AIツールはビジネスやクリエイティブなど、あらゆる分野で活用され、業務効率化や生産性向上に貢献しています。
2023年は、コストをかけずにAIを最大限に活用できる無料AIツールが、たくさん登場した年となりました。
この記事では、無料で利用できるAIツール28個をご紹介します。
チャットボット、テキストエディティング、画像生成、音楽生成、音声生成など、さまざまなカテゴリのツールを厳選しています。
チャットボットツール
ChatGPT
おそらく現在最もよく知られているチャットボットAIツールのひとつ。
無料版と有料版がありますが、アドバイスや動画のアイデア出しや、見出しタイトルや本文などコピーライティングにも効果的。
Bard AI Chat
最近Gemini Proでアップグレードされた、Googleによるチャットボット。
実際にウェブを閲覧する必要がある場合、優れたチャットボットのひとつ。
Claude AI Chat
特に長いコンテンツを要約したいときに便利なツールで、無料プランは最大15万字まで対応。
たとえば論文などのPDFファイルや、長いコンテンツのURLをアップロードし、「重要ポイントを箇条書きで要約して」と入力すだけ。
返ってきた回答に対して、チャットボットで会話を続けることもできます。
Character.AI
空想上のキャラクターや世界の偉人などと会話ができるユニークなチャットボット。
上記3つのチャットボットが要約やアイデア出しに使えるのに対して、このツールはさまざまなキャラクターとの会話を楽しむことを目的にしています。
特に若い世代に人気のツールで、イーロンマスクに質問することもできます。
TextFX
Googleとアメリカの音楽アーティストLupe Fiasco(ルーペフィアスコ・フィアスコ)とのコラボレーションで開発されたツール。
創作活動に関して、クリエイターが新しい作品を生み出す能力を失ったり、低迷を経験したりする状態「ライターズ・ブロック (writer’s block) 」に役立ちます。
複数の単語からなる専門用語や略語を短縮して表す「アクロニム」を作成したり、選んだ文字で始まる単語を探すなど、10の機能を搭載しています。
画像生成ツール
Leonardo.AI
Stable DiffusionなどさまざまなAI生成ツールを選び、画像生成できるオンラインツール。
最近のアップデートで追加された「リアルタイム・キャンバス」機能は、プロンプト入力またはブラシでペイントするとリアルタイムで画像の生成ができます。
無料版では、150枚/日まで画像を生成、30枚まで画像を拡張、75枚まで背景の切り抜きが可能。
Microsoft Bing Image Creator
Dall・E 3は、マイクロソフトのBing Image Creatorで直接使用でき、いま現在、もっとも高速なAI画像生成ツールのひとつで、本当に良い画像を作成できます。
日本語でのプロンプト入力にも対応しており、AI画像生成ツールの不得意分野でもある「文字テキスト」も表現できるのがポイント。
画像生成には「リワードポイント」が必要ですが、ポイントを全部使っても画像生成は可能。ただし、生成速度が遅くなります。
Ideogram
画像に文字テキストを追加したいときに試したいAI画像生成ツールのひとつ。
無料版では、1日100枚まで画像生成できます。
AI Playground
新しくなったV2バージョンを含む、大量のAI画像生成モデルから使用したいモデルを選ぶことができるツール。
分かりやすいフィルター機能を搭載しており、生成した画像にさまざまなスタイルを加えることが可能。
無料版では、1日500枚までの画像生成ができ、商用利用できるのもうれしいポイント。
画像編集ツール
Magic Eraser
画像をアップロードし、不要なオブジェクトや人物、テキストなどをブラシでなぞるだけで削除できるオンラインツール。
Stability AIに買収されたCllipdropも個人的におすすめ。
AI Image Upscaler
画像をアップロードするだけで解像度の高い画像に変換してくれる無料オンラインツール。
最大4倍まで拡大でき、画像のシャープさとコントラストを調整できる「Enhance Quality」機能も便利。
LeiaPix
平面的な画像を立体的な3Dアニメーションに変換してくれるユニークなツール。
画像をアップロードするだけで変換でき、奥行きを調整したり、アニメーションスタイルの変更、アニメーションの時間、フォーカスポイントの変更など、さまざまな微調整が可能です。
AutoDraw
絵を描くのが苦手な人にオススメしたい、Googleが開発したAI画像編集ツール。
表現したいものを手描きすると、AIがもっともふさわしいイラストをリアルタイムで提案してくれます。
3D AIツール
Blockade Labs
文字テキストから360度のバーチャル世界を生成できるAIツール。
プロンプト入力後、表現したいスタイルを選ぶだけのお手軽さも魅力です。
Luma AI
撮影した写真をスキャンして3Dオブジェクトに変換できるAIツール。
生成された画像は、マウスの動きに合わせて360度自由に回転させることができます。
Luma Genie
プロンプトを入力するだけで、立体的な3Dオブジェクトを生成してくれるツール。
上記ツールと同じ開発元によるAIツールで、現在はDiscordでのみ利用可能。
動画AIツール
Pika
画像のアップロードまたは入力したプロンプトを、動画に変換してくる画期的なAIツール。
現在はベータ版で招待制となっていますが、公式Discordチャンネルでは無料で利用することが可能です。
Plasmapunk
音楽ファイルをアップロードすると、曲のビートに合わせて動きを加えた動画を生成できるツール。
1日あたり20秒までの動画を無料で生成できます。
PlayPhrase.me
テレビ番組や映画の特定のシーンを探したいが、それが何の映像だったか正確に思い出せない、という経験はないでしょうか。
探したい言葉を入力するだけで、特定の言葉を使っているシーンを見つけ出す検索エンジンツール。
無料版では、5つのシーンまで検索可能です。
Adobe Speech Enhancer
オーディオ音声ファイルをよく扱うひとにオススメのツール。
音声ファイルをアップロードするだけで、風切り音などの不要な雑音を消し去り、きれいにしてくれるAdobe製オンラインツール。
音楽生成ツール
Mubert
動画やポッドキャストなどに音楽が必要な時に便利なAIツール。
プロンプトを入力し、ジャンルやムードなどを選ぶだけで音楽を生成してくれます。
有料プランもありますが、利用の際にクレジット表記をすれば、1か月に25曲まで無料で生成できます。
Voicemod : Text to Song
音楽スタイルと歌手を選び、歌詞を入力すると、自動でミュージックを生成してくれるAIツール。
現在は英語のみの対応で、日本語は残念ながら未対応。
Suno AI
歌詞やメロディー、曲調を文章で支持するだけで音楽を自動生成できるサービスで、すでに日本でもX上で話題に。
生成された音楽は、プロの音楽家からも驚きの声が上がるほどの出来栄えで、日本語
無料版では、1日5回まで無料で音楽を生成できます。
Vocal Remover and Isolation
「すでに曲を制作済みで、楽曲からボーカルのみを取り除きたい」そんな時に便利なMeta製AIツール。
ドラッグ&ドラッグで楽曲 をアップロードするだけで、曲とボーカルに分割してくれます。
Audiobox
自分の声を使ってスピーチを生成したり、テキスト記述を使って新しい音声スタイルを生成、サウンドエフェクトの生成など6つの機能を利用できます。
Pinokio
基本的にはオープンソースで無料のAIツールをとても簡単にインストール、試すことができるブラウザ。
お好みのAIツールをクリックしインストールするだけで、技術的な知識がなくても手軽に起動することができます。
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