『名画座番外地 「新宿昭和館」傷だらけの盛衰記』『信長と消えた家臣たち』『手塚治虫マンガ論』

本日の読みたい本・おすすめ版(2007年7月あたり)。

★『名画座番外地 「新宿昭和館」傷だらけの盛衰記』(川原テツ/著/幻冬舎/1,470円)【→amazon】
お客さん、館内でたき火しちゃダメっ!この映画館は、下手な映画より断然面白い!幻冬舎アウトロー大賞(ノンフィクション部門)特別賞受賞作。
信長と消えた家臣たち―失脚・粛清・謀反 (中公新書)

信長と消えた家臣たち―失脚・粛清・謀反 (中公新書)

★『信長と消えた家臣たち』(谷口 克広 著/中央公論新社/840円)【→amazon】
信長は天下統一の過程で多くの配下の者を粛清した。反逆が疑われる者は無論のこと、抜擢に応えられなかった者も容赦なく切り捨てた。なぜ信長は周囲の理解を超えた過酷な処分を行ったのか。一方、趨勢が明らかにもかかわらず、結果的に少なくない数の武将が反旗を翻したのはなぜなのか。着々と進む天下統一の裏で続いていた信長と家臣、そして恭順した大名たちとの駆け引き。その生々しい局面から、信長の戦略と素顔に迫る。
手塚治虫マンガ論

手塚治虫マンガ論

★『手塚治虫マンガ論』(米沢 嘉博 著/河出書房新社/1,995円)【→amazon】
最強のマンガ評論家が最大のマンガ家に挑んだ手塚論決定版。