「プロのカメラマンが撮影したような、人物の写真が欲しい」
「モデル写真が欲しいけど、費用がかかるので迷っている」
「撮影するには時間もかかるし、場所やモデルの確保はどうしよう」
たとえば、カメラマンに撮影場所へ来てもらって撮影する「出張撮影」。
撮影時間によって料金は変わりますが、相場は撮影1時間で2万円~3万円程度と言われています。
さらに写真のレタッチや編集などのオプション、撮影枚数が多いと数十万円の費用が必要ということも。
しかし、今回紹介するオンラインAIツールを利用すれば、誰でも簡単に人物写真を生成できます。
しかも、無料です。
超リアルな人物の全身写真を作成できるAI Human Generator
AI Human Generatorは、ほんの数クリックするだけで、超リアルな人物の全身写真をリアルタイムで作成できるオンラインAIツールです。
このツールがすごいところがずばり、「思い通りの人物写真を作成できる」こと。
ストック画像から見つけるよりも、きっと速いです。
さらにすべての機能を無料で利用できます。
AI Human Generatorの大きな特長
超リアルな人物写真
高度なAIアルゴリズムによって画像は、生成された人間と本物の人間の区別がつかないほど。
最大限の多様性
あらゆる人種や年齢、体型の人物キャラクターを生成できます。
さまざまなポーズにも対応
プロのモデルのようなポーズから、カジュアルなスタンスまで、思い通りのダイナミックなキャラクターを生成します。
実在する顔と組み合わせて利用
実在する人物の写真をアップロードすると、AIが自動で顔を識別し、瞬時に生成されたボディで顔を試すことをできます。
多彩なファッション、衣装
生成した人物モデルは、思いのままに着せ替えすることも可能。
いろいろな服を試してみましょう。
完全無料
ただし個人利用のみで、商用利用については直接問い合わせる必要があります。
AI Human Generatorの使い方レビュー
AI Human Generatorをはじめるには、「Create Human」をクリック。
開いたインターフェース画面がこちら。
左に設定オプションが並び、右に生成された画像が表示される仕組みとなっています。
設定オプションの「Face」は、事前に用意しておいた手持ちの人物写真をアップロードすれば、顔を置き換えることができます。
フリーストック写真サイトで見つけた、こちらの写真を読み込ませてみます。
画像をアップロードしたら、「Update Human」をクリックし、写真を再生成。
用意しておいた写真の顔をつかって、うまく画像が生成されました。
「Age」を設定すれば、年齢や見た目を瞬時に変更することも可能です。
「Adult(大人)」を設定しなおし、再生成。
一番下に入力されていた「Gray Beanie(灰色のニット帽)」を削除すると、被っていた帽子はなくなりましたが、服装も変わってしまいました。
「Ethnicity(人種)」から「Japanese」を選ぶと、より日本人っぽい画像が生成されました。
「Clothing(洋服)」タブからは、着用する衣装をカスタマイズできます。
まずは、「Clothing Color(洋服の色)」を「Muted(色調を抑えた)」を選択したところ。
衣装の色だけがうまく変更されました。
衣装のオプションは、Tシャツやブラウス、シャツ、タンクトップ、セーターなど豊富。
「Dress(ドレス)」を選択してみたところ。
さらに衣装の上下で、より細かく設定することも可能。
「Sweater(セーター)」と「Jeans(ジーンズ)」を選択すると、見事に反映されています。
コートやカーディガン、パーカーなどのアウターも追加可能。
ここでは「Trench Coat(トレンチコート)」を選択。
さらに文字プロンプトを追加して、衣装をカスタマイズすることもできます。
ここでは「Diamond Necklace(ダイヤモンドのネックレス)」と入力したところ、きちんと胸元にネックレスを着用した画像が生成されました。
「Pose」を選ぶと、生成した雰囲気はそのままに、ポーズを変更することができます。
AIによる画像生成のため、なんとなく髪型や衣装、雰囲気が変わってしまうこともありますが、そんな時は画像を再生成しましょう。
さらにこんなポーズも。
ここでは一緒に「Hair Color(髪の色)」も茶色っぽく変更しています。
「Hair Style(髪型)」をいじれば、自由な髪型を手に入れることもできました。
「Background(背景)」タブからは、その名の通り全身写真の背景をえらぶことが可能。
「Studio Backdrop(スタジオ撮影)」では、シンプルで使いやすい背景に。
人の影がリアルに表現され、ふわりと浮いているような浮遊感が。
「Rooftop(屋根の上)」とすると、高い建物の上で撮影したような写真に。
「Sunset(夕焼け)」とすると、画像の左側から髪の毛に夕日が反射している様子も、ごくごく自然に再現されています。
完成した写真がこちら。
クリックしただけで生成したとは思えない、本格的な人物写真を作成することができました。
まるで実在するようなレベルの仕上がりには正直、驚きました。
AI Human Generatorを利用してみて
実際にツールを体験してみて、リアルな全身写真をほんの数クリックするだけで、思い通りに作成することができました。
これまで予算やモデルや撮影場所の確保など、人物写真の撮影をあきらめていた人に、ぜひ一度試してもらいたいツール。
まずは自分や知り合いの顔をアップロードしてみるのがオススメですよ。
ツールを利用する上でいくつか注意したい点がこちら。
- 画像を再生成すると、髪型や衣装が変わってしまう
- 生成できる画像は1024x1024px
- ポーズによっては、手が3本になるなどAI特有のバグが起きる
- 個人利用のみ無料
完成した画像を、フォトショップの生成塗りつぶし機能を使えば、まるで本当に撮影したような仕上がりも可能でしょう。
デザインの仕方を根本的に変えてしまうかも知れない、AIを用いたツールや機能の勢いを感じます。