存在せず必然的に契約単価は一番安い条件となってしまい会社としても大きな売上が立たないので結果として会社は社員に対して20代でも50代でも同じ給与しか払えないことになるので、それが許容できるのであればそういったポジションでの活動することは可能かもしれません。(ただし会社の経営が厳しくなった場合真っ先にリストラ対象にされやすいと思います)

リモートの仕事が出来る会社ってたくさんあるの?

今回転職活動をしていてわかりましたが、業界全体として考えてリモートを会社の利点として挙げている企業でもリモートなのかフルリモートなのかは明確に分かれている感じです。

  • ①ほぼ全て強制出勤
  • ②リモート(週に1回は自宅で仕事が出来る)
  • ③フルリモート(月1か2程度の定例会議のみ出社でそれ以外は自宅で仕事が出来る)
  • ④フルリモート(特別必要に迫られない限りは常に自宅で仕事が出来る)

業界(銀行系、官公庁系などはほぼ100%出社のみ)にもよりますがおおよそこのようにわかれていて、日本企業の場合はリモートやフルリモートを謳い文句にしていても実態は自社で持たない案件についてそう言ってるだけだったり、ただのセールストークだったりすることが大半な感じで実際のところ全体で見れば
â‘ 70%
â‘¡25%
â‘¢4%
④1%未満
こんな感じだと思われます。

①は多くの中小企業や大企業
②はWeb系やITを主軸に据えた企業全般
③は大企業の社内SEやマネージャー層などの管理側
④は中小企業かつ自社製品を開発しているWeb系技術者集団
という感じでわかれているように感じました。

今年半ばからは③だった企業も②や①に切り替わっている感じもあります。
このような分布になるので、新卒や未経験中途の人が②以上の環境で仕事出来る可能性は非常に特殊な現場を除いてほぼ無いと考えた方が良いです。

新卒が就職しない方がいい会社ってあるの?

具体的にこの会社が駄目!ということではなくて、ITエンジニアとしてのスキルを段階的に身に付けていけないような作業しかない会社には就職しない方がいいと思います。

  • テスト、デバッグ作業がメインの会社
  • 特定の技術ではなく雑多に作業する会社

テストやデバッグは開発をしていく上で同時に覚えていくことになるのでそれをメインにやっていくことに全く意味がありません。
新卒のうちはある程度覚える言語や技術を絞って、基本的なことは誰かに聞いたり調べたりしなくても作業が出来るくらいの知識を付けられるような業務が行える会社に就職することをおすすめします。

もう少し業界を狭めるのなら、

  • ゲーム関連の会社
  • 自社パッケージ開発がメインの会社
  • キャリアとして通常昇進ルートがほぼ確定してしまう一般的な大企業

この辺りは好みがあるかもしれません。

ゲーム関連は根本的に業界が狭い上に一般的なIT業界と使用している言語は同じでも内部のロジックが違い過ぎて転職した場合に応用があまり効きません。
(応用が効かないのは採用する側もわかっているので経歴が評価されない)

自社パッケージ開発もその会社でしか使えないフレームワークで開発環境がガチガチに固められている可能性が高く、クリティカルでは無いにしても転職した際に他で通用しないスキルしか身に付かない可能性が高いです。

一般的な大企業は本当に適正のある人かIT系大学や工学系大学卒の新卒以外は2~3年の開発経験しか積めない状態で、そこから経験も技術も無いのにSE→リーダー→マネージャーと段階的に上がっていき技術者として中身の無い中間管理職にされてしまってITエンジニアとしての経験が積めません。
(技術職でなくても良いのならこれはありだと思いますが、こういった人材が陣頭指揮していたり上流工程に携わってしまうので俗に言うデスマーチが始まってしまう)

ITエンジニアとしてどんなスキルが求められているの?

これがIT企業の中でも更に細分化した業種や年収でもわかれていると思うので一概にこうだとは言い難いのですが、メジャーなところをざっくり感覚的に言うと以下のようになります。

フロントエンドエンジニア

スキル:★★☆☆☆
需要 :★★★☆☆
年収 :★★☆☆☆
HTMLやCSS、Javascriptのスキルを必要とされ多くはBtoC向けのWebサイト開発がメインとなっている感じです。
昔はそうでもなかったのですが現在は大半のケースで作業を完全外出しにすることが可能な領域となっていて仕事は多い反面、求められるスキルが低いので作業を請け負いたい人も多く、時間給サイトやフリーランスで低価格案件が奪い合いになっている印象があります。
フロントエンドのスキルがあるならバックエンドのスキルも習得して一連の処理が行える技術者になる方が業務で担当出来る範囲が広がり有利なのは誰もが理解出来ることなのですが、そういった実情があっても長期に渡りフロントエンドのみという人は根本的な学習意欲だったりスキルが欠如していると見られることも少なくないので今後どうなってくるかはわかりませんが現状では「技術はフロントエンドだけ」というITエンジニアになることは絶対におすすめしませんし、真っ当なIT企業にはそういった人員は存在しません。

サーバーサイドエンジニア

スキル:★★★☆☆
需要 :★★★★☆
年収 :★★★☆☆
オンプレミスでもクラウドでもスマホアプリでも、どのような分野においてもサーバーサイドで動作するプログラミング無しで成立するシステムはほぼ存在しないのでITエンジニアを名乗るのであればこの分野の言語とSQL等のRDB操作関連は最低限押さえておくべきスキルです。
フロントと違ってサーバーサイドのみで活躍するITエンジニアは多く存在しますが、Windowsアプリの需要が下がりWebアプリの需要が年々拡大している現状ではフロントも多少は触れるようにならないと受注出来る案件が大きく狭まります。
大手でなければフリーランス向け案件も程々の金額で募集されている印象ですが、レガシー系になると大きく相場がダウンしている感じです。

インフラエンジニア

スキル:★★★☆☆
需要 :★★★☆☆
年収 :★★★☆☆
開発を行ったりサービスを提供する上で必ず必要となるサーバーやネットワーク周りの設定やメンテナンスを手掛け、広義ではDCなどでのオペレーター業務なども含みます。
大別してMSやOracleなどの大手メーカー系とLinuxなどのオープンソース系がありますが、余程大きい規模の案件でない限りはインフラ専門のITエンジニアをアサインすることはなく他との兼務になる場合が多いのでフリーランス向け案件もあまり多くは無い印象です。
この業務はベンダー系資格所有の有無が非常に大きなアドバンテージになっています。
 
 
コメントやDMなどで質問が来たら随時追記します。
 

私信

私信のエントリーになります。


2024年も当ブログでは細々と情報発信を行ってきました。
 
開設から約5年が経過した当ブログもおかげさまで開設時と比較して1日のプレビューが100倍以上になりました。
 
記事が注目されているというのは良い意味でも悪い意味でも元となった事柄について情報を求めている人が多く存在し、その需要に応える形で情報発信が出来たのかなと思っています。
 
過激な記事を書いてビューを稼ぐような意図は全く無いのですが、こういった情報系ブログは事なかれ主義のスタンスが多いように見受けられる中、読者の皆さんの記事を読み解くという努力の先に、当たり障りの無いあまり参考にもならないような情報発信をしてしまわないよう、記事を読むことが単なる徒労にならないようにと常に心掛けて来ました。
 
この方針はこれからも変えるつもりはありませんし、そういった情報を求めている読者に対して有意義な情報源となれるように精進していきたいと思っています。
 
来年2025年は管理人のリアルな生活事情が大きく変わる予定になっていて、ゲームに触れる頻度も減ると思いますし同時にブログも今まで通りの頻度で情報発信していくことは難しくなるかもしれませんが、WILDSやその他新規IPのゲーム作品も多く控えていることや、生成AI関連の技術的進歩も日々めざましいものがあるので大きな変化のあったタイミングでは出来るだけ情報発信出来るようにしていければと考えています。


以上、

本年も当ブログに足を運んでいただきありがとうございました。

来年も当ブログをよろしくお願いいたします。