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2010年2月12日金曜日

料理と仕事が似ている理由


自分で朝ごはんを作り始めてからちょうど1年ほどが経ちました。(2009å¹´2月ごろ開始)
なんだかんだ言われながら、1年間続けてこれたのも、家族のおかげです。

「もう1年になるのかー」と思い出しながら、ふと思ったことが、

「料理と仕事が似ているのでは?」ということ。

なぜそう思ったのか?

料理自体本格的にはじめて1年ちょっと。最初のころはなにをどうすればよいかわからず、あまり考えずに(メニューとか、調味料とか)作っていました。しかし、当然ながらそれではうまくいきません。

一度やらかしたのは、朝にも関わらず、ご飯、パスタ、お味噌汁、パンを出したことでした。当然「こんなに食えねーよ!」というクレームがでました (><)

一通り横に先生(妻)がいて教えてもらい、なんとなく全体の流れがわかるようになってきて、「最初にメニューを考える」、「お湯が湧いてから材料を入れる」、「調味料を入れるタイミングはここ」とか、理解できるようになってきました。

ポイントは、
「全体(メニュー)を俯瞰して、準備(材料・調味料)を怠らず、適切な順番(炒める順番やメニューの順序)で行う」
ということです。

このポイントは、仕事にも応用できるのではないか?と思い始めたのが最近でした。
上のポイントを仕事に当てはめると
「全体(タスク)を俯瞰して、準備(資料、関係者からのヒアリングなどの情報収集)を怠らず、適切な順番(優先順位)で行う」
となるのではないでしょうか。

また、成果物の評価も一緒だと思います。
料理の評価方法:食べてくれる人が”おいしい”と思うか、”まずい”と思うか。
仕事の評価方法:仕事を頼んだ人が”ニーズに合致している”と思うか、”ニーズに合致していない”と思うか。

段取り〜作業〜評価方法まで似ているので、片一方でうまく行きはじめると、もう一方でもうまく回り始めるかもしれません。

うまくこなすには?

では、両方ともうまくこなすためには、どうやったらいいでしょうか?
ポイントは、上のポイントの「全体を俯瞰する」だと思います。

料理も仕事も全体を俯瞰する(自分が何をやりたいのか?)」を明確に持っていると、その後の作業がやりやすくなっていくような気がしています。
料理では、「今日のメニューは何にしよう」ということだったり、仕事では「今日のタスクは、これとこれ」というふうな感じで。

これさえ決まってしまえば、優先順位をつけて、後は実行するだけです。

フィードバックを積極的にもらう

成果を出したけれども、フィードバックが無いと改善点がわからず、実は成果物がよくないままズルズルと自分のやり方になっていく…。
ということを避けるためにフィードバックを積極的にもらいいったほうがよいかもしれません。

料理だと、食べてくれる人に「今日はどうかな?塩が効きすぎていない?」とか。
仕事だと、依頼された人に「オーダーされたものと比べてどうでしょうか?」など。

フィードバックと改善点がうまくハマリはじめると面白くなってくることマチガイなしです。

最後に

この1年で経験し、考えてみた内容をまとめてみました。
料理も仕事も似たようなモノと思っているので、どちらかがうまく回るようにすれば、どちらかに影響を与えることができるのではないかと思います。

2009年12月21日月曜日

【R+ レビュー】今読むと、きっと差がつく! パスファインダー<道なき道を切り拓く先駆者たれ!!>



昨日に続き、レビュープラスから献本をいただきました、「パスファインダー<道なき道を切り拓く先駆者たれ!!>」。
大前研一さんが各方面で書かれた「名言」を集めて、各項目ごとに再度編集がかけられた本です。
特典として、この本のDVDもついているという太っ腹な本です。

これからどう生きていくか?の金言が散りばめられた本


この本の中身自体は、4章構成になってます。

第1章.教育論
第2章.日本の若者への伝言
第3ç« .「親」論
第4章.こんな大学を作らなければ日本に未来はない


特にいま読んでおいてよかった!と思ったのは、第2ç« 。
もう人生の中盤に差し掛かかりそうな年になり、これからどう生きるかを真剣に考えなければいけない時期に
この章にであったのは大きかったかもしれません。

第2章の一部抜粋をしても、これらのような根本的な内容が書いてあり、読み進めていくほど、「なるほど」・
「そうだ」という言葉がでてきました。

・好きなことをやれ、好きなことなら成功する。
  −事業そのものがスキかどうかが成功者の中の唯一の共通点ではないでしょうか?
  ー死ぬ間際に人生を振り返った時にどういう気持ちでいたいかをみんなもっと考えるべきだ。
・悩むのと考えるのは違う
  ーいまの仕事がツラいという人には、「悩まないで考えよう」「考えたら行動しよう」とアドバイスしたいね。
・英語から逃げるな
  ー情報社会において、英語という道具を持たないものはスタートラインにも立てないのである。
  ー自分は英語を使いこなして知的付加価値を生み出すことでメシを食っていくんだ。
  ー世界共通語というのは、”通じてナンボ”のブロークンイングリッシュなのだ。要は思ったことを言えばいい。ニュアンスが伝わればいい。
・IT
  ーITは教養でもない。仕事のやり方そのものだ。
などなど…

こういった内容が多様な事例を紹介されながら、書いてあります。

ぜひ、20代〜30代の社会人の人に読んでもらいたいと思います。
きっと、いまの不安定な社会でどう「サバイブ」していくか(日本だけじゃなくて、世界でも)のヒントになることマチガイなしです。

ちょうど同じタイミングで読んだ本


ちょうど同じ頃に、藤原和博さんの「35歳の教科書―今から始める戦略的人生計画」という本をよんでいました。
ちょうどパスファインダーがレビュープラスから届く前に買っていた本です。

内容は、これから生きていくための戦術はどうすればよいか?というところでしょうか。
35歳というのは、20代の知識・経験をためて、大きくはばたけるような年なので、今後のライフプラン・戦略を考えてみてはどうか?という内容になっています。

この中で語られている内容も社会人としてこれからどうすればよいかや、これからの人生について書かれています。

この2冊に同じタイミングで出会えてよかった


この2冊に共通して言えることは、「これからの人生は考えて行動した人が勝ち」ということだと感じました。

不確実な時代の中、一昔前の「良い大学に入って、良い会社に入って、定年後はマイホーム」というレールがなくなってしまって、レールが無いところでどのように生きてくか?を説いている2冊だと思います。

大前さんはマッキンゼーのコンサルタントとして、藤原さんはリクルートのフェローから公立学校の校長先生へと活躍された方の2名が同じような事をいわれているので、これからの時代は「考えて行動した人が勝ち
な時代になっているのかもしれません。





2009年8月7日金曜日

短期間で成果を出すには:インプットアプローチとアウトプットアプローチ



最近仕事もでも、プライベートでもそうですが、「時間の使い方」というものをよく考えることが多いです。
つまり、「どうやったら、アウトプット(結果)を早く出せるか?」ということ。

時間は有限で、誰もが同じ時間を過ごしています。その中でどうやってやれば結果が出せるか?ということを考えるようになりました。

そこで考えてみたのが、アウトプット(結果)を出すために必要なアプローチの仕方。

「学習する(インプット)のをやってから、アウトプットを出すのか」、もしくは「アウトプットを出しながら学習していくのか」のどちらがアウトプットを出すのが早いのか、ちょっと考えてみたいと思います。

学習する(インプット)のをやってから、アウトプットを出す


学校の学習は、このスタイルですよね。
教科書を勉強した上で、宿題やテストなどで学習したことが身についているかをはかる。

この方法のメリット・デメリットは
[メリット]
・全体的にぬけ・漏れがなく学べる(全体像がつかめる)
[デメリット]
・学習に時間がかかる
でしょうか。

学校教育としては、全体的に抜け・漏れがなく幅広い分野をカバーしなくてはいけないため、このようなスタイルになっているのかもしれません。
また、すぐに”成果を求められていない”という点も、このように学習時間をより多くとれる要因の一つかと考えられます。(※1)

アウトプットをしながら、学習していく


では、アウトプットをしながらのアプローチではどうでしょうか。
このアプローチは社会で働く人で多く実践されているかと思います。

この方法のメリット・デメリットは
[メリット]
・求められているアウトプットを早く出せる
・必要最低限の学習ですむ
[デメリット]
・全体的な抜け・漏れがでてきてしまう(全体像がつかみにくい)

でしょうか。

社会で働く人にとっては、学習よりも成果を強く求められます。(といか、それしか求められません)
企画書を作ったり、営業をしたり、会議用の資料を作ったり、プレゼンしたり・・・
学習する時間があまりないような環境なので、どうしても、このようなアプローチになってしまいます。

しかし、こういう「時間がない環境」こそが、実は短期間で成果を出せる環境なのかもしれません。
あいている時間が短いのでその中で必要な部分を「絞り込む」
これができるようになると、短い時間でアウトプットができるかと思います。

まとめ

ケースバイケースだと思うのですが、社会人になってからは、「アウトプットをしながら学習していく」という方法が効率的でやっていけるのではないでしょうか。
ただし、何をアウトプットとするか?の定義をきちんとしないと、無駄な作業が発生する。(書いていて、耳が痛い・・・)

と、時間をかけずに成果を出すようなアプローチ方法を考えてみました。

※1:学校教育に社会人のように「成果主義」のような概念を導入すると、今の教育方法が極端に変わってしまうかもしれませんね。
基本的に社会人は「わからない点」を把握してその部分を埋めていくという作業を行うことが中心なので、「教育の仕方」のアプローチが変わってきます。
つまり、受動型の授業ではなく、問題発見・解決型の授業になっていくのかもしれません。
ついでに、「何がわかっていないか?」を考えることができる問題意識の高い生徒ができあがりますね。