kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

安倍晋三よ、見え透いた嘘をつくな(怒)

これはあまりにもひどい。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140616/k10015260921000.html

首相 新成長戦略で「日本経済が一変」


安倍総理大臣は衆議院決算行政監視委員会で、新たな成長戦略について「『日本経済全体が一変する』というメッセージを強力に打ち出していく」と述べ、経済の再生に向けて、新たな「労働時間制度」の創設や、GPIF=年金積立金管理運用独立行政法人の運用方針の見直しなどを進めていく考えを示しました。


この中で安倍総理大臣は、新たな成長戦略について「収益性や生産性の向上を重視した企業経営を後押ししていくなど、労働生産性を高めるための施策をしっかりと盛り込む。インパクトのある政策パッケージを取りまとめて、『日本経済全体が一変する』というメッセージを強力に打ち出していく」と述べました。
そして安倍総理大臣は、労働時間ではなく成果で報酬が決まる新たな「労働時間制度」の創設について、「日本人の創造性を解き放って付加価値を高めていくには、残業代という概念がないような時間で働く人々が成果を上げて、上がった成果について評価をしていくことが大切だ」と述べました。
そのうえで安倍総理大臣は、「希望しない人には適用しない。職務の範囲が明確で高い職業能力を持つ人材に限定し、それ以外の一般の勤労者は対象にしない。さらに、働き方の選択によって賃金が下がることがないという3原則のなかで対応していく」と述べ、今後、具体的な制度の在り方を検討していく考えを示しました。
さらに安倍総理大臣は、新たな制度の対象を年収が少なくとも1000万円以上ある労働者としていることについて、「今後、経済状況が変化していくなかで、その金額がどうかということはあるが、今の物価水準や賃金水準において、800万円や600万円の方々に適用することは3原則から外れる」と述べました。
また、安倍総理大臣は、公的年金の積立金を運用しているGPIF=年金積立金管理運用独立行政法人の運用方針について、「大切な年金をお預かりして運用しており、損になることをするわけがない。経済が成長しているなかで、同じように国債を中心に運用しているのであれば、むしろ年金受給者や年金を納めている方々に対して不誠実な運用で、先を読んだ運用をするのは当然だ」と述べ、見直しを行う意義を強調しました。
一方、委員会では、平成21年度から23年度までの3年分の決算について、予算の執行状況に改善が必要なものがあるとして、行財政改革や政策評価などを通じて効果的で効率的な政策の推進などを求める決議を行いました。

(NHKニュース 2014年6月16日 18時11分)

あんなあ安倍晋三よ。ハイリターンな金融商品のリスクが高いのは常識だろうが。「大切な年金をお預かりして」いるからこそ国債を中心に運用してるんだよ。よくも「大切な年金をお預かりして運用しており、損になることをするわけがない」などと言えるものだ。見え透いた嘘をつくなよ。

安倍晋三という人間は、ひとたび逆境に遭遇すると、へなへなとなって政権を投げ出すような弱虫だけれど、順風に乗った時には、2000年代前半に福田康夫、菅直人、土井たか子らを悪者にして肩で風切って歩いてた頃もそうだったが、際限もなく傍若無人になれる人間らしい。

早くこいつの顔を見ないで済む日が訪れてほしいものだが、いつになることやら見当もつかない。