毒キノコ狂想曲?

アリアというよりはラプソディ。そんな賑々しい内容もパワーアップしての続刊は、色恋沙汰1%の<バンシー>細腕繁盛記な様相を呈しております。ちなみに1%はまさかのトファニアおばさま…かもしれない。
それにしても装丁が相変わらずの凝り様なのですが、蜘蛛が糸を張るレリーフに何か意味はあるんでしょうかねー。かぼちゃのタルトはマジ美味そう。
話の方は、終始ドタバタした割には以下、次号!な引きですっきりとは終わらないのですが。ルイラムじいさんの好々爺っぷりとか、トファニアおばさまのひねくれた愛情とか、イルザリアの清楚な色気とか、各キャラクターの言動は楽しい。特に清純なサキュバスの妄想にはグッと来ますね!その調子でこれからもよろしく。紳士なヒットマンさんは、うーん、別の意味で食えないヤツでしたが。
そんな訳で、見た目小さい妖精サンに仕切られたい人には激しくオススメのシリーズ…になれば良いなぁと思いつつ。