教育基本法の改正が迫りつつあるけど ~ともかく、前向きな気持ちで、ガンバ!~
2006年 12月 08日
教育基本法の改正の委員会採決&参院議決は、来週に持ち越されることになった。
安倍晋三首相がASEANの首脳会談に出席するため、8日にフィりピン向けて出発
することから、自民党側は当初、出発前の7日までに総括質疑、委員会採決を行なう計画
を立てていた。だが、防衛省昇格法案などの審議もまだ続いていることもあり、野党側に
配慮して、採決を延期。11日に参考人質疑、12日に中央公聴会を行ない、安倍氏の帰国
を待って、14日に委員会採決、15日に参院本会議で議決をすることにしたという。
この間、4~6日には各地で地方公聴会が行なわれていた。また後日に書くが、どの会場
でも反対、慎重論が多かったという。
自民党側が推薦した教基法改正に賛成の後述人の中にも、もっと慎重な議論を求める人
たちもいたようだ。教基法を改正すべきと思う人でも、少し理性がある人なら、今回の
改正の仕方がいかに民主的な手順を踏んだものではない、強引で拙速なものかはわかる。
<改正賛成派の人でも、もし改正するならこのようにして欲しいという考えが色々
あったようなのだが、政府はそちらの声も無視してコトを進めている。それゆえに、賛成
派の中にも、納得が行かない人が少なくないのだろう。
実は、安倍首相&仲間たちも、この改正の内容には不満足なのである。でも、彼らは
「ともかくGHQの作った法律を自らの手で変えることに意義がある」と考え、何が
何でも今国会で改正することに決めてしまったのであった。>
そして6日には、教育基本法改正に反対するヒューマン・チェーンの第三波が、国会
周辺をメインに各地で行なわれた。
この集会に参加したあんちアンチエイジングのメロディさん<コチラ>や、BLOG BLUESさん
<コチラ>がその時の様子を書いた記事をTBして下さった。
寒い中、国会周辺だけで3500人もの人々が集まったという。
社民党の福島代表などの議員&関係者や、小泉氏や安倍氏の物まね+政治風刺でお馴染
みのニュースペーパーも参加していたようだ。
お二人の記事やコメント欄を読んでいて、最後まであきらめずに頑張っている人たちが
たくさんいるのだと実感させられた。そして多くの人たちの強く熱い思いがひしひしと伝わって
来るような感じがあった。
<こういう記事を読んでいると、グジグジしている自分が気恥ずかしいというか、情けないという
か、ホント申し訳ないという気持ちにさせられる。>
実は、私は今週にはいって、一度も教育基本法や教育関連の記事をアップしていなかった。
もちろんニュースは毎日チェックして資料はファイルしていたし、毎日のように記事を書いて
いたのだが、結局は消して、アップするのをやめてしまっていたのだ。
というのも、書いているうちにアチコチに対するイラ立ちが募り、同時にド~ンと気が
重くなり、得も言われぬ空しさや無力感にさいなまれてしまっていたからである。
以前、安倍氏が総裁&首相に就任する前に、暗~くなってしまい、ミュ~ミュ~書いたこと
があるのだが<コチラ>、何かあの時のドヨ~ンとした鉛色の雲が上からのしかかって来る
感じを受けてしまっているのである。
<安倍政権&仲間たち、自民党、公明党などにも腹が立つ部分はあるが、むしろ中途半端
な対応をした民主党、こんな大事なことを積極的に伝えようとしないメディアにもムカ
ついたり、重要な法案の話が出ても無関心なままの国民に対して何だかな~と思ったり、
・・・でも、結局は色々考えても、自分に何の力もないことに失望感を覚えてしまう。
しかも今後、この教基法に基づいて、教育の場に手を突っ込まれてグチャグチャに引っ
かき回されるであろうことや、また何年後に来るかも知れない憲法改正の時のことを思う
と、尚更に大きな懸念や不安が広がるところがあった。>
自分で「まだまだこれから」とか書いておいて、情けない話なのだが・・・。(-_-)
アレコレ考え始めてブル~がはいってしまうと、仕事がしたくなってしまうし。ブログ
でもアグレッシブな文が書けなくなってしまう。
もちろん他に書きたいネタがあったということもあるけど。教育関連については、記事を書いている途中や、アップする前に「やっぱ、やめておこう」と削除してしまっていたのであった。
そもそも私がこのブログを始めた&続けている最大の目的は、憲法改悪を阻止したいと
いうことにある。そして私にとっては、教育基本法はある意味で、憲法の一部をなすもの
のようなところがあるので、それが改正されようとしている現実に、アタマや心がついて
行けていないような感じがある。
私のアタマや心の中には、「何で?何で?」という気持ちが、いまだに渦巻いている
のだ。
何で「教育の憲法」である&憲法に準ずる超重要な法律だとされる教育基本法が、こん
なに簡単に拙速に改正されてしまうのか? それで国民は、本当にいいのか?
何でメディアは、このことを早くからきちんと取り上げなかったのか? 何で国民は、
国や国民のあり方だけでなく、自分の子供や孫などにも大きな影響があることなのに、
<いじめや不正履修や受験など教育問題に関心がある人が多いのに>教基法の改正には
関心を示さないのか?
何でメディアや国民は(改正に賛成、反対にかかわらず)政府与党のこのようなやり方に
もっと怒りや疑問を示さないのか?
何で民主党は、政府案と方向性があまり変わらない対案を出すという中途半端な姿勢
をとったのか? ・・・
いや、実は私にはその答えが半分見えているのかも知れない。だからこそ、妙な空しさ
や失望感などを覚えてしまうのだろう。
<妙なたとえ方をすれば、愛するオトコと引き離されるような心境なのである。
彼はもうすぐ去って行く。出発の日が決まりつつある。私の中では、別れたくないと
いう思いが募る。お願いだから行かないで欲しいと、何とかならないのか、何でこんな
ことになってしまったのかと・・・アレコレ考え始めると際限がなくなってしまい、
気が狂いそうな感じにさえなってしまう・・・そんなところがあったりする。>
何だかグジグジ書いてしまったが・・・。
だからって、私はまだ完全にあきらめたわけではない。
全くあきらめていないと言えばウソになるが。でも、世の中、何があるかわからない。
小泉氏もよく言うように「政界は一寸先は闇」なのだ。
私が大好きなスポーツの世界でも、何度も絶対絶命のピンチから、逆転した例を見て
いるし。最後の一瞬まであきらめてはいけないという気持ちはある。その気持ちを失ったら
逆転はあり得ないしね。<あきらめたら、向こうの思うツボだし~。>
それにこういう気持ちや思いが、次に繋がったりもするのだ。
もし教基法が改正されてしまうことになっても、そのあとの教育改悪の法案や軍事化の法案
を少しでも食い止めるために、そして憲法改悪や日本をアブナイ方向に導く悪しき流れを断ち
切るために、まだまだアピールしなければいけないこと、皆で頑張って行かなくてはいけない
ことがたくさんある。
というわけで、今回は自分に言い聞かせる意味も含めて・・・
改めて p(*^-^*)q がんばっ♪ です。
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お互いに、「がんばっ♪」でございます。
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mewさん、がんばって!!ヽ(゚Д゚(゚Д゚,,)ノオォォォ☆☆
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そうですよね。これを憲法改悪阻止のステップに
できればいいのですね。
教基法に先に手をつけて、教育現場をかき回したら、
国民の改憲への警戒感も大きくなるかも知れません。
ふ・ふ・ふ。いつかこのように強引な手口で憲法の
パートナーである教基法を変えたことを後悔させて
やる~。
肝心な時に民主主義の力を発揮できるように、
頑張って行きましょう!(~~)/
アベさんも落ち込んでいたのですね。<支持率も?!>
何かアベさんのポスターの前に、顔の大きな
モリ親分とアオキ参院命さんが立ってしまって、
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アベさんに励ましのお言葉を頂いて、嬉しゅうございます。
また頑張って、安倍っち攻撃をして行くです!
励ましのお言葉、有難うございます。
土俵際のうっちゃり、いいですね。
相手の勇み足・・・もありかも?
まだまだこれから!で、頑張って行きましょうね。
事後承諾で申し訳ありませんが。是非皆さまに
当日の様子をご紹介したかったので、リンクさせて
頂きました。
本文にも書きましたが、メロディさんの記事を読んで
いて、グジグジしていてはいかん!と励まされたです。
新憲法や教基法は、ある意味で国民もよく知らないうち
に与えられたものですけれど。今度は、国民の力で
しっかりと戦って守って、自分たちの手で自由と平和を
つかむことに意義があるかも知れませんね。(~~)
励ましのお言葉&クリック、有難うございます。
たまに弱気になってしまうmewですが・・・^^;
どうかこれからもよろしくお願いします。
ヽ(゚Д゚(゚Д゚,,)ノオォォォ☆☆ と肩を組んで
頑張って行きましょう!
>得も言われぬ空しさや無力感にさいなまれて‥
私もまったく同じ気持ちです。最近は特に何もかも同じ気分でした。
やっぱりここまで全てのことを権力でゴリ押しされて、モグラ叩きのモグラのように叩いても叩いても数え切れないくらいやつぎ早に悪いものが吹き出てきて、本当に暗雲じゃなくて「暗黒」に押し潰されてしまいそうになることがあります。でも、mewさんのおっしゃるように「諦めたら、それまで」だとも思いますので、一人でも多くの人に伝えられるように、そして後悔しないように頑張りましょう。
ごめんなさい。最近ちょっとポチッと忘れてました^^;クリックして帰ります。d(@^∇゚)/ファイトッ♪
励ましのお言葉&ポチッを有難うございます。
ホントにね~。私、以前にこのブログで、問題のある
法案を書き並べたことがあったのですが。教基法に
かかわらず、それらがどんどん衆院を通過したり、
話が進んでいたりして、マジに暗黒の闇の中に引きずり
込まれているような感じがするです。
でもね。きっと、いざという時には、国民が大きな
抵抗を示してくれるのではないか・・・そう信じたい
と思いますし。
そのためにも、皆さんと手を携え、励ましあって、
色々な問題を伝えて行ければいいな~と思っています。
頑張って行きましょうね。(~~)
>少なくとも「徹底審議」が世論なのだ
私もそう思います。私も国民がきちんと教基法改正の
ことを知って、議論して、色々考えた末で、政府案に
よる改正に賛同するなら、文句の言いようがないと
思いますから。
ただ、特に小泉政権から、議会制民主主義がゆがんで
来ていますので。まずは、それを是正していかなければ
と思う面もあります。
http://www.stop-ner.jp/index.html
http://www.kyokiren.net/
緊急のネット署名もしました。国会前には行けないと思うけど、何もしないのは悔しいから。知っている、署名したという人もいると思いますが。
http://www.stop-ner.jp/061206shomei.htm
http://www.fleic.dyndns.org/cgi-bin/appeal1206.cgi
基本的には、国対の協議内容から考えて日程を報道する
ことが多いのでしょうけど。
最近は、与党の希望を記事にして、野党その他の反応を
見るとか、見送りかと書いて油断させるとか、そんな
感じの報道記事も多くなっているような気がします。
それにしても、TVメディアの教基法、防衛省昇格法案、
に関する対応は本当にひどいものがありましたね。
<共謀罪もそうでしたが。> 憲法改正に準ずるような
法案なのに、国民に知らせようともしないなんて、
何のために報道の自由が与えられているのか、マスコミ
の存在意義が疑われるように思います。
まだ世間には、そんなに頻繁にネットで政治の情報を
得ている人がいるわけではない&新聞を読まない人が
増えているので、特にTVにはもっと頑張って欲しいです。
せめて今日からでも、アブナイ改正が行なわれようとして
いると訴えて欲しいです。