世の中で「あまり知られていないモノ・コト」を知ってもらうために、ぼくがやっている2つのこと

 ぼくの日常にはあまりテレビというメディアは入って来ないんですが、ときどき見るとバラエティ番組とかに「特別ゲスト」みたいな感じで、別の番組(あるいは近日公開の映画・舞台)の宣伝(番宣)としてタレントが出てくるのはどうも恒例なんですね、多分。やはり世の中、どんなにいいものを作っても知っている人が多くなるような努力をしないと実績(数字)が出てこないという現実はあるわけで。それ見てると、世の中の人間は、のめり込めるモノ・コト以外の時間潰しにはいかに怠惰であるものか(あっても大丈夫なように、作る側が努力しているか)、と考えさせられます。
 ところで、「ネット」と「本」に関しては、ぼくはなるべく「人がいいと言っているサイト・本」だけで、見たりするサイト・本を選んだりしないようにしています。趣味ってそういうものじゃないですか。無駄な努力とちょっとの成果。でも人とは違う成果。趣味の釣り(魚釣り)とちょっと似ているかも知れず。
 ということで、中断したり(一部)挫折したりしながらも、やっていることはこんな感じです。
1・「はてなダイアリー」で登録され、一定期間継続しているダイアリーは、全部、最低トップページだけは眼を通す。
2・世の中に「書籍」という形で提供されている本は、全部、最低タイトル・著者名だけは眼を通す。
 そんなに難しいことではありません。以下のところから、毎日、コツコツ農耕作業的に拾っていけばいいだけの話です。
→はてなダイアリー - 新着日記一覧
→Yahoo!ブックス - 本日発売の新刊
 しかしこれ、仕事でやるとしたらちょっと頭がどうにかなりそうな量です。
 で、その結果として、以下のものを定期的に公開しています。
→タグ「リンク」(特に「定期巡回サイトを増やしてみる」)
→タグ「読みたい本」
 ということで、誰か似たようなことを「音楽」とか「映画」とか、それも商業製作・販売ではなく同人誌レベル・ネットで公開されているレベルのものも含めて、やってくれるといい感じかな、と思ったのでした。
 メジャーとかマス・セールス商品の、権利者(版権管理者)の主張を、横暴とか消費者無視とか言って、異議を唱えている人には、特にぜひお願いしたいことなのでした(暗いと不平を言うよりも、すすんで灯りをつけましょう)。
 世の中、面白いモノ・コトはたくさんあって、それらのほとんどは「ランキング」とか「番宣」とかとは無関係な(遠い)場所にあります。本当だよ。嘘だと思うなら「はてなダイアリー - 新着日記一覧」から、とりあえず100本読んでみるといいと思います(エロスパム日記は日記名で回避するとして)。その中に1本か2本は、好みの日記が絶対見つかると思うのです。
 まぁ逆に言うと、「全部見る」というやりかたで、モノ作っている人(クリエイター)側のクリエイト欲に対応しようと思うと、普通には100本のうち1〜2本ぐらいしか面白いものは見つからない、ということでもあります。
 新刊書籍の場合は、これは一応編集者側の選択、というフィルターがあるので、さすがにもっと「読みたい本」のヒット率は高くなるし、「自分の趣味とは違うけど、読みたい人がいるだろう」と想定できる本ばかりではありますが。
 
(追記)
 ちなみに、今はその「2つ」も「データを積み上げてある」という状態の、本だったら「積ん読」状態なので、そんなにえらそうなことは言えないのだった。この情報過多時代を生きしのぐのは大変です。「これはすごい」ってブックマーク・タグついてたりしたので、大急ぎで追記。