WINDBIRD::ライトノベルブログ

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新しくシリーズ物を読み始めたい人にオススメのライトノベル

「1巻で完結している作品だと物足りない…」
「人気のあるシリーズは10巻以上出ていていまさら買い集められない…」
「でもアニメ化されていないラノベはよく分からない…」


そんな悩みを抱えているあなたのために「いまから買い始めても遅くないライトノベルシリーズ」をご紹介します。


ピックアップ条件は、

  • 第1巻が今年発売(かつ1冊で完結していると思われる作品は除外)
  • シリーズ物で未完結(ただし「未完だけど続きが出ずに打ち切り」ということは当然ありえます)
  • 自分で読んで面白かったもの(効果には個人差があります)

広沢サカキ 『アイドライジング!』

アイドライジング! (電撃文庫)

アイドライジング! (電撃文庫)

アイドライジング!〈2〉 (電撃文庫)

アイドライジング!〈2〉 (電撃文庫)

先端技術の粋を集めて作られたバトルドレスを身に纏い、美しきアイドルたちが華麗に戦う、日本が世界に誇る一大エンターテイメント、それが「アイドライジング」!
とある事情から東京に出てきた元気いっぱいの主人公が、ちびっこ女性プロデューサーとパートナーを組んで「アイドライジング」に参戦、シンデレラのようにスターダムを駆け上がっていく物語です。「可愛い女の子たちが仲良くしているのをニヤニヤしながら眺めるのが大好き!」という人には、絶対的にオススメの作品ですよ。

すえばしけん 『ひきこもりの彼女は神なのです。』

ひきこもりの彼女は神なのです。 (HJ文庫)

ひきこもりの彼女は神なのです。 (HJ文庫)

ひきこもりの彼女は神なのです。2 (HJ文庫)

ひきこもりの彼女は神なのです。2 (HJ文庫)

ゲームによく登場するあの神話の三兄妹とか、某世界最大宗教のあの神とか、世界各国のいろいろな神様たちが暮らす学生寮に住むことになった、半人半天使の主人公の受難を描いた同居系ラブコメ(バトルもあるよ)。聖おにいさんもびっくり。
この作品の特徴は「神と人間のディスコミュニケーション」を強調しているところ。たとえば学生寮の住人たちは人間との共生を望んでいますが、それはいわば動物たちと一緒に暮らそうという愛護団体みたいなもので、他の神々からはなかなか理解されないという。そういうドライな設定が面白い作品です。

渡航 『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (ガガガ文庫)

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (ガガガ文庫)

『僕は友達が少ない』(通称はがない)の二匹目を狙った日常系ラブコメ…と思いきや、なんかもう本当に残念なルサンチマンがそこかしこから滲み出していて、もはや「はがないに似てる」とは口が裂けても言えないような代物に仕上がっています。いやほんと超面白いです。
主人公・比企谷くんの捻くれっぷりには感情移入せざるを得ない…!

間宮夏生 『変愛サイケデリック』

変愛サイケデリック (電撃文庫 ま)

変愛サイケデリック (電撃文庫 ま)

人間観察をこよなく愛する稀代の奇人「彩家亭理子(さいけてい りこ)」、春になると死にたがる自殺志願の美少年「神宇知悠仁(かみうち ゆうじん)」の、二人の関係を描いた青春ストーリー。いやもうこの変な名前を見ただけでワクワクしてくるじゃないですか。中二心が全開でテンション上がりまくりですよ。セクシャルマイノリティの問題を正面から取り上げた作品でもあり、読み応えはばっちりです。
ちなみに2巻の発売は8月10日!

朝倉サクヤ 『物理の先生にあやまれっ!』

物理の先生にあやまれっ! (物理の先生にあやまれっ! シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)

物理の先生にあやまれっ! (物理の先生にあやまれっ! シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)

次から次へと襲い来る「僕の考えた最強のロボット」的な最強ロボットたちに、次から次へと主人公に好意を持っていくヒロインたち――という熱血ロボット & 青春ハーレムラノベ。ロボット物でハーレム物というと最近では『IS<インフィニット・ストラトス>』というヒット作がありますが、この『物理の先生にあやまれっ!』は昔のスーパーロボットアニメのような泥臭さがあり、『IS』とはまた違った感覚で読めると思います。
ちなみに主人公たちが操るロボットは全高810m、イデオンやジアースよりも巨大らしいですよ

師走トオル 『僕と彼女のゲーム戦争』

主人公たちが実在のゲームをプレイするということで話題になった作品。第一巻で取り上げられているゲームは『アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団』『スペランカー』『Gears of War』の三作品です。
あらすじとしては、ゲームをやったことのない主人公がゲーム部に入部し、大会に出場したりすることでゲームにのめりこんでいくという感じ。ジャンルとしては「部活もの」に分類されるでしょうか。良くも悪くも「ゲームやってるだけ」ではあるので、そこに興味を持てるかどうかが鍵となりますが、ゲーム好きならきっと楽しめることでしょう。