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今回の記事では「μ4/3高描写力レンズ」編と称し 所有しているμ4/3マウントの専用レンズを7本 および、μ4/3マウントでも販売されていた汎用 マウントレンズを1本、計8本の高描写力レンズを 紹介する。 なお、今回の記事も「仮想問答」形式とする。 このシリーズの独自性を持たせる為の措置として 始めたので、今回の暫定最終回記事で終了予定の 形式だが、仮想問答は、記事の執筆が非常に楽 (効率的)な事がわかったので、他シリーズでも また、実施するかも知れない。 ---- では始めよう、今回最初のμ4/3用レンズ。 レンズは、OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 45mm/F1.8 (2011年発売、中古購入価格 16,000円) カメラは、OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡ Limited(μ4/3機) 以下、多数の人達との、機材に関する実際の会話を、 初級マニアを代表する架空の人物「M氏」と仮定 して纏めた「仮想問答」の形式とする。 なお、質問内容は、ほぼ「実話」であるが、説明文は 詳細を加筆している部分が多い。 また、過去一度も他者との話題にも出た事が無い機材に 関しては、その質疑応答の内容は、他機材での問答を 引用する等での創作となる。 M「これは、小口径標準レンズと同等のスペックだ。 マウントアダプターが使えるのに、わざわざ μ4/3専用のレンズを買う必要があるのか? ちなみに、オレは買ったが、あまり良い買い物 とは思わなかった」 匠「鋭いなあ・・ 半分は私も同意する。 小口径標準と同じ、というところが同意だな。 ただ、マウントアダプターを使うよりも 小型軽量、かつAFが効く純正レンズも捨てがたい」 M「そのAFだが、ピントリングの操作性が悪く 使い難い、そこが難点だ」 「次々に鋭い質問が!」、と思ったら・・・ ああ、そうだった、この問答を実際にしていた人は 初級マニア層ではなく、上級マニアのM氏だった。 まあ良い、この項目は、そういう主旨で行こう。 匠「無限回転式ピントリングだからなあ。 AFが合わない場合、手指の感触でのMF操作が 出来ないのだよ。 しかし、まだピーキングが出るだけマシだ。 OLYMPUS機だろう? もしMFの小口径標準で 代替したら、MFの操作性は優れるが、ピーキングが 出ない」 M「Fnキーにアサインすれば出るぞ、勿論知っているな?」 匠「知っている。だが、電源ONの度にFnを押しなおしだ」 M「電源を入れっぱなしにすれば良い。 どうせ、バッテリーが無くなるまでは撮らないだろう?」 匠「ぐう、そういう無茶な使い方をするか? 私は、どうもケチ根性があって、3000枚くらいは 撮れるようにと、電源を常にオフにするクセがある」 M「それと、写りもさほど褒められたものではない」 匠「そうか? レンズ構成とかは工夫しているみたいだぞ 合焦面のシャープ感、ボケ質とも、さほど悪く無い」 M「被写界深度が、思ったよりも深い」 匠「まあしょうがない。実焦点距離も短いし開放F値も 暗い、パーゴイチヨン(85mm/F1.4)のようには いかないさ」 M「そういうことだな。まあ、値段は安いとは言える。 ところで、PanaのG20/1.7は買ったか? あれはなかなか良いぞ、特にライブ撮影に向く」 (注:この会話は、2012年~2013年頃に行われた) 匠「いや、それがG20/1.7は、変にビギナー層の間で 好評価が流れ、相場が高騰してしまった。 いずれ、ほとぼりが醒めた頃に買う事にしている」 M「そうか、オレはGF1とのセットで安価に買ったが 是非買うといい」 注:その後、無事、G20/1.7のⅡ型レンズを入手したが 今回の記事では、そのレンズは登場しない。 --- さて、次のμ4/3レンズ レンズは、SIGMA 60mm/F2.8 DN | Art (2013年発売、中古購入価格 14,000円) カメラは、PANASONIC DMC-G6(μ4/3機) M「期待はしていなかったが、思ったよりも良く 写るレンズだ」 また、お前(上級マニアのM氏)かあ(汗) この記事では、「初級マニアのM氏」との問答を 纏めている、という主旨なんだけどなあ。 何でもわかっている相手ならば、問答には ならないじゃあないか。 ・・おっと、それは後年(今現在)の話だな。 わかった、当時(2014年頃)の時代に戻ろう。 匠「そうだな、私もこれを買ったが、良く写る。 だが、DP3のレンズ(近接可能な50mm)が 単体発売されるとばかり思っていたのに、 とんだ肩透かしだ」 M「それはしかたないよ、標準マクロならば 他にもいくらでもある」 匠「ああ、そういう事か。なかなか鋭いな! 50mm/F2.8MACROならば、当たり前の仕様だ。 だが、60mm/F2.8ならば誰も見た事が無い、と」 M「でも、何を撮るレンズなのだ?」 匠「わからん。ライブ撮影(注:会話の相手のM氏は アマチュアミュージシャンでもあり、自身で 演奏もする他、ライブの撮影も良く行っている) ・・に使うには、ちょっと暗いかなあ。 せめて開放F2以下だったらよかったのだが」 M「近接撮影が効く訳でも無いしな。 昆虫や花は難しいな。 人物撮影とかはどうだ、やってみたか?」 匠「知人の実業家の男性を遊び半分で撮ったら、 写真が気に入られて、ホームページでの自己紹介 の写真に使ってくれている。 ただ、それは仕事では無いので、報酬は発生して いない」 M「まあ、仕事写真ならば、もっと違う機材を 持っていくだろうな。 ナナナナとかな。」 匠「そう思う、まずナナナナ(注:smc PENTAX-FA 77mm/F1.8 Limitedの事)を使うだろうな。 しかし、ナナナナに代わるレンズは出ないものか?」 M「OLYMPUSの75mm/F1.8なんか、どうだ?」 匠「出たばかりで、高いだろう? それに換算焦点距離は150mmだ、長くないか? そもそも、大口径望遠でピントが合うのか?」 M「AF性能が上がったE-M1が出た」 匠「像面位相差AFというやつか。 しかし、そんなハイエンド機、すぐ買う訳無い だろう? 私の機材購入のやりかた、知っているよな? コスパが見合わなければ、絶対に買わない」 M「でも、安くなったら買うのだろう?」 (注:結局、後年にE-M1もED75/1.8も入手している) 匠「まあ、検討はするよ。でも、優先度は低いなあ。 今のところ、μ4/3機はPanasonic派だしな」 M「パナの機体では、ピーキングが出るのか?」 匠「(DMC-)G5までは出ない、G6やGX7ならば出る。 まあ、そのあたりの機種は、いずれ買うさ。 それと、NEXのピーキングは、なかなか良いぞ」 M「だが、NEX-3や5はEVFが無い。NEX-7はどうだ?」 匠「昨年発売されたばかりで高価だ、だが、α7が 出たので、フルサイズ機が注目されるだろう。 APS-CのNEX-7は、いずれ安くなる、そうしたら 買いだ」 M「じゃあ、何故、このArt 60/2.8をEマウントで 買わなかったのだ?」 匠「ぐう。鋭い指摘だなあ。 そうだよ、今はEVF搭載のEマウント機を持って いないからだよ。さすがにこういう難しいレンズを 背面モニターだけでは使えないだろう?」 M「それならば、OLYMPUSの75mm/F1.8も同様だ。 実用は無理だろう?」 匠「鋭いなあ。 そうだよ、何故、こんなに ミラーレス機の性能は中途半端なのだ(怒) もっと実用的な機種を出さないと、いつまでも デジタル一眼レフには勝てないよ!」 M「ぼちぼちだよ、いずれ良くなるさ」 参考:2013/4年頃のミラーレス機事情を、如実に 反映している上級マニア氏と会話内容の回顧録だ。 実際には、この後、2016年くらい迄において、 ミラーレス機の実用性は急速に向上し、デジタル 一眼レフを上回る程の実用性に到達する。 同時に一眼レフの市場は縮退、個性的な特徴を 持つ一部の機体しか興味の対象にはならない。 さらに後年、2018年~2019年にかけ、各社は もうデジタル一眼レフの開発は鈍化、新たに 高付加価値型(例:フルサイズ撮像センサー)の ミラーレス機に戦略転換をする。 だが、もはやカメラ市場全体の縮退が顕著になり、 高額すぎる新鋭機(ミラーレス、一部は一眼レフ) は、マニア層全般の興味の対象から外れてしまい、 ”市場は完全にビギナー層だけのもの”となった。 まあだから、ハイレベルな知識やスキルを持つ 上級マニア等と、まともな会話が出来ていた時代は、 既に、2017年以前の状況でしか無かった次第だ。 --- では、3本目のレンズ レンズは、OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm/F3.5 Macro (2016年発売、中古購入価格 22,000円) カメラは、OLYMPUS PEN-F(μ4/3機) M「オリンパスのマクロは、有名なんだろう?」 お、ここからは、「初級マニア」のM氏の登場かあ。 上級マニアのM氏との会話は、彼は、何でもわかって いるから、少々やりにくいんだよね(汗) 匠「まあ、銀塩時代の昔から、定評はあるな。 オリンパスは医療や内視鏡等の分野で有名だから 写真用のマクロについても評判は良い。 だけど、意外にマクロレンズの機種数は少ない」 参考:旧ブログ:特殊レンズ超マニアックス第2回 「OLYMPUS新旧マクロレンズ」編 (→2019年、オリンパス創業100周年記念記事。 →ただし、この翌年、OLYMPUSはカメラ事業の分社化を 表明。その為、実際には100周年記念行事は殆ど行われて いなかった、思えば、記念行事が無い事で、OLYMPUSが もうカメラをやる気が無い事に気づくべきだった) M「マクロは、60mm/F2.8と、30mm/F3.5だな、 どっちが良いのだ?」 匠「いや、OLYMPUS純正のμ4/3用だったらそうだが 他にも選択肢は色々とあるぞ。 まず、あくまでOLYMPUS製に拘るのならば、 4/3(フォーサーズ)用で2機種、銀塩のOM-SYSTEM 用でMFの(一般撮影用)マクロも3機種ある。 それらは、マウントアダプター経由で使える。 また、OLYMPUS製でなくても良いのならば、 PANASONICにもμ4/3機用で30mmと45mmの2本。 その他、中国製が数機種、さらにはマウント アダプター経由で、任意の他マウントの新旧の マクロレンズが、使いたい放題だ」 M「機種が多すぎてわからん。望遠系はないのか?」 匠「一眼レフ用の”望遠マクロ”は、仕様的に、あまり μ4/3機には、マッチしないだろうな・・ う~ん、ちょっと変則的だが、COSINAのMFレンズ NOKTON 60/0.95をマクロ代わりに使うか、又は NIKKOR Ai105/4もシャープに良く写る。 いずれにしても、望遠域になるとAFでの近接撮影は μ4/3機のAF性能では無理だ。MFレンズを推奨する」 (追記:2023年に、OM SYSTEM より、M.ZUIKO ED 90mm/F3.5望遠マクロが発売されている) M「F0.95やらは、ピント合わせが難しそうだ、 それに高い。 Ai105/4は、中古を見た事がない」 匠「あれこれ文句を言うならば、自分で調べて 自分が欲しいものを買えば良いだろう?(怒)」 M「わかったよ、できるだけ自分で調べる」 匠「何で、人に聞くかなあ? 自分の趣味だろう?」 M「レンズの事は良く知らない、自分で選んだ結果、 変なものを買って、後悔したくないからだ」 匠「レンズに興味が出てくれば、良く調べて買って それで撮って、他のレンズとも撮り比べて・・ どんどん知識や経験がついてくる。 まあ、最初の内は、そう簡単には行かないが・・ それと、「調べる」と言っても、ネット上の掲示板 等での評価を読んでも全く参考にならない、書き込む 人のスキルに、あまりにバラツキがあるからな」 M「で、このOLYMPUSの30mm/F3.5はどうなのだ?」 匠「写りは良い、というか、比較的シャープだ。 撮影倍率がやや高く、最短撮影距離もWDも短い。 ところが、近接撮影ではAFの精度が不足する、 OLYMPUS機のスーパースポットAFを使っても無理だ。 で、MFに切り替えたいところだが、例によって 無限回転式のピントリングであり、MF操作性は 最悪だ。「近接撮影におけるMF撮影技法」の 最低要件を満たしていない。 まあだから、このMZ30/3.5は、本格的なマクロ レンズとは考えず、μ4/3機で60mm相当の準標準 レンズとして捉え、”いざとなったらいくらでも 寄って撮れる”(ただし、苦戦する)という レンズだと思っておくのが無難だ。 そういう使い方をするならば、コスパも悪くなく 割と優秀なレンズだ。 なお、このレンズは、フォーカスブラケットや 深度合成機能に対応している、そういった特殊な 使い方をするならば、その点でも悪く無い。 マクロレンズなのに、近接撮影に向かないという 大矛盾を容認できるならば、選択は悪く無い」 M「そういうものなのか。 わかった、検討しよう」 --- では、次のレンズ レンズは、PANASONIC G25mm/F1.7 ASPH.(H-H025M) (2015年発売、新古品購入価格 14,000円) カメラは、PANASONIC DMC-GX7(μ4/3機) M「PANASONICと言えば、G20mm/F1.7が”神レンズ” なのだろう?」 匠「どこから、そんな事を聞いてくるのだ? ゴシップ記事のようなニュースサイトばかり を見ているのではないのか? それに、その話は、もう10年以上も昔の事だ。 DMC-GF1とG20/1.7のセット(DMC-GF1C、2009年) が、旧機種としての在庫処分と、震災による 消費の低迷の理由から、定価の約半額で売られた 時期(2011年頃)があって・・・ 安価なそれを入手したビギナー層は、F2.0を 下回る大口径単焦点レンズ等は、初めて見た事で 「背景がボケる」だの、「写りが良い」だの、 「それにしては安いから(→在庫処分品だからだ)、 これは、素晴らしい”神レンズ”だ」と言った。 他に表現の仕方が色々あるだろうが、ボキャブラリー (語彙)が無いから、なんでもかんでも「神」とか、 そういう言い方しかできない。 そういった、「神」とかの言葉で評価をしている 時点で、信憑性に欠ける状態になっている訳だな。 まあ、そこまでは良い。単に若年層のビギナーが、 そういう話で盛り上がっているだけだ。 しかし、そこからが良くない。 安価なG20/1.7の処分品を買い占めた「投機層」 が現れた。 彼らは、ビギナー層による「神レンズ」の評判を さらにあおって(扇動し)、G20/1.7を一般的な 中古相場、あるいは在庫処分品の入手価格より、 およそ1万円高の価格で売り始めた。 20セットも売りさばけば、20万円の利益だしな。 私は、前述の上級マニアM氏の推奨もあって G20/1.7が欲しかったのだが、相場高騰と、この ”情報操作”により、「ケチがついた」と見なし、 気に入らずに、これの購入を中止した。 後年、DMC-GX7C(2013年)がG20/1.7Ⅱ型 とのキットで新発売されると、G20/1.7初期型は、 投機的価値を失い、中古市場に正常に流通する ようになった。しかし、ケチがついていたので 初期型は買わず、後にG20/1.7Ⅱの中古品を 購入した次第だ。」 M「わかったが、その話が、このG25mm/F1.7と どんな関係性がある?」 匠「G20/1.7Ⅱを購入して使ってみると、まあ悪い レンズでは無いが「神レンズ」と言うほどの 大げさなものでは無い事は、良くわかった。 課題は、背景をボカして使おうにも20mmという 実焦点距離では、寄って撮る事となるが、その際の μ4/3機のAF精度やG20/1.7ⅡのMF操作性の低さが 大きな課題となる。まあつまり、使い難い。 上級マニアのM氏は、ライブ撮影で中遠距離に 特化してAFで撮ったから効率的だったのであり、 それ以外の用途には向きそうも無い次第であった。 私はG20/1.7Ⅱを少し不満に思った。 そうこうしているうちに、姉妹レンズである 本G25/1.7が、DC-GF9W(ダブルレンズキット、 2017年発売)への編入の為、外観をシルバー色 にリニューアルする事となり、その為、GF9Wの 発売直前に、この黒色版(H-H025M)が、在庫 処分の新古品(新品だが、中古扱い)として 大量に、中古市場に流通した」 M「ここもまた在庫処分か、それを安価に買った、と」 匠「そうだ。で、本G25/1.7を、その後に使ってみると G20/1.7と類似の描写特性(味付けと言うべきか) であり、悪く無い描写力だ。 G20/1.7よりも僅かに焦点距離が長く、むしろ 背景ボケのコントロールはしやすい。 私は”なんだ、G20/1.7より、こっちの方が良いじゃん、 しかも、こちらの方が安価だ、コスパが全然良い” と思った」 M「ふ~ん、なんでこちらは「転売」の被害を 免れたのか?」 匠「1つは、転売を行える程に希少品ではなく、大量に 中古市場に流通した点がある。 第二に、”レンズを単品で買う”ビギナーは居ない。 だから、このレンズはビギナー層における初期評価が 存在しなかった、つまり「神レンズ」になるような 話題の火種が無い。その状況では、いくら投機層でも、 ”火起こし”をして、高評価を煽ることはできない」 M「なるほどね。で、このレンズに弱点はないのか?」 匠「いくつかある。まずフードの脱着がとても面倒な 仕様だ。何かの設計ミスか?とも思ってしまう位だ。 第二に、非常に地味な外観だ、およそスタイリッシュ ではない、これでは、お洒落なGF(Fはファッション を表すかもしれない)シリーズ機のキットレンズには 似合わないな、だから外観リニューアルを施した のであろう。 それと、先ほど「写りが良い」とは言ったものの 特筆すべき長所や特徴を持つレベルではない。 まあつまり、描写表現力は”中の上”相当で、 その項目の個人評価点は、3.5点ないし4.0点 (5点満点)という感じだ。 まあ、「フツーに良く写る」と言っておこう。 特に、25mmというレンズはμ4/3機で標準画角の 50mm相当となる為、同社や他社からも25mmの μ4/3機用レンズで、高性能または個性的な機種が 色々と出ている。それらに比べてしまうと、非常に 地味な印象だ」 M「ふ~ん、”普通”、ということだな。 でも、コスパは良い訳だな(?)」 匠「色々とケチがついたG20/1.7Ⅱの紹介を 本記事ではせず、こちらのG25/1.7にしている。 まあ、つまり思うところは色々とあるのだが、 本G25/1.7も、さほど悪く無いレンズという訳だ。 G20/1.7がビギナー層に神格化されたのだったら、 何故、本G25/1.7は「神レンズ」では無いのだ? まあ要は「レンズの事を知らない」という訳だろう」 M「耳が痛いな。正直、全く知らないレンズだった」 --- さて、5本目のμ4/3レンズ レンズは、OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm/F1.8 (2012年発売、中古購入価格 59,000円) カメラは、OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅡ(μ4/3機) M「ポートレート用レンズだろう?」 匠「また、その話かあ・・ それは”大誤解”だ。 だって、μ4/3機専用だから、換算150mmだぞ。 ポートレートで標準となる(→という常識の) 85mmの画角とは、全然違う」 M「じゃあ、なんで、そんな話が広まった?」 匠「初出の際に、OLYMPUSの製品紹介Webに、何故か ポートレート用レンズとの記載があったからだ。 ”85mmに近いから”と、コピーライターが大誤解を してしまったのだろう。 だが、何故かその誤解は訂正されず、そのまま 公開され・・・(注:紹介文も、そのまま残った) さらに、その後の本レンズに対する、流通側等の レビュー記事でも、OLYMPUSの製品Webの内容を そのまま転記し「究極のポートレートレンズ」 のような表現を広めてしまった。 (注:いくら、流通側等の専門評価者層であっても、 発売されたばかりの機材の詳細の評価などは無理だ。 まあだから、メーカー側Web等にある「既成事実」の 情報を色々と膨らませて記事を書くだけである。 →そんな調子ならば、近年での「生成AI」に任せた 方がマシかも知れない。しかし、さしもの「生成AI」 ですら、世の中にある情報を拾って纏めるたけなので 元ネタが間違っていたら、どうしようも無い) 中には、「あれ?なんか画角がおかしくないか?」 と思ったライター(記者、記事執筆者)も居た かも知れないが、OLYMPUSの公式Webに書いてある 内容を否定する訳にもいかない。 中には、可哀想に、どうしても、これを ポートレート用レンズとして評価する為に 職業モデルを雇って撮ったが、中途半端な画角で 苦戦したり、ドアップの顔写真のようなものを 載せていたこともあった」 M「なんだか変な話だ、(専門の評価者等の)誰も レンズの本質に気付かないのだろうか?」 匠「レンズの焦点距離で、撮影用途を決めてしまう という、50年くらい前からの文化が良くない。 レンズの事を消費者が知らない1970年代であれば 28mm=風景、35mm=スナップ、85mm=人物 等の宣伝手法は、非常に効果的であったと思うが、 じゃあ、そのルールでは、150mmは何を撮るもの なのか? 焦点距離の概念を刷り込まれてしまった 人達には、150mmに適合する被写体を見つける事が 感覚的に、できなくなってしまう」 M「オリンパスは、何故、このレンズを開発した?」 匠「4/3機の時代に、ZUIKO DIGITAL ED 150mm/F2 という高性能レンズが存在した。しかし高価なので 売れず、すぐに希少品となり、私も欲しかったが 相場が下がる前に中古流通が皆無となってしまい 残念ながら入手できていない。 OLYMPUSでは、勿論、そのED150/2が”優秀な レンズだが売れなかった事”を悔いていただろう。 μ4/3機用に、ED150/2の代替となる用途での 本ED75/1.8を開発した。OLYMPUS μ4/3機には デジタルテレコン2倍モードがあるので、それを 使えば本レンズは150mm/F1.8又は300mm/F1.8 の換算画角が得られる。 当初のED150/2の企画思想(つまり、一眼レフ用の サンニッパ 300mm/F2.8を上回る300mm/F2とする。 さらに言えば、銀塩OM-SYSTEMでオリンパスは開放 F2ラインナップを展開したが、それは250mm/F2迄 であり、300mm/F2は実現できていなかった) ・・その企画思想に近いものが、本ED75/1.8で 得られる。 まあつまり、これもOLYMPUS拘りの設計思想だ」 M「だが、そんな事は誰にも伝わっていない・・と?」 匠「そうだ、だから、”ポートレート用レンズ??”と これを使う人は、疑問符の塊になる」 M「オリンパスは宣伝が下手だなあ。 で、このレンズの性能は、どうなんだ?」 匠「幸いにして、極めて描写力が高い。 伝説のED150/2が、どんなものだかは知らないが 本レンズを購入後、これのルーツとなった ED150/2も欲しくなった。(だが、売っていない) まあ、それは良い。本ED75/1.8だが、描写力は 高いものの、いくつもの弱点がある。 まず、争点となった換算150mmの画角、という 事で、被写体選択が結構難しい、中途半端なのだ。 人物撮影には長すぎるし、自然換算撮影には 短すぎる。だから、被写体を「モノ」とは考えず ”目についた状景を150mmの画角で切り取る”という 意識を持って、このレンズを使わなければならない。 そして自然観察用として、飛ぶ野鳥等を捉えたいが、 像面位相差AF機能を搭載しないOLYMPUS μ4/3機 (注:ハイエンド系列機以外は、それを搭載しない) では、AFの速度、精度とも足りず、高速動体被写体 には全く向かない。像面位相差AF機ならば多少は マシになるが、AF速度が若干向上しても、最後の コントラストAFで合わずにピンボケとなったら がっかりしてしまう。 ちなみに、PANASONIC機の空間認識AFでは、恐らく このレンズの空間データが入っておらず、その 効能を発揮できない(→コントラストAFのみ) で、MFに切り替えて使おうにも、例によって 無限回転式ピントリングだ。 遠距離高速動体(野鳥等)では、ほぼ無限遠距離に ピントをセットすればよいものの、その仕様の ピントリングでは、そういうシンプルなMF操作 すら効率的ではない。 つまり、AFでもMFでも(動体被写体では)ピントが 合わず、せっかくの高性能(高描写表現力)を、 静止被写体にしか使う事ができない。 静止被写体ならば、マクロ的用法も意識したいが、 最短撮影距離が84cmと、「焦点距離10倍則」 にも満たないレベルなので、ほぼ使えない。 あれこれと制約が大きく、高描写力を有効に発揮 できるシーンが極めて少ないのが最大の課題だ」 M「なるほどなあ・・ なんだか、勿体無いな」 匠「だが、個人的には、嫌いなレンズでは無い。 なにせ、トップクラスの描写表現力だ。 これを持ち出す回数も結構多い。 あれこれとある弱点は、技法で回避しながら使う しか無いであろう。沢山使う事で、弱点回避の 技法も練習が進んでいく」 --- では、次のシステム レンズは、Voigtlander NOKTON 60mm/F0.95 (注:独語綴りの変母音は省略) (2020年発売、新品購入価格 113,000円) カメラは、PANASONIC DMC-G5(μ4/3機) M「コシナ製だろう? まともに写るのか?」 匠「いつの時代の感覚で話をしているのだ?? コシナは確かに銀塩時代では、様々なメーカー から依頼を受けて製品を製造するOEMメーカー、 当時の悪い言葉では「下請け工場」であった。 だから、製造コスト上の制約で、やむなく コストダウン型の低性能な製品を作っていた 事もあった。 だが、1999年にフォクトレンダーを、 2006年にカールツァイスのブランドの使用権 を取得してからは、その高い技術力を遺憾なく 発揮し、今や、高級(高性能)レンズを作る 一流のレンズメーカーとして名高い」 M「まあそうだな、アポランターとか、有名だ。 でも、ノクトンはどうなのだ? あまり 評判は聞かないぞ」 匠「アポランターやノクトンは、元々は旧フォクト レンダー社の製品名だ。今は単なるシリーズ名 であるし、若干の命名ルールは存在するのだが・・ (例:アポランターは、異常部分分散ガラス等を 用いていること。ノクトンは開放F1.5以下な事) だからといって、たとえば本レンズはノクトンだが 異常部分分散ガラスレンズを2枚使用している、 アポ・ノクトン(APO-NOKTON)というシリーズ 名が無いから、そうは名乗っていないが、ほぼ それに相当する実力値を持つ」 M「つまり、写りが良い、と」 匠「そうだ、少なくとも他のNOKTONよりも優れる。 市場を全体的に見ても、トップクラスのレンズだ。 アポランターにさして見劣りしないし、さらには このレンズは開放F0.95だ。 描写表現力は他のレンズの追従を全く許さない」 M「しかしなあ、値段が高いし、このF0.95では オレの腕前では、ピントを合わせられないや」 匠「ピントが合わないというのは買わない弁明だろう? 実際のところは高価だから、手が出ない」 M「まあ、ぶっちゃけ言えばそうだ。 10数万円も出すならば、新型のカメラか、又は AFの高性能ズームを買うぞ、なにも、こんな変な レンズは欲しいとは思わない」 匠「まあ、普通はそう思うだろうなあ・・ しかし、万が一、これを購入したら、それまでの 価値観が激変すると思うぞ」 M「ふうむ。で、これを使って撮っているカメラは、 かなり古い機体だろう?」 匠「DMC-G5、2012年製、1600万画素だ。 ちなみに、画素数は400万画素に設定している。 さらに言えば、ピーキング機能も手ブレ補正も 何も無いカメラだ」 M「カメラの性能が低いケースでも、 レンズの性能で撮っている、という事か?」 匠「撮像センサーのピクセルピッチに比べての レンズ解像力性能は、まだまだ余裕だ。 いやむしろ、もっと高画素(2000万画素級)の ハイエンドμ4/3機で使った方が望ましい。 でも、基本はレンズ性能だ、カメラなんぞは まあ、何でも(何を使っても)良い」 M「ちょっと欲しくなってきたな、オレの オリンパスのμ4/3機でも使えるか?」 匠「やや課題がある。 まず、オリンパス時代(~2020年)のμ4/3機は どんな高級機でも、EVFの解像度が236万ドット 止まりであり、かつ、画面拡大表示の操作系が 劣悪なので、MFでのピント合わせが非常に苦しい。 なので、ピーキング機能で補佐する事になるが・・ 本レンズは電子接点を持たないので、オリンパス の機体では(そのままでは)ピーキングが出ない。 その点は、任意のFnキーにピーキングON機能を アサインすれば出せるが、まず電源ONの度に または露出(撮影)モード変更ダイヤルを廻す たびに、Fnキーを押しなおしとなってしまう。 さらに、オリンパスのピーキング機能は若干 検出精度が低く、本レンズのような超大口径 レンズでは厳しい。 だから、PANASONIC機を使うと良いであろう。 ピーキングはFnに割り振らないでも常時出るし ピーキングの検出精度も高い」 M「なるほどな、やはり、色々と苦労しそうだ。 中古はあるのか?」 匠「皆無ではないが、かなり少ない。 新品価格でも安価な店舗があり、その価格ならば 中古品とあまり変わるものではない。 そういう所を探して新品で買うのも良いであろう」 M「やっぱ、少し高いなあ・・・」 匠「まあ、かなり特殊なレンズだからな、 無理に薦める事はしないよ」 --- さて、7本目は、アクセサリーレンズだ レンズは、OLYMPUS Fish Eye Body Cap Lens (BCL-0980)(9mm/F8.0 Fisheye) (2014年発売、新品購入価格 9,000円) カメラは、OLYMPUS OM-D E-M1(μ4/3機) M「魚眼レンズだろう?」 匠「魚眼「風」レンズだ。180度までの 画角はなく、ちょっと狭い」 M「魚眼レンズというものは、何を撮るもの なのだ? あまり用途が無さそうだが・・」 匠「モノというよりも、その独特の描写、つまり 歪んで写る描写を映像表現に応用するものだ。 ただ、極めて難しい。どういう表現とするかも わかりにくいし、思いついたような描写で 撮ろうとしても、構図がままならない」 M「三脚を立ててもダメか?」 匠「無駄だ、水平を得るとか、そういう問題では 無いのだ。 構図上、つまり画面内に映像と して存在する直線や曲線を、その位置や配置に 応じて、魚眼レンズによる歪みと、どのように マッチさせるか? そこが極めて難しい」 M「何を言っているのか? さっぱりわからん」 匠「要は、魚眼レンズはいつも一様に歪んで写る のではなく、構図内の被写体の位置により 歪んだり、歪まなかったりする、という事だ」 M「何? そんな難しいのか? そんな事は、知らなかったぞ」 匠「魚眼マニア、でも無い限りは、魚眼レンズを 所有する事も無いし、仮に所有していても、 難しくて、どう撮ってたら良いかわからず、 すぐ飽きて、放置・死蔵してしまう事が大半だ。 練習をする機会も少ないから、魚眼での描写を コントロールするスキルは、なかなか身に付かない」 M「ううむ・・・ ちょっと認識が甘かった。 じゃあ、安価なこのレンズを買って、魚眼の 構図の練習をする事はできるのではないのか?」 匠「そう、私もそう思って、シニアの中級層位の 知人に、これを薦めた事があった。 その人は、これを購入したが「まったく使い こなす事ができません」と、降参してしまった。 それ以降、たとえ中級クラスの人であっても 無闇に、魚眼構図制御用の練習用機材として 推奨する事は避けている」 M「なるほどね・・ 状況は良くわかった。 まあ、練習したくなったら、自分で判断して 買うとしよう」 --- では、今回ラストのμ4/3用レンズ レンズは、LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm/ F4.0-6.3 ASPH./POWER O.I.S.(H-RS100400) (2016年発売、中古購入価格 87,000円) カメラは、PANASONIC DC-G9(μ4/3機) M「やたら本格的な望遠だな、μ4/3機なので 換算800mmで使えるのか、でも重くないか?」 匠「三脚座を外し、手持ち専用にした場合に、 実測約1kgの重量だ。これでも400mm級の 超望遠ズームとしては2010年代の製品 (一眼レフ用、ミラーレス機用)を通じて 最も軽量なのが、本レンズだ」 M「もっと軽いのは無いのか?」 匠「2021年に発売された”CANON RF100-400mm/ F5.6-8 IS USM”は、なんと635gの軽量だ。 ただし、本記事執筆時点では未購入だ。 そのうち、EOS R7等の実用機が安くなれば、 それと共に購入しようと思っている。 ただ、RF100-400も、長さは16cm台で 本G100-400の約17cmと、ほとんど同じだ」 M「ふ~ん、つまり400mm級レンズも手持ちで 使える時代になってきたという事だな」 匠「昔からそうなんだけどなあ・・ ビギナー層が怖がる手ブレは、最近のものは カメラにもレンズにも補正機能が入っているし、 そもそも、シャッター速度や構えを意識すれば 400mmや500mmでも、たとえ手ブレ補正機能 が無かったとしても、ブレる事はない。 本当にヤバくなるのは、換算1500mmを越えた あたりからだ。だが、デジタルテレコン等を 使ってしまうと、その領域に到達してしまう ので、あまり欲張って使わない事が賢明だ」 M「何に使うのだ?」 匠「遠距離被写体は何でも。手持ちであれば、あっち でもこっちでも、どこに向けても使えるから 状況が変化しやすい被写体が最適だな。 例えば、遠距離スポーツ撮影、野鳥、航空機、 鉄道、車両、動物園、運動会、その他自然観察等、 まあ、だいたいそのあたりじゃあないか?」 M「写りもよさそうだな」 匠「2016年断層以降の製品だからな。近年の高性能 レンズは、もう写りの不満や課題は感じない」 M「弱点はあるのか?」 匠「第一に、空間認識AF対応の母艦を使う必要がある それが無いと苦しいし、それがあったとしても、 AF速度は速いが、よく外す(AF精度が悪い) それを嫌ってMFとすると、ピントリングと ズームリングが二重独立回転式の為、操作性が 悪くなるし、加えてカメラとレンズの重心位置 とのバランスが取れず操作性が悪化、疲労しやすく 長時間の撮影が困難となる。 さらに言えば、MFでのピントリングの回転角が 大きく、使い難い(注:近年のファームアップで 回転動作を直線式と指数式に変更できるようになった) まあつまり、合わないAFに我慢しながら、その 状態で、なんとか騙し騙し使うしか無い訳だ。 第二に、値段が高価だ。Leicaのブランド銘を 入れて高額になっているならば、そんな名前は 一切いらないから、もう少し安価にして欲しい。 SIGMAやTAMRON、又は(未所有だが)CANONの 400mm級ズームならば、このレンズよりもずっと 安価だ。そしてSIGMA/TAMRON版は愛用しているが、 本レンズと、さしたる描写力の差異も無い。 第三に、このレンズに限らないが、ズームレンズ というものは、望遠端であるとか、最近接だとか そうした条件で、解像感が悪化する。あまり極端な 設定にせず、控え目な中間設定位置で使う事が良い。 第四に、内蔵フードが短くて役に立たない。 この為、別途延長型金属フードを装着している」 M「ふ~ん、細かい課題が色々あるな」 匠「どんなレンズでもそうだ、弱点が無い完璧な レンズなど、まず存在しない。 まあ、このレンズに関しては、その弱点は ピント合わせや操作性であるから、さほどの 重欠点ともいえず、なんとか実用範囲だ」 M「買うべきか?」 匠「条件としては、まずPanasonicの空間認識AF 搭載の機体を所有している事。 (追記:2023年に像面位相差AF機が登場している。 Panasonicは、数年前に、センサー事業を海外の メーカーに売却してしまったので、もう自社製の センサーを使う事が難しいのだと思われる。 その事は、2019年にフルサイズ・ミラーレス機 の販売を開始した事からも明らかだ。 だんだんと撮像センサーと、画像エンジンである ヴィーナスエンジンの処理的な連携が取れなく なってきていると想像できる) また、この400mm級ズームを使う、確実な用途が 存在する事、”なんとなく望遠が欲しい”という 理由では全然NGだ。 それと、他マウント機を所有しているならば、 それに見合う400mm級ズームの方が、安価で あったり実用性が高かったり、軽量だったりする。 どうしてもPanasonicのμ4/3機で使いたい、という 場合のみの限定だ。 そして、やや高価な値段を容認できること。 ”ライカの名前が付いているから良いものだ”などと 考えてしまう変なブランド志向の人には推奨できない」 M「わかった、恐らくは買わないが、参考にはする」 ---- では、今回の記事は、このあたりまで。 今回の記事を暫定最終回とする予定だったが、 もう1つ2つ、補足編記事を掲載する事としよう。
by pchansblog2
| 2023-12-11 20:16
| 完了:続・特殊レンズマニアックス
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