たまごんろぐ

最近思ったこととか、模型のこととか。

丸の内イルミネーション2024

 

 

 

 

 

 

 

Nikon Z6â…¡ + NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

 

君にしか頼めない仕事があったんです。

日曜日の夜。

休日最後の時間をしっとり楽しむべく、お気に入りのグラスにウイスキーを入れデスクへ向かいました。

最近入手したマイニング上がりのRTX3080を分解して、状態確認と清掃を済ませようかなと。

 

まずはグラボ背面周囲のビスを回してバックプレートを取り外し、次に中央部のヒートシンク押さえネジ4点を外せばバラバラに...と思ったのですがまさかの失敗。

そう、適合したプラスドライバーが自宅で見つからなかったのです。

 

こんなに(探せばもっと)あるのにね。

自宅にはさまざまな規格のドライバーが計30本以上はあると思うのですが、グラボの一部に使用されているビスを回すには「No.1」と呼ばれるサイズの、繊細ながらもある程度のトルクが掛けられるプラスドライバーが必要で、少なくとも手の届く範囲には収納されていないようでした。

 

いやいや、ここでムキになって家中をひっくり返して探せば1本くらいは適合したドライバーが出てくる気もしたんですけど、「明日から仕事だなぁ」とか「お風呂にも入って落ち着いちゃったしなぁ」みたいなアレコレが浮かんできて、もういいかなってなっちゃったんです。仕方ないね。

 

こういう時、皆さんはどうしますか?

サイズの合っていないドライバーで無理に回せばいけるかも、と思ってチャレンジすると、だいたいネジをナメちゃって台無しになるんですよね。

あぁ、今晩はもうダメ。やる気を完全に削がれてしまい、グラスに残ったウイスキーを煽り、そのまま不貞寝したのでした。

 

君だよ。君なんだよ。

はい、月曜になりました。

昼休みに会社を飛び出して行きつけの電子パーツ屋へ。

ありましたね〜、No.1規格のプラスドライバーが。

そうそう。パッと見はゴツいけど先端は細くて尖っているこの感じ。

昨夜、あれだけ求めていたのに出会えなかったのは間違いなく君なんだよ。

購入したのはHOZAN D-550-100。実売で600円しないくらいだったかな。

重厚感とか高級感は無いけれど、普通に使っていれば一生壊れないんだろうなという安心感のある作りがこの価格で手に入るのはさすがのHOZANといったところ。

 

無事にバラバラになりましたとさ。

昨晩、あんなに苦戦した(そもそも戦ってないけど)該当部分のビスも、新メンバーのドライバーにかかればウソみたいにスルスル回って外れました。

グリップが大きく、手のひら全体でしっかり握ってトルクが掛けられるのでほんと安心。

 

特に工具にはそれぞれの役割があって、正しく使用すれば安い工具でもしっかりと仕事をこなしてくれるし、逆に守備範囲外の仕事を振ると自身も相手も壊してしまうことが多々あるよな、という基本を久しぶりに再認識した出来事でした。

(自転車用の工具なんて、メーカーの独自規格に対応したヘンテコ工具をいくつ買わされたことか...Campagnolo...お前のことだよ...)

 

肝心のグラボ分解整備はやっとスタートラインに立ったところ。

無事に復活したら記事にしますね。ではまた〜。

あえてマイニング落ちグラボを買った話

中古グラボの闇が広がっておりますね。

十数万の中古ハイエンドグラボをフリマアプリで買ったらコアが抜かれていて産廃同然、なんてニュースが回ってきた時は震えました。

いくらジャンク扱いとはいえ人の心が無さすぎるでしょ...

 

似たようなジャンクグラボのハズレ枠で言うと「マイニング落ち」があります。

マイニングが何かは各自で調べていただくとして、そのマイニングで使用されていたグラボが「マイニング落ち(上がり)」として中古市場に流れてくることが多々あります。

何が良くないって、劣悪な環境下で24時間365日休むことなく演算を繰り返すので、通常のゲーム使用などとは比べ物にならないレベルでパーツがどんどん劣化していくんですよね。

その極端に劣化したグラボが普通の中古として、マイニング使用の経歴を隠して流通している現状。

新品だと高価で手が出せないグラボを中古でなんとか手に入れたと思ったら、とんでもない内部の汚れと性能劣化でマイニング落ち個体だと気付く...地獄ですね。

 

とはいえ安くグラボを買いたい!できれば高性能なやつ!

隠れたマイニング落ち個体に怯えるくらいなら、最初からマイニング落ちと明記された個体を相場より安く買っちゃえばいいのでは...

 

はい、ドンピシャで来ちゃったんですよ。

相変わらずのサプライズ出品!

秋葉原駅すぐの神田装備様にて、マイニング落ちRTX3080(10GB)が3.5万円!

しかも平日の15時〜ゲリラ販売という難易度の高さ。

ちょうど外出の用事があったので16時頃に立ち寄れたのですが、相変わらず店内はほぼ満員で、目的のグラボはすでに残り10台くらいになってました。

マイニング落ちとはいえこの価格はなかなか出会えないもんね。

ちなみに開店から2時間ほどで当日分が売り切れた模様。平日なのにみんなすごいね〜。

 

手前が今回のRTX3080くん。奥のは元ジャンクのRTX2070Sくん。

 

そんなこんなで買ってきましたRTX3080。

お店で持った時にはデカいな〜重いな〜と思ったんですが、自宅の2070Sと比べたらほぼ同じサイズでしたね。

マイニング落ちと分かっているので、背面の封印シールが残っている個体の中でもヒートシンクの白サビが少なく、ファンの回転抵抗が少ない個体を選んできました。

通電OKでベンチは完走したけど本体のLEDは光らないかも、とのこと。

 

長尾製作所のVGAサポートステイ(右下のやつ)も併せて買いました。

 

テスターで簡単にショート有無の確認を行なってから、PCに組み込んでみました。

先述の通り、これまで搭載していたRTX2070Sとほぼ同じサイズだったので見た目の変化はそれほど無いですね。

補助電源がこれまで8+6pinだったものが8+8pinに変わったので、ちょこっと配線をし直した程度でした。

 

とりあえずFF15ベンチ。居酒屋入ってすぐの生と枝豆みたいな。

 

無事に起動してドライバも当たったので、FF15ベンチを回してみました。

WQHDの高品質設定で、グラボ以外のPC構成は以前の記事から変更なし。

あ、本体のLEDも問題なく七色に光り輝いております。よかったね。

 

載せただけでこのスコア。

 

これまでのRTX2070S搭載時には標準品質で回した場合でも割と頑張ってる感じだったのですが、さすがに3080ともなると高品質でも余裕っぽいですね。

12世代i5だとボトルネックかなぁと心配だったのですが、自分の用途的には現構成で全く問題なさそうな雰囲気です。

 

とりあえず動作品であることが分かって一安心。

次は分解清掃とグリス&サーマルパッドの交換をしてみようかなと。

うまくいったらまたブログにまとめるつもり。

つづく…といいな。

モノとしての存在感 旧タカトクのバルキリー

いろいろなことがあって、コレを譲り受けました。

 

バンダイ製の1/55 可変VF-1Aスーパーバルキリー、

いわゆる「旧タカトク」のやつです。

 

けっこうデカいのです

存在は知っていたのですが触ったことはなく。

自分の周囲だけなのかもしれないけど、クルマやバイクが好きでガレージを持っている人ってみんな、このタカトク製かヤマト製の可変バルキリーを箱ごとガレージに保管しているイメージがあります。分かる人いますかね?

未開封のまま保管も考えたのですが、せっかくなので開封してガチャガチャ遊んでみることにしました。

 

ランディングギアの展開ギミックでもれなく指を強打します

 

梱包された状態だと分からなかったのですが、実際に手に触れると一瞬で判る「カタマリ感」。

完全変形モデルを含め、昨今の完成品トイをそれなりに知っているので、トイとしてのディテールとしては年式相応の不恰好さがあるな、としか思っていなかったけど、このアイテムが昨今のスラッとしたプロポーションだったら、こんなに気持ちが盛り上がらなかったでしょう。

重そうな見た目のオモチャがちゃんと重いと、それはそれは嬉しいものです。

 

一番のお気に入りはガウォーク形態

 

四角形や三角形の積み木をくっつけたような見た目のヒコーキが、同じく積み木をガチャガチャ崩して再び組み上げるようなラフさでガウォーク、バトロイドと変形していく様は、最近忘れかけていた「子供の頃に、ちょっと高級なオモチャで思い切り遊ぶワクワク感」を直球で思い出させてくれるのでした。

 

この味のある佇まいですよ

 

とにかくコレは「壊れない」という安心感がすごいのですよ。酒を飲みながらラフに遊べる模型って、最初からそういう目的がないと今さら買うこともないなぁ、って気付いたり。

パッケージの「伝説のバルキリー」の文字に偽りはなく、当時を知らない自分をも包み込んでくれる懐の広さ。一瞬で旧タカトクバルキリーのファンになったという話でした。

 



【速報】親知らず抜いてみた【衝撃の結末】

はい、緊急でブログ書いているんですけど...

 

親知らずを抜歯しました。この歳で。

ありがたいことに親知らずが4本しっかり生えているんですが、

特に下側の2本が虫歯になりかけていたり、すでに治療済みで被せ物をしてたりで

あまり状態が良くないなぁという自覚はあったんですよね。

 

で、11月の頭くらいに、会社でハリボーをムシャムシャ食べていたら

親知らずの被せ物がグミに引っ張られる形で取れちゃいまして、

その時は「不便だし歯医者に行って再び嵌めてもらおう」くらいに考えていたんです。

 

これまで通っていた歯医者が思い返すだけでも腹が立ってくるくらい

ひどいオペレーションだったこともあり、心機一転、新たな歯医者で予約しました。

そこからが地獄の始まり。

 

先生「この親知らずは残してもいい事ないので全部抜いちゃいましょうね〜」

は?「ぼく」

 

そんなこんなで超カジュアルに親知らずの抜歯が決まりました。

マストで下側の2本、行けるなら上側の2本も追加し計4本を全て抜く流れに。

ぜったい痛いやつじゃん〜wと思ってネットで調べたり、周囲の人たちに

親知らず抜歯体験を聞いて回ったんですが、見事に全員「クソ痛い」しか言わない。

え、そんなに救いがないの?実は気付かないうちに終わってたわ、とかないの?

 

さっそく1本目、抜いてきましたよ。分かってはいたけど全てが地獄。

令和6年にもなってこんな荒い方法しかないのかよと施術中ずっと呪ってました。

このレベルで苦痛なら、高くなってもいいから全身麻酔とかしてほしいな...

先生に「我慢できなかったら手を挙げてください」と言われていたんですが

そんなの挙げたとしても「実は痛くないマシーン」とかが出てくるとも思えず

ただ地獄の時間が伸びるだけだろと思い必死に我慢してたんですが

成人男性の情けない嗚咽と、凶悪なガリゴリ音が同時に聞こえる地獄の環境で

隣の診察台で待機していた患者のオッサンはどんな気持ちだったんだろうと思ったり。

(ちなみに手を挙げたら追加で麻酔をしてくれるらしい。先に知りたかった。)

とにかく、1回の麻酔ではそのまま殺してほしくなるレベルで激痛でした。

 

半泣きで抜歯が終わり、ここ数日間はこう過ごしてくださいという説明を受け

薬局で鎮痛剤を処方してもらい、血の味しかしない口と今のズタボロメンタルでも

食べられそうなものを求め、フラフラとスーパーに寄ったんですけど

・とうふ(きぬ)

・ヨーグルト(無糖)

・うどん(味なし)

買ったものが全て真っ白なもので、なんだか寂しい気持ちになったとさ。

来月にもう1本の抜歯。その先にももう2本...?耐えられるのか自分。

みなさん、今更ですが歯は大切にしましょうね。

パソコンが光ってしまいました

はい。私のパソコンは立派に光りましたよ。

 

24年夏、ついに自宅の趣味用PCを一新したんですよ。

2013年頃から使い続けた画面一体型デスクトップPC(第4世代i7・Win10)の挙動が

だいぶ怪しくなってきて、LightroomやPhotoshopで作業をする際にストレスが。

さすがにそろそろ買い替えかなぁと考えた際に、せっかくならまだ経験したことのない

自作PCにチャレンジしてみようと思って、自作知識ゼロからいろいろ調べてみました。

 

で、PCを組むにあたって決めた方向性はこんな感じ。

①PCゲームはやらないので、クリエイティブ用途優先のスペック

②予算がないのでなるべく安く、中古/ジャンクパーツを頼っちゃう

③置き場もないのでなるべく小さく組み上げたい

 

本当はPCショップの店員にあれこれ聞きながら組むのがいいんでしょうけど

とにかく低予算で、とは言えそれなりに拘りたいという厄介な客だなという自覚もあり

完全に独学で進めることに。

 

揃えたパーツたち。ほとんど中古&ジャンク品だよ。

あっという間にパーツが揃っちゃいました。(アキバという立地が強すぎる件)

CPUは中古の価格面と性能面のバランスから「Intel i5-12400」にしようと

早い段階で決めていたので、それに適合した中古マザボの出物があるのを待っていたくらい。

本当はサイズ優先でMini-ITX規格のマザボが良かったのですが、

アレはどうやら初心者が最初に手を出す代物ではないようなので次回以降の楽しみとして取っておくことに。

SSDはケチらずに新品で。メインとしてM.2の1TBと、サブで2.5"SATAの490GB。

RAMは写真にある中古のDDR4 16GB×2を載せましたが、スロットがもう2枚空いていたので

あとから新品でDDR4 8GB×2を追加して合計48GBに。やる気まんまんかよ。

SSDもRAMも、一時期と比較したら恐ろしく値崩れしているみたいなので

自分みたいにちょい型落ちでPCを自作したい人からすると今が組み時かと思います。

 

光っちゃうんですよね。

パーツが揃ったらあとは組むだけなんですよ。

とはいえ初めてなので躓く場面もありましたが、細かすぎて困るようなパーツなんて無いし

基本的には挿さるところにしか挿さらないので、1時間くらいで形になりました。

写真下部に写り込んでいるグラボはRTX2070superで、動作未確認のジャンク品が

8000円で転がっていたので拾ってきて分解整備したやつです。ちゃんと動いたのでヨシ。

OSはWin11Homeのパッケージ版を購入して入れました。高いけど仕方ないね。

 

そんなこんなで組み上がったPC、OSを除いた総額は9万円ちょうどくらいだったかな?

想定より高くなってしまったけれど、新たな趣味の勉強代も含まれていると考えましょう。

PC環境更新の目的だったLightroomの動作ですが、そりゃもうサクサクです。

これまでスペック的な制限で使用できなかったAIノイズリダクションも使い放題。最高。

ステータスを見るとCPUがラクしてGPUが頑張っているのが可視化されるのも良いね。

 

組む前は「いかにもゲーミングな光るPCは嫌だな〜」とか思ってたのに

いざ組み上がって視界の端っこでぼんやり光っているのが見えると

「案外悪いモノでも無いな」なんて思ったり。大切に使っていこう。

やっぱりブログがやりたいんじゃ

ハーイ、たまごんだよ。

不定期だけど、HatenaBlogであれこれ残そうと思ったんだよ。

noteと悩んだけど、収益化とか考えたくないのでこっちにしたんだよ。

日々のできごと、買ったもの、趣味の模型や写真のこととか

雑なカテゴライズで気が向いた時に書いていけたらいいなぁ。

 

住処にしているTwitter(頑なにXを認めたくない)が改悪に次ぐ改悪で

なかなか居心地が悪くなったり、代替案として挙げられる別のSNSも似たり寄ったりで

結局Twitterから離れられず。同時にTwitterにしか居場所がなく。

あと日々の記録をしたいと思った時に、Twitterだと写真はすぐに埋もれちゃうし、

検索してもログが残っていなかったりで信用できないのよね。文字数制限もあるし。

 

Tumblrで たまごんろぐ というページも持ってるんだけど

こっちはこっちで使い心地にクセがあって、写真だけをまとめるなら便利だけど

写真と文を混ぜ込もうとすると上手くいかなかったり、検索精度が悪かったり、

無駄にフレンドリーでイラッとする公式メッセージが送られてきたり、

あんまり時間をかけて育てたいと思わなくなっちゃった。

(今後もアカウントは消さないし気に入った写真しか載せてないからぜひ見てね)

 

そんなこんなでHatenaでブログを開設してみました。こっちは長く続くといいな。

まだプラットフォームに慣れていないので、デザインはコロコロ変わると思うし

ある程度の記事数が貯まるまではTwitterとの連携はしない方向でいこうかな。

たまごんのTwitterアカウントを知っている方で、もし何かの偶然で当ブログに

辿り着いちゃったって人がいたら、時が来るまでそっとしておいてあげてください。

 

文章を書くの、やっぱり好きなんだよなぁ。