EC業務の自動化に向けて支援してほしいのは「具体的なツールやソフトウェアの提案」、障壁は「費用」「人員や時間のリソース」
Cサイト運営者が直面している現状、自動化ツールの導入状況およびその障壁を把握するためにエートゥジェイがアンケート調査を実施。
クラウドECサイト構築プラットフォーム「メルカート」を提供するエートゥジェイが実施した「ECサイト運用の業務効率に関する調査」によると、ECサイト運営者の87.9%が業務の自動化を希望していると回答した。ECサイト運用経験のある全国の20歳代~50歳代の男女1000人に調査を実施した。
具体的に自動化したい業務は、「注文処理と管理」が37.1%、「在庫管理」が34.6%、「データ分析とレポート作成」が33.9%、「商品登録と更新」が32.7%。
自動化したい業務は業種別で異なる結果が出ており、最も高かったのは次の通り。
- 食品業界……「注文処理と管理」で41.5%
- アパレル業界……「在庫管理」で44.9%
- インテリア業界……「注文処理と管理」「データ分析とレポート作成」「マーケティング活動」で37.2%
- コスメ業界……「商品登録と更新」で37.0%
- 電子機器業界……「データ分析とレポート作成」で40.6%
自動化に向けて支援が欲しいと感じるEC運営業務について聞いたところ、「具体的なツールやソフトウェアの提案」が44.8%、「コスト削減プラン」が44.6%、「トレーニングと教育プログラム」が38.0%、「専門家のアドバイス」は37.9%、「支援は必要ない」が5.8%だった。
ECサイト運営の自動化で障壁になりそうなことは、「費用」が51.3%で最多。「人員や時間のリソース」が49.2%、「技術的な知識」「適切なツールやハードウェアの不足」が42.4%、「社内の抵抗」が32.1%で続いた。
調査概要
- 調査名:ECサイト運用の業務効率に関する調査
- 調査対象者:20代~60代の男女1000人
- 調査期間:2024年7月26~29日
- 調査方法:インターネット調査
- 対象地域:47都道府県
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