決算期が3月末ですので、今年の4月から株式会社真摯は5期目を迎えました。いちしまの個人事業の頃から数えると、あと数か月で7年目になります。ひとえにご一緒させていただいている企業様、パートナー様のおかげです。大変感謝いたします。
昨年から「貢献する裏方に徹する」として、分析面やアイデアや改善の面で企業様を支援する側としての意識を少し強めておりました。とはいえ、裏方はどうしても「日陰」な方に生息しがちです。今年はもう少し「日の当たる方」の意識を持たなければいけないなと思っておりますが、まあさておき。
現在40代まっしぐらな人生ですが、個人として振り返るとかなり「裏方な人生」でした。あまりそのように振り返ることはなかったのですが、いやこの歳でまだ人生振り返ってはいけないかもしれないですが、よく考えれば「表舞台の前線」に立つ機会は少なく、むしろ舞台の袖や裏側で、主役ががんばるのを支えるという役割が多かったです。
挙げてみましょうか。
- 小学校中学校は特に目立たず
- 高校生のときのバンドはバックボーカルと3~4番目のギターと雑用
- 大学生の学生劇団に少しだけいたときは、音響スタッフ
- 大学では文学部なのにリサーチと分析やらで数字を扱う(教育工学)
- 外食チェーンストアでは厨房中心
- Web制作会社ではコーダー
- その後、分析に興味を持って奥へ奥へかれこれ10数年
- お手伝いしているa2iでも、どちらかといえば裏方だ
おそらく、主役がうまく立ち回れるように、その裏側の仕組みや段取りを整えたり、調べたりより良くしたり、という方に興味があるのだと思います。いまもまったくそのような立ち位置です。主役が輝いているのを舞台裏から眺めて、あー良かっためでたしめでたしビールがうまい、という感じです。
ある業界の企業様との取り組みが始まれば、その業界周辺の景況感をつかむために数字をとりまとめて推移を追いかけたり、数年前にクライアント様がInstagramの取り組みをスタートさせるというので他の企業アカウントをリストアップしてさまざまな数字を拾い推移を追いかけたりなど、「依頼されていない自主的なR&D」はいつか役立つだろう、むしろ自分たちにまずプラスだろうということで、取り組んでいることも多いです。裏方的仕事。
何かの折にさっと引き出しから取り出せたら、かっこいいじゃないですか。
ほんのたまに飲むビールがおいしくて好きな仕事ができるぐらいがんばろう、という姿勢だったりするので、やはりというかまったくもってスケールせず、また何かチャレンジや刺激を与えなければ40代の脳みそはがんばっても「横ばい」だという年齢ということもあり、この先の法人としての動きを思案中だったりもします。
さて。
裏方が大好きだといえども、それを表で伝えるのを少し怠っていたようでした。このブログも更新が減ってしまい、これはいかんいかんと自分に発破を掛けて、もう少し日々の考えを吐き出していこうと思います。
5月下旬という変なタイミングですが、今年度もどうぞよろしくお願いいたします。ちなみに5月は当社の設立記念の月。
株式会社真摯は、伴走するWebコンサルティング会社です。Web解析をはじめとするデータ分析を基盤に、全体を俯瞰しながら、「Webサイトの改善」「集客施策の改善」「ビジネスプロセスの改善」を支援しております。マーケティング視点とデータの根拠がより必要な企業がございましたら、ぜひお声掛けいただければと思います。