kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

「斎藤知事側の弁護方針は経験の乏しい弁護士がしくじった感がありありとあり、で、まさにダウンタウン松本の訴え取り下げそっくりの惨状になっている」(宮武嶺さんのブログより)

 はじめに兵庫県の話。

 昨日県知事の斎藤元彦と代理人弁護士が記者会見を開いて公職選挙法違反の疑いを否定した。要するに折田楓とメルチュを「とかげの尻尾切り」したいということだ。

 

 

 何か構図が玉木雄一郎と小泉みゆきの件と酷似しているような気もするが、それはさておき。

 宮武嶺さんの下記ブログ記事を読んで、斎藤の代理人弁護士は、失礼ながら敏腕弁護士とは言い難いような印象を受けた。

 

blog.goo.ne.jp

 

 以下引用する。

 

 本日2024年11月27日に斎藤元彦兵庫県知事の定例記者会見が行われ、その直後に、斎藤知事の代理人弁護士である奥見司弁護士が記者会見を行い、それぞれ公職選挙法違反の疑惑について説明を行ないました。

 知らんわ~、奥見先生。

 この顔で私より年下というのにはショックを受けましたが(笑)、企業法務系なので私とは縁が薄かった神戸きらめき法律事務所についてはちょっち恥ずかし事務所名やなあと思った印象はありますが、20年間も兵庫県弁護士会にいて奥見司先生と会ったこともうわさを聞いたこともありません。

 事務所の弁護士紹介を拝見すると、1968年生まれで1991年に早稲田大学を23歳でご卒業後、15年後の2006年に当時私が教えていた関学ロースクールのライバル校である関大ロースクールを38歳でご卒業され、39歳だった2007年にまずお父様の奥見法律事務所に入所して、その11年後の2018年に神戸きらめき法律事務所に50歳で入所ということなので、司法試験や弁護士業についてはかなりの苦労人と思われます。

 それにしても、なんで神戸きらめき法律事務所のボスじゃなくて、事務所に途中参加の奥見さんが仮にも県知事である斎藤氏の代理人弁護士になったんでしょうね。

(あの悪名高いアディーレ法律事務所に在籍していた経歴があるといううわさもあるのですが、弁護士紹介には記載されていませんでした)

 

URL: https://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/432c1c3058565c72da2d44744d067812

 

 さらに、弁護士側の思惑もミエミエなのだという。

 

奥見弁護士と同じ同業者として非常にまずいと思うのは、折田社長が自分のnoteの一部を削除して大半を残すという対処をしたことです。

普通はこんなヤバいnoteは全部公開を停止にしたらよかったんですよ。

それを折田社長が一部だけ削除したり訂正したりしたので、斎藤側がどこが法律的にヤバいと考えているか丸わかりになってしまいました。

そして削除や訂正の指示は法律的な判断ですから、斎藤知事の代理人弁護士が指示を出したと考えるのが普通です。

そうなると斎藤知事側の弁護方針は経験の乏しい弁護士がしくじった感がありありとあり、で、まさにダウンタウン松本の訴え取り下げそっくりの惨状になっていると言えるでしょう。

 

URL: https://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/432c1c3058565c72da2d44744d067812

 

 奥見司弁護士、ここまで書かれてしまった。

 元衆院議員の柿沢未途と前江東区長の木村弥生がパクられて(木村は逮捕はされていないが)有罪判決が確定したことを知っている現東京15区民としては、斎藤と折田も無傷で済むとは到底思えないが、果てさてどうなることやら。

 

 以下は余談。

 本件についてXを見ていたら、下記の驚くべきポストに行き当たった。

 

 

 なんと、兵庫県ホームページに、あの「メルチュ」が紹介されていた。あれ、顔が違うなと思ったら、載っていたのは社長の折田楓ではなく社員の声だった。社長とそっくりの経歴を持つ人で、「通勤時も夙川と六甲山のきれいな景色に癒され、おだやかな心で、楽しみながら日々の仕事に挑戦できています」と言っている。私が斎藤を全面的に敵視しているし、折田も基本的には自業自得だと思うが、この社員にはちょっと同情した。折田はやはり一日も早く白旗を掲げ、しかるべき試練を経た後に一から出直すべきだ。

 それにしても兵庫県ホームページ。「メルチュ」のすぐ前に紹介されているのはパソナの淡路島の事務所で働く人だった。パソナやメルチュをUターンの手本として宣伝する兵庫県、いったい何をやっているのか。