にののシステム科学講座

発達障害、家族、生活のあれやこれやをテーマにレポートします。

不安になりやすい長女の経験値をあげたい親心

絶賛夏休みです。

長女が小学校に入学して初めての夏休みということもあり、仕事は抑え気味にして長女と過ごす時間を多くとっていますが、思いのほか私が心身ともに疲れてしまいイライラして長女にもキツイ言葉を吐いてしまいがち。

これでは仕事をセーブした意味が全くないので気をつけたいと思う今日この頃です。

 

先日家族で地域の夏祭りへ行きました。

そこで私が楽しみにしていたのは「餅つき」。

とにかく「餅つき」は食べるのも含めて大好きな私。

ここはぜひ娘に餅つき体験をしてもらいたい。

 

ですが、案の定長女は餅つきを拒否!想定の範囲内でしたが…。

こういった時、無理にでも経験させるか、長女の気持ちを尊重して経験させないかいつも悩みます。

 

ところで、私が幼い頃はよく親に強制的に1人でイベントごとに参加させられました。

これについては嫌な思い出ばかり…。

何のサポートも得られずに不安な気持ちで何かを経験しても、特に親からのフィードバックはなかったので「不安になることを強制的にさせられた」という記憶しか残らなかったからです。

 

けれども「大きな不安を抱えながらも何かをやり遂げた結果、何を得られたか」を他者から教えて貰うことができれば、その経験は嫌な記憶として残らなかったかもしれません。

褒めてもらうだけでも、自身の成功体験となった可能性さえある。

 

と日頃考えるところがあって、長女をなだめすかして、半ば強制的に「餅つき体験」を長女にさせました。

 

もちろん私が長女にぴったり寄り添って一緒に杵を持ち餅つきをしましたが、長女のテンションの低いこと!

やっぱり無理をさせてしまったかも…とちょっと反省。

 

ややしばらくして、出来上がったお餅がきな粉餅やあんこ餅となって振舞われました。

お餅が大好きな長女は嬉しそうにそれを食べ始めたので「長女ちゃんのついた餅は美味しいね~」と話しかけたところ「うん!」と満面の笑み。

 

そこで「みんなで作った餅は美味しいね~。餅つきして良かったね~。」

と押し付けがましくならないよう気をつけつつ、長女に話しかけると、やっぱりニコニコしているので、やはり餅つき体験はさせて良かったと胸をなでおろしました。

 

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長女は知らない人と関わることが非常に苦手な上に、慣れないことに大きな緊張を抱えます。

でもその特性は、単純に何かを楽しむうえで障壁となってしまう…。

無理をさせ過ぎてはいけませんが、遊ぶということを無条件に許されるこの時期にたくさんの楽しい経験をして欲しいと思うのが親心。

 

長女が慣れてしまえば楽しめることに不安を感じずに楽しむためには、今はできるだけ付き添う等の丁寧な関わりが必要です。

また、事後に長女が行った経験の意味や内容をフィードバックし、またその頑張りを褒めてあげることで、徐々に長女の世界を広げてあげたいと考えています。

 

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1学期中休まずに学校に通い、勉強をしたご褒美として好きな本を買ってあげると言ったところ、長女が選んだ本がこれ。

可愛い女の子の絵を描くのが大好きな長女の気持ちを掴んだようです。

全部で24話あり、1話が隙間時間や寝る前に読むにはちょうど良い長さです。

 

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