七転び八起き 諦めないための学習記録

諦めないために学習記録を残しています。情報処理技術者試験の勉強記録が多いですが、その時々により内容は違います。

宿題メールより 2022/12/23

[解説:技術系]応用・基本・セキマネ・ITパス向け

 自然数をキーとするデータを,ハッシュ表を用いて管理する。キー x のハッシュ
関数 h(x) を

 h(x) = x mod n

とすると,任意のキー a と b が衝突する条件はどれか。ここで,n はハッシュ表
の大きさであり,x mod n は x を n で割った余りを表す。

 ア a + b が n の倍数

 イ a - b が n の倍数

 ウ n が a + b の倍数,

 エ n が a - b の倍数

■キーワード■

■解答■
  応用情報技術者午前令和01年秋問07

 イ a - b が n の倍数

>とすると,任意のキー a と 6 が衝突する条件はどれか。
> エ n が a - 6 の倍数

 ご指摘ありがとうございます。訂正させてもらいます。

> aをnで割ったときの商:k
> bをnで割ったときの商:l
> 余り:x
> とすると、
> a = kn + x ⇒ x = a - kn
> b = ln + x ⇒ x = b - ln
> 余り:x が等しい場合、
>  a - kn = b - ln
> a - b = kn - ln
> a - b = n(k - l)
> aとb及びnは自然数であることから、商であるkとlも自然数となります。
> よって n(k-l)はnの倍数です。
> ⇒ 余りxが同じとき、a-bはnの倍数 -----(イ)
> https://www.ap-siken.com/kakomon/23_aki/q5.html

 どうもありがとうございます。

> 合同式とは
> https://rikeilabo.com/congruence
> 上記を踏まえて、
> a mod n=b mod n
> (a mod n)-(b mod n)=0
> (a-b) mod n=0
> 上記より、解答はイです。
> 参考
> https://www.ap-siken.com/kakomon/23_aki/q5.html

 どうもありがとうございます。

> https://www.ap-siken.com/kakomon/04_aki/q5.html

 どうもありがとうございます。

                                                                                                                                              • -

[解説:セキュリティ系]

 総務省及び国立研究開発法人情報通信研究機構 ( NICT ) が 2019 年 2月
から実施している取組 " NOTICE " に関する記述のうち,適切なものはどれか。

 ア NICT が運用するダークネット観測網において,Mirai などのマルウェア
  に感染した IoT 機器から到達するパケットを分析した結果を当該機器の
  製造者に提供し,国内での必要な対策を促す。

 イ 国内のグローバル IP アドレスを有する IoT 機器に,容易に推測される
  パスワードを入力することなどによって,サイバー攻撃に悪用されるおそ
  れのある機器を調査し,インターネットサービスプロバイダを通じて当該
  機器の利用者に注意喚起を行う。

 ウ 国内の利用者からの申告に基づき,利用者の所有する IoT 機器に対して
  無料で リモートから,侵入テストや OS の既知の脆弱性の有無の調査を
  実施し,結果を通知するとともに,利用者が自ら必要な対処ができるよう
  支援する。

 エ 製品のリリース前に,不要にもかかわらず開放されているポートの存在,
  パスワードの設定漏れなど約 200 項目の脆弱性の有無を調査できるテスト
  ベッドを国内の IoT 機器製造者向けに公開し,市場に流通する IoT 機器の
  セキュリティ向上を目指す。

■キーワード■ 

■解答■
  情報処理安全確保支援士令和02年午前2問06

 イ 国内のグローバル IP アドレスを有する IoT 機器に,容易に推測される
  パスワードを入力することなどによって,サイバー攻撃に悪用されるおそ
  れのある機器を調査し,インターネットサービスプロバイダを通じて当該
  機器の利用者に注意喚起を行う。

> NOTICE(National Operation Towards IoT Clean Environment)
> NICTは、平成31年2月20日(水)からインターネット上のIoT機器に、容易に推測
> されるパスワードを入力することなどにより、サイバー攻撃に悪用される
> おそれのある機器を調査し、当該機器の情報をインターネットプロバイダへ
> 通知します。インターネットプロバイダは、当該機器の利用者を特定し、
> 注意喚起を実施します。NOTICEサポートセンターは、利用者からの問合せに
> 応じ、適切なセキュリティ対策を案内します。
> https://www.nict.go.jp/press/2019/02/01-1.html

 どうもありがとうございます。

> NOTICEは、総務省、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)
> 及びインターネットプロバイダが連携し、IoT機器へのアクセスによる、
> サイバー攻撃に悪用されるおそれのある機器の調査及び当該機器の
> 利用者への注意喚起を行う取組です。
> https://notice.go.jp/
> 上記より、解答はイです。
> 参考
> 国立研究開発法人情報通信研究機構 ( NICT )
> https://www.nict.go.jp/
> https://www.itpassportsiken.com/kakomon/03_haru/q81.html

 どうもありがとうございます。

> https://www.sc-siken.com/kakomon/04_haru/am2_8.html

 どうもありがとうございます。

                                                                                                                                              • -

[解説:入門]ITパス向け

 J-CRAT に関する記述として,適切なものはどれか。

 ア 企業などに対して,24時間体制でネットワークやデバイスを監視するサービス
  を提供する。  

 イ コンピュータセキュリティに関わるインシデントが発生した組織に赴いて,
  自らが主体となって対応の方針や手順の策定を行う。

 ウ 重工,重電など,重要インフラで利用される機器の製造業者を中心に,
  サイバ一攻撃に関する情報共有と早期対応の場を提供する。

 エ 相談を受けた組織に対して,標的型サイバー攻撃の被害低減と攻撃の連鎖
  の遮断を支援する活動を行う。

■キーワード■ 

■解答■
  ITパスポート令和03年春問81

 エ 相談を受けた組織に対して,標的型サイバー攻撃の被害低減と攻撃の連鎖
  の遮断を支援する活動を行う。

> サイバーレスキュー隊J-CRAT(ジェイ・クラート)
> IPAは、標的型サイバー攻撃の被害拡大防止のため、2014年7月16日、経済産業省
> の協力のもと、相談を受けた組織の被害の低減と攻撃の連鎖の遮断を支援する
> 活動としてサイバーレスキュー隊(J-CRAT:Cyber Rescue and Advice Team
> against targeted attack of Japan)を発足させました。J-CRATは、
> 「標的型サイバー攻撃特別相談窓口」にて、広く一般から相談や情報提供を
> 受付けています。提供された情報を分析して調査結果による助言を実施
> しますが、その中で、標的型サイバー攻撃の被害の発生が予見され、その対策の
> 対応遅延が社会や産業に重大な影響を及ぼすと判断される組織や、標的型
> サイバー攻撃の連鎖の元(ルート)となっていると推測される組織などに対して
> は、レスキュー活動にエスカレーションして支援を行います。支援活動は、
> メールや電話ベースでのやり取りを基本としますが、場合によっては、
> 現場組織に赴いて実施することもあります。
> https://www.ipa.go.jp/security/J-CRAT/index.html

 どうもありがとうございます。

> J-CRAT / 標的型サイバー攻撃特別相談窓口
> https://www.ipa.go.jp/security/tokubetsu/
> 上記より、支援する活動から解答はエです。

 どうもありがとうございます。

> https://www.itpassportsiken.com/kakomon/03_haru/q81.html

 どうもありがとうございます。