1932年に命名されたニコンの写真用レンズの名称。ニッコール。
これは創業時の社名「日本光学」の由来でもある「NIKKO」(日光)に当時写真レンズの名前の末尾によく使われていた「R」を付けて「NIKKOR」と命名された。この名称はニコン製ケミカルカメラ用、デジタルカメラ用、大判カメラ用、引き延ばし用レンズ全てに採用されている。一般的にはNIKKORレンズというと、ニコン製35ミリケミカル一眼レフカメラ用の「ニコンFマウントレンズ」をレンズを指すことが多い。ある次期までコストを意識した安価なレンズには「NIKON LENS」という名称も用いられていたが、現在販売されているニコンの撮影用光学レンズはほぼ全てNIKKORの銘が記されている。