【コマンド】「cd D:\ してるのにドライブが変わらない？PowerShellとコマンドプロンプトのちがいメモ」― cmdでドライブを変えるのは cd じゃなくて D: だった話 ―

こんにちは。いーかです。

 

今日のテーマは、Windowsで開発してるとちょいちょいあれっとする小ネタです。

PowerShellだと
cd D:\AI\Tool
って打てばそのまま Dドライブに移動してくれるのに、
コマンドプロンプト（cmd）だとドライブが変わらない…😇

これ、わたしもしばらく
「なんで？？？」ってなっていたので、
ちゃんとメモとして残しておくことにしました。

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1. 結論：cmdでドライブを変えるには cd じゃなくて D: だった

先に結論だけ書くと、こうです👇

• ドライブだけ変えたいとき（cmd）：

 

D:

• ドライブ＋フォルダを一気に変えたいとき（cmd）：

 

cd /d D:\AI\Tool

PowerShell
→ cd D:\AI\Tool でOK

コマンドプロンプト（cmd）
→ D: でドライブ変更、
cd /d パス でドライブ＋ディレクトリ変更

この違いを知らないと、
**「あれ、cdしてるのにCドライブのままなんだけど…？」**ってモヤモヤします。

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2. なんで cd D:\ じゃダメなの？（cmdのクセ）

cmdには、ちょっと独特なルールがあります。

● cmdは「ドライブごとにカレントディレクトリを覚えてる」

ざっくりいうと、こういうイメージです：

• Cドライブには C用の「今いる場所」情報

• Dドライブには D用の「今いる場所」情報

• Eドライブにも E用の「今いる場所」情報
  …という感じで、ドライブごとにカレントディレクトリを覚える仕様になってます。

なので、

 

C:\Users\iika> cd D:\AI\Tool

と打つとどうなるかというと、

• 「Dドライブの“カレントディレクトリ情報”」だけが更新される

• でも「いま自分がいるドライブ」は C のまま

つまり、内部的なメモは変わるけど、
自分が立っている場所（ドライブ）は変わらないという状態になります。

だからプロンプトはずっと：

 

C:\Users\iika>

のまま。

「え、じゃあどうすればDドライブに移動したことになるの？」
というと、そこで出てくるのがさっきの D: です。

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3. cmdでの正しい（？）ドライブ移動の書き方

✅ ドライブだけ変えたい

 

C:\Users\iika> D: D:\>

これで、「いまいるドライブ」そのものが D に切り替わります。

✅ ドライブ＋パスを一気に変えたい

 

C:\Users\iika> cd /d D:\AI\Tool

D:\AI\Tool>

• /d オプションを付けると
  👉 ドライブの変更＋ディレクトリ移動 を同時にやってくれます

PowerShellでやっていた、

 

cd D:\AI\Tool

に一番近い動きが、
cmdではこの cd /d ですね。

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4. 実際どう使い分ける？

わたしの場合は、こんな感じで使い分ける予定です。

• すでにDドライブ側に「よく使う場所」が決まってるとき
  → まず D: でドライブを移動してから
  普通に cd work みたいに移動していく

• Cドライブから一発で D:\AI\Tool に飛びたいとき
  → cd /d D:\AI\Tool

PowerShellに慣れてると、
**「すべて cd パス でなんとかなる世界」**に脳が最適化されてるので、
cmdに来ると一瞬戸惑います。

でも、

cmd
→ ドライブ切り替えは D:
　ドライブ＋パスなら cd /d

これさえ覚えておけば、
あとはそんなに迷子にならなさそうです。

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5. 今日のひとこと（成長ログ）

「なんで動かないの？」と感じた瞬間は、
　新しい“OSのクセ”を1つ理解するチャンス。

PowerShellとcmd、
見た目は似ているけど、
中身のルールは思った以上に違います。

この小さな違いに気づいて、
ちゃんと「メモして人に渡せる形」にできたのは、
自分の中の 「開発者OS」 がまた一段階アップした感じがしました。