たまごんろぐ

最近思ったこととか、模型のこととか。

モノとしての存在感 旧タカトクのバルキリー

いろいろなことがあって、コレを譲り受けました。

 

バンダイ製の1/55 可変VF-1Aスーパーバルキリー、

いわゆる「旧タカトク」のやつです。

 

けっこうデカいのです

存在は知っていたのですが触ったことはなく。

自分の周囲だけなのかもしれないけど、クルマやバイクが好きでガレージを持っている人ってみんな、このタカトク製かヤマト製の可変バルキリーを箱ごとガレージに保管しているイメージがあります。分かる人いますかね?

未開封のまま保管も考えたのですが、せっかくなので開封してガチャガチャ遊んでみることにしました。

 

ランディングギアの展開ギミックでもれなく指を強打します

 

梱包された状態だと分からなかったのですが、実際に手に触れると一瞬で判る「カタマリ感」。

完全変形モデルを含め、昨今の完成品トイをそれなりに知っているので、トイとしてのディテールとしては年式相応の不恰好さがあるな、としか思っていなかったけど、このアイテムが昨今のスラッとしたプロポーションだったら、こんなに気持ちが盛り上がらなかったでしょう。

重そうな見た目のオモチャがちゃんと重いと、それはそれは嬉しいものです。

 

一番のお気に入りはガウォーク形態

 

四角形や三角形の積み木をくっつけたような見た目のヒコーキが、同じく積み木をガチャガチャ崩して再び組み上げるようなラフさでガウォーク、バトロイドと変形していく様は、最近忘れかけていた「子供の頃に、ちょっと高級なオモチャで思い切り遊ぶワクワク感」を直球で思い出させてくれるのでした。

 

この味のある佇まいですよ

 

とにかくコレは「壊れない」という安心感がすごいのですよ。酒を飲みながらラフに遊べる模型って、最初からそういう目的がないと今さら買うこともないなぁ、って気付いたり。

パッケージの「伝説のバルキリー」の文字に偽りはなく、当時を知らない自分をも包み込んでくれる懐の広さ。一瞬で旧タカトクバルキリーのファンになったという話でした。

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