Adobeツールの乗り換えを検討し始めたけど、
「どこで見つければいいの?」「どんなツールを選べば後悔しない?」「代替ツールのいいところって何だろう?」「乗り換えのタイミング今なのか?」「費用の違いはどのくらい?」
普段から利用するツールだからこそ、自分にとって最適なデザインツールを知りたい方向けのリストとなっています。
Adobe Creative Cloudソフトから乗り換えたいと考えているひとへ
- どんな代替ツールがあるか知りたいひと
- いろいろツールを見たけどピンとこないひと
- 自分にあったツールが知りたいひと
- 代替ツールへの乗り換えで失敗したくないひと
Photoshopの代替ソフト
1. Affinity Designer | Affinity Photo
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ツール名: Affinity Designer | Affinity Photo
金額: デスクトップ 10,400円 | iPad 2,700円
互換性: Windows | macOS | iPad
無料体験トライアル: 30日間
PhotoshopにそっくりなAffinity Designerは、デザイナーやフォトグラファー、アーティストのワークフローをサポートする機能やツールを備えたプロユースなアプリ。デスクトップまたはiPadで使用でき、サブスクではなく買い切り型という点もポイントです。
無制限でつかえるレイヤー機能や、豊富な描画モード、スマートオブジェクト機能など、Photoshopでおなじみの機能はほとんど利用できます。
RAWファイルにも対応しており、シミの除去、豊富なブラシセット、充実のレタッチツールなども。複数の写真をつなぎ合わせたパノラマ機能やHDR編集など画像編集に嬉しい機能も。
2. Clip Studio PAINT
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ツール名: クリップスタジオ(クリスタ)
金額: 買い切り5,000円 | 100円/月
互換性: Windows | macOS | iPad | iPhone | Galaxy | Android | Chromebook
無料体験トライアル: 最大6か月間
愛用しているプロの漫画家も多い、イラストやマンガ、アニメーション制作アプリClip Stuido PAINT、通称「クリスタ」。
線画を簡単に調整できるベクターレイヤーや、漫画のコマ割りに特化したツールなど、強力な機能がずらり。
特に自然な描き心地はポイントで、3Dポーズモデルは複雑なポーズを可視化し、イラストレーション制作をサポートしてくれます。
制作現場に欠かせないツールのひとつで、学校・プロの現場でそのまま使えるのもポイント。
3. Krita
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ツール名: Krita
金額: 無料
互換性: Windows | macOS | Linux
Kritaは、多くのイラストレーターやコンセプトアーティストに愛用されている、無料でオープンソースのデジタルペイントツールの代表格。
際立った特長の一つがブラシエンジンで、用途に合わせてブラシを自由に作成、カスタマイズできる点。
アーティストがアーティストのために作成したツールは、デジタルペイントに特化。しかも、無料です。
4. GIMP
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ツール名: GIMP
金額: 無料
互換性: Windows | macOS | Linux
GIMP(GNUImage Manipulation Program)は、無料で使えるオープンソースの画像エディタで、多くのプレミアムソフトに匹敵する豊富なツールを提供しています。
カスタマイズ可能なブラシや高度なレイヤー機能、豊富なフィルタやプラグインなどの機能により、写真レタッチや合成など、多目的なプラットフォーム。
特に評価されているのが、ユーザーはさまざまなプラグインやスクリプトによって、その機能を拡張することができるGIMPの順応性。
個人的には買い切りのAffinityがおすすめ。使い方チュートリアルも充実しており、Photoshopに似たUIデザインも良き。
あなたのニーズに合ったベストなPhotoshop代替ツールから見つけてみましょう。
Illustratorの代替ソフト
Inkscape
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Inkscapeは、「ベクターアプリ版のGIMP」とも呼ばれる無料ベクターアプリケーションです。2003年にリリースされて以降、世界でもっとも人気のあるベクターグラフィックソフトウェアのひとつ。日本語を含む90の言語に対応。
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SVGやEPS、JPG、PNG、PostScriptなどの一般的なファイル形式をサポートしています。豊富な機能が魅力で、Adobe Illustratorのような有料アプリにも変わらない編集が可能となります。出費が増える点を除けば、使っているアプリケーションに大きな差はないでしょう。
メリット:
- 豊富な機能とIllustratorに負けない互換性
- ペンタブレット端末もスムーズに
- Lixuxを含む、複数の対応プラットフォーム
- 拡張機能の充実
デメリット:
- サイズの大きなファイルで稀にパフォーマンスエラーを起こす
- 機能のいくつかは直感的でなく、チュートリアルが必要
Illustratorによる画像編集にはPixelmator Proもおすすめ。買い切りソフトでUIデザインも使いやすいです。また、Affinityを試してみようというベテランユーザーも。
自分に合ったベクター画像作成の代替ツールを見つけてみましょう。
マンガの下書きにはじまり、ペン入れ、ベタ塗り、コマ割り、トーン貼りなどマンガの作成に必要な機能が揃うだけでなく、ペンタブを使ったリアルなペンタッチは、アナログな手描きにも負けない、高機能で無料のペイントツールはこちらからどうぞ。
Premiere Proの代替ソフト
Premiere Proの代替ソフトとして人気なのが、Davinci Resolveでしょう。コミュニティも活発で、無料プラグインも充実しています。利用ユーザーが多いので、検索しやすいというのもポイント。
無料ソフトでは、Olive Video EditorやKdenliveも良いでしょう。
Macユーザーであれば、Final Cut Pro Xも利用できますし、Vegas Proやkapwingなどの新ツールもおすすめです。
Adobe Creative Cloudの代替ツール
手っ取り早く自分に合ったAdobeソフトの代替ツールをお探しのときは、グラフィックデザイナー@xDanielArtが作成した早見表をチェックしてみましょう。
●は「無料&オープンソース」、■は「無料で利用可能」、▲は「買い切り型」、▼は「サブスクで機能追加」となっています。それにしても、これだけの代替ツールがあるのにはオドロきました。
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デザインの経験がなくても手軽にデザインを作成できる無料DIYオンラインツール10個をまとめています、こちらも参考にいかがでしょう。
もしあなたがクリエイティブな仕事をしているなら、おそらくここ数日Adobeが利用規約の更新をめぐり、SNSで反発を受けているのをご存じかもしれません。
ことの発端は、同社の利用規約の更新。「個人が作成した作品にAdobeがアクセスできるってこと?」「作成したコンテンツをAIトレーニングに使われるのでは?」と懸念が広がる事態に。
先日も、長年のAdobeユーザーが、利用規約の更新をめぐりライセンスを解約した旨の投稿が、16万いいね越えの拡散で話題になったばかり。
ユーザーからの懸念を受けてAdobeは公式ブログで声明を発表。ユーザーのコンテンツでFirefly Gen AIモデルを学習していないことを念押し。
信じるか、信じないかはあなた次第…というところですが、どうしても不安なひとは「AI機能を無効化」しておくのも手かも。
これだけAIが急速に発達しているいま、Adobeと同じようなケースは他のソフトでも起こる恐れは十分あるでしょう。長年使いなれたツールを見直す機会になれば幸いです。
アドビだからストック素材サービスも ここまでクリエイティブ。
Adobe Stockは、アドビがクリエイターのためにつくったストックサービスです。写真やイラストなど高品質な素材が約3億点。無料素材も100万点。
検索、プレビュー、ライセンスの取得をPhotoshopから直接できるので効率の良さが抜群。
たくさんのAdobe Creative Cloudユーザーに選ばれているのには理由があります。
最初のひと月は素材が10点まで無料なので、気軽に始めてみませんか。
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