或る人のFIRE日記

日々思ったことを書いていくだけのブログ

FIRE生活に移行して一年が経ち、この一年間を振り返る(9)

 

FIRE生活に移行して自由な時間を手に入れたとしても、健康を失ってしまうとその自由な時間の価値は大きく減退してしまう。

 

私はそう考えていたので、健康にはできるだけ気を使うようにしていた。

食事も手間とコストをかけずにいかにバラエティーに富んだものを食べるかを考えていたし、ずっと家で作業する毎日だったので、一日に一度は外に出て歩くようにしていた。

 

その甲斐もあったのか、24年の6月までは特に健康問題を抱えることもなく、病院に行くこともなかった。当然、今年前半の6月までにかかった医療費はゼロということになる。

 

 

 

だけど7月末に私に、ある健康問題が発覚した。

自覚症状は全く無かったので、検査のために行った病院でその病名を告げられた時は本当にびっくりした。自分のことだとは思えなかったし、なかなか自分のことだとは信じられなかった。だけどそれはもう動かしようがない事実だった。

 

7月以降、私は治療のために病院に通うことになる。

また、同時期頃に親知らずの治療や虫歯の治療も入ってしまったので、歯医者にも並行していくことになった。

 

結局、7月以降、毎月1万から2万円近くの医療費がかかっている。

 

正直、これは本当に想定外だった。

 

 

 

今でも、この「健康問題」の原因は何だったのだろうと考えることがある。

おそらく先天的にそのような傾向はあったのかもしれない。自分のこれまでの人生を振り返ると、「言われてみれば……」と思い当たることもいくつかあった。

逆に、もし本当に先天的なものが原因だとしたら、FIREに移行した今年にそれが発覚して良かったのかもしれない。

 

その「健康問題」自体は別に命に関わるような深刻なものではなかったのだけど、ただそれを放置していたら別の臓器に大きなダメージを与える可能性もあったと医師には言われている。

それに、その対応として日中を含めて毎日必要な処置もあった。

 

もし企業Bで死ぬような思いをしながら働いている時期にこの健康問題が発覚したら、中々平日に病院に行く時間を確保するのも難しかっただろう。

それに日中、その「処置」をするのも難しかったかもしれない。

 

FIRE生活にいる身だからこそ平日に病院に通うことも出来たし、日中の「処置」も問題なく行うことも出来た。

 

 

 

人生、何が起こるか分からない。

 

大切なのは、自分が変えられないことは受け入れ、その中で、自分が変えられる範囲でどのようにリカバリーしていくかということ。

 

そのことを改めて思い知らされた一年間だった。

 

 

 

 

 

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