2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

適応と日常

これは、たまたま小田嶋の『1984年の…』と、おっさん……みたいな、おばさん……みたいな、おっさん? みたいな人の関連本(もしくは、その著書)を同時にチェックしたかカートに入れたか購入したか、そういう人が何組かいたということなのだろう。(またアマゾ…

予習と復習

義務教育時代は予習とか復習とかよく言われた気がする。結局自分は身につかなかったが、受験の課程で、自発的に復習の習慣を身につけた。さて社会人になってもその習慣が残っている人はどのくらいいるだろうか。なにか出来事があると決まっていればそのため…

デザインとは、橋の形を考えることではなく、向こう岸への渡り方を考えることだ

ブラウンのデザイン哲学らしい。

実に当たり前なだけに耳が痛い

雑誌「創」より引用。 ウェブの広告ブログが力を持ってくるにつれて否応なしに、使い勝手のようなところが広告の非常に大きなアイテムになってくるでしょうね、。そうなると、そうした取材をしていかないと、広告のクリエイティブ自体が成り立たないという時…

自分でそうとうハイブロウなことをやっていると思って「これは来たぜ!後ろに誰もいないぜ!」とガッツポーズをした時点くらいでやっと(周りから見て)あの人少し目立つな、と認識される程度

だと実感しました。

ものづくりとサービス

この二つはどう違うのだろうと考え続けて、続けて、同じものであるという結論に至る。思いやりや知恵をそのまま人が人に提供すればサービスだし、それをいったんモノというメディアに落とせばものづくりということになるのではないか。モノの設計にはだから…

ブログのメディア性

ブログって本や雑誌みたいに、公的なメディアになっているのだろうか。これは見る人により意見が分かれそうだけど、本なみに結論の確かさとか意見の一貫性とかを求められるとやはり厳しいのだろう。個人的には、ブログに期待しているのはちょっと変わった視…

はてブと2ちゃん

似てるかなあ。似てないようにも感じる。はてブの場合、どうも投票的というか、みんながブクマすると注目される位置に出るわけだよね。そこがageよりも強烈な気がする。ただ、はてブ自体は道具としてもう少し奥行きはあって、ブックマークという名の通り個人…

部下

部下になると、部下なりにしか働かなくなる気がする。部下になると、部下なりの責任意識しか持たなくなる気がする。鶏口となるも牛後となるなかれというのは本当なのかもしれない。しかも、部下なりの手抜きをしていることには自分で気づかないのが怖い。

ネットメディア人の未来

ネット広告において、実施データが貯まってきて、自動的に最適化する機能みたいなものの開発が進んできたときに、いわゆるネットメディア人特有のスキルセットというものがあるとしたらそれは何なのだろう。割と泥臭い感じの能力が重視されるようになるのだ…

必要の逆算

何か必要が生じる→そのために用意できるものを考える なにかがある→これが何にとって必要になりそうか考える 1と2は同じことを逆から表現したものに近いのだが、2のほうが遙かに難しいように感じる。なんでだろう。

驚愕

A:女の子の「かわいい」ってホントわからんよ。 B:買ったピアス、かわいかったよ。 A:経験上、女の子のピアスって、みんな買ったときに「かわいいでしょ」って言うけど、あれってみんな一貫してないよね。あれって単に「好き」ってことだよね。主観的な判断…

豊かさ

給食のカレーをまた食べたい。給食のババロアをまた食べたい。豪華な食事ではなかったと思うが、豊かな食事だった記憶がある。あくまで、記憶ではあるが。バブルの頃に経済学者の飯田経夫さんが「豊かさ」について論じていたが、不景気になってうやむやにな…

会社に入って意外だったこと

多くのクライアントがターゲティングを嫌がる(ように見える)こと。「○○に絞って・・・」とか言うと嫌われる傾向にある。あれもこれもな感じの方が好まれる傾向にある。日本ではオールインワンというコンセプトが非常に人気があるのだけれど、それと同じなのだ…

Wii買った

「Wii買ったんだよ〜」というと多くは「Wii Fit」の話になり、そうなるとたいてい「あれって一人でやっても面白くないよな」という話になる。Wiiは「コミュニケーション」をゲームに取り戻したんだ。それがよかったのだろう。

ブログと格ゲー

格ゲーは登場からだいぶ時間が経っている。主なシリーズは基本的な動作が変わっていないようで、昔からやり込んでいる人は相変わらず強く、マニアックなルール(技)もシリーズを重ねるごとに加わっているため、強い人が余計強くなるような構造になっている…

炎上の受け取り方

なぜ人は利害関係のないタレントの不祥事などでも炎上させられるのか=一生懸命になれるのかと思っていたが、むしろ自分に関係のないことのほうが炎上させる気になるのかもしれない。自分に負のフィードバックが返ってこないので。だとすると炎上させられて…

日米の差(とくにイノベーション系)はなぜ生まれるのか

仮説である。注意されたし。 日本企業の担当者は何をやるにも「上司への説明責任」が大きい。権限委譲が進んでおらず、何事も稟議書など「上に上げる」資料を事前に作り、それを経て実行されることが多い。こういうときには誰が見ても根拠が明らかな資料を作…

電通⇔(業務提携)⇔リクルート⇔(業務提携)⇔博報堂

メディアの再編ストーリーとしてはかなり注目。確かに電博ともに上場でのお金が余っているといえばそうなのだが。メディアの再編はメタな視点で編集(仕組み作り)した者が勝つのだろう。

事例

http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20080212/147074/ どの主張に、どういう形での根拠(ソース)がつけられているか。あるいは、つけていないか。ポジショントーク/リテラシーなどいろいろ考える上でよい事例だと思う。個人的には、こういう主張…

鉛筆関連のエントリを読んで思ったが

社会人になって鉛筆もしくはシャーペンというものを使わなくなった。そもそも書き物自体がPCによって減った気がするがボールペンしか使わない。理由はおそらく「消しゴムカス」のせいだ。鉛筆の競争力がそれとは別の消しゴム、しかもカスによって左右されて…

ジャンプは広告

知らなかったのだが、週刊少年ジャンプは今の部数だと儲けは出ないらしく、収支とんとんらしい。コミックスで儲けが出るようだ。ならば、週刊少年ジャンプはまるまる広告だという表現ができなくもない。ならばジャンプの広告は「広告の広告」になるのか。

忙しくなってきたので少し考える

ある程度忙しいほうが、何事も効率があがることは間違いない。なんとなく「今の時間には限りがある」と意識する=終わりを意識することが自然にLifehack状態に突入させているのであろう。これが終わりを意識しなくていいくらい長い時間があると、何もやらな…

執着は成功の母

「思いつくから書くのではなく、書くと決めているから思いつくのだ」みたいなブログ論が個人的には好きなのだけれど、あの尊敬すべき成功者たちも、「立派な頭脳や発想を持っていたから成功できた」のではなくて、「成功しようと強く思っていたからそのため…

問いと仮説と視点

別冊宝島で、宝島社の広告特集。ここの広告は毎年割と面白いものが多いので読みがいがある。ただ、有名人インタビューがどれも宝島社ヨイショみたいなのはちょっと。宝島社についてはあまり知らないが、これらの広告を含め姿勢として共感できるのは、問いや…

年配恋愛市場

自分はまだ若手なものでわからないのだが、おじいちゃんとかおばあちゃんとかもモテ・非モテとかあるのかなあ。老人ホームとかで「今度はいってきた○○さんイケメン」とか巣鴨で「あいつかわいくね?」みたいな会話は交わされているんだろうか。おじいちゃん…

リック・ルービンの箴言

Courrier誌より。今月は良い感じの特集がある。中国メディアの話とか、音楽ビジネスの世界動向とか。リック・ルービンについては、どこかの尊師みたいな風貌になっててビックリした。 「まず曲を聴く。そしてその曲の"均衡"を探すんだ。偉大な絵画や建築、そ…

記号とはそれを知ることによって、もっとほかの何かを知るためのもの

チャールズ・パース。わかるようでわからない。

ネットで文章を読むときの癖

ネット上である程度の長文を読むとき、無意識に一定範囲の文章を選択したり非選択にしたりしている。選択すると色は反転するわけだからそこを強調して読もうとしているのかというと、別にそういうわけでもない気がする。でも、読んでいるところの前後を含め…

定量化のオルタナティブ

どうでもよいが、しっかり測定できるものは重宝される。重要かもしれないが、測定できないものは重宝されない。で、そこの突破の仕方が問題なのだが、広義のブランド以外に何かないのだろうか。