2009.09.27
アヒルと鴨のコインロッカー 【小説感想】

著者:伊坂幸太郎
出版社:東京創元社
(創元推理文庫)
2006年12月22日 初版
2008年12月12日 18版
小説の話題作を知らない為、再びパソコンで検索しました。
“お勧めのミステリー”を探していたら、これが評判だったので購入。
「多分、このタイトルを見ては・・・自分なら選ばないなぁ。」
「内容も・・・あらすじ読む限りでは、面白くなさそう。」
「本当に帯通り、注目する程の傑作ミステリー?」
読む前、心の中で・・・こんな事をチラチラと考えていました。
そして気合を入れて、ページを捲ったのです。
読み終えた第一声。
「うわーっ、この本すごーい!」
いや、いや、今度は本当に「オススメ本」に出会う事が出来ました!!
ネットで探して良かったです!他人の評価は大事です♪
読む前に思ってた事が、恥ずかしくなったけど・・・。
そう考えてたからこそ、面白さが何倍にもなった気がします。
現在と二年前のストーリーが交互に進み・・・。
(※カットバック形式と呼ぶのを初めて知りました)
これ、どう繋がるの?
なんていう疑問と共に、他にも引っ掛かる部分が幾つも出て来て・・・。
彼らの台詞や行動を思い浮かべ、頭を整理しながら読んでいました。
そして小説ならではの仕掛けに驚き、動揺!
だって、こんな事・・・。思っても無かったから・・・。
何度も前のページに戻っては、読み進め・・・。
あと少しなのに、これじゃ終わらない!
と、一回ちゃんと読み終えてから、もう一度読み返す事にしました。
こんなの初めてですよ。
お陰で二回も楽しめ、彼らの世界に浸る事が出来ました。
ブータンという国は知っていたけど、人の事までは知らなかったです。
私にとって、ちょっと勉強になったと思います。
その国出身のドルジは、人物の中で一番好きでした。
「ソウデスネ」この台詞最高!
私も日本人以外の友達が、欲しかったな~。
まあ、日本人の友達すら少ないのに、外人なんて無理な話ですが・・・。
もう少し先の話も知りたいな、とも思えたし。
読み終わるのが勿体無い、なんて感じたし。
ああっ、余計な事まで喋っちゃいそうだわ・・・。
面白い小説に、出合うコトが出来ました♪

~ホームページより~
★第25回吉川英治文学新人賞受賞
★第2位「このミステリーがすごい! 2005年版」国内編ベスト10
★第3位 2004年(第1回)本屋大賞
★第4位「週刊文春」2004年ミステリーベスト10/国内部門
★映画『アヒルと鴨のコインロッカー』(2007年/中村義洋監督)原作
↑こんな話題の作品なのに、受賞や映画化も知りませんでした。
その世界を遮断してしまうと全く見えなくなる・・・って怖いですねぇ。
約三年前の作品なのに・・・。

この作者の作品が気に入ったので、他の小説も読んでみようと思います。
どれも力作なのでしょうか?非常に楽しみです♪
*自分用読書メモ*
感想-6冊目
読んだ期間-11日間 (一度目・6日+二度目・5日)
読書日-2009年9月読了
空いた時間、夜に読書
どうでもいいコトですが、ここの文庫の文字は小さいですね。
もっと大きくして欲しいなぁ・・・。
