小学生と全裸と吸血鬼

五年二組の吸血鬼 (一迅社文庫)

五年二組の吸血鬼 (一迅社文庫)

ロリコンでふと思い出したので、三宮に買いに行ったら全然ありませんでした。とらやメロンにギルドは全滅。こういう時に頼れるのはジュンク堂、在庫を確認。あとは美少女文庫とかロリもぐもぐとか買いました。えー、特にロリコンではありません。たまたまです。たまたま。
中身は…エローい!これはけしからん、というかアウト!同時に買った美少女文庫より遥かにエロ。小学5年生の女子が全員全裸で騎馬戦…だと?アレがナニでという具体的な行為や描写は殆どないのですが、むしろこの拙さが劣情を煽っているように思えます。あれだ、Tony絵は最高だけど…の逆パターン的な。
という訳で、割とあちこちで品切れを起こしているのもむべなるかな、ライトノベルでやるからエロいんだよ!を地でいく作品だなぁと妙に感心しちゃいます。最近の一迅社文庫は、まじこいのノベライズ以外とんとご無沙汰だったのですが、まじこいの方も割と中身がエッチいので、もうこんなノリでも良いかも知れませんね、一迅社!と勝手にエールを送りつけつつ。
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そして表紙をみて即ジャケ買いしたのが、これ。やー、今になって七瀬葵の絵にピンとくるなんて感慨深いなぁ。この著者と絵師のコンビは他にも数作品あるようですが、今回が一番ピンと来ました。
中身は『私を月まで連れてって!』の逆パターンで、中学生と女教師(三十路前)の組み合わせ。この無茶振り設定がエロ小説の醍醐味よのう。性描写はむしろ王道のパターンばかりで特に抵抗なく読めるし、ヒロインの美人+残念っぷりは中々新鮮。隣人部にふさわしい人材と言えましょう。若さ溢れる女子よりもファンタジーな人物像で、思わず和める1冊。これこそ正しく大人向けに相応しい!何か全然美少女文庫の感想じゃ無ぇな…と思いつつ。