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喧嘩を売るのがオイラの仕事!犬や猫に奇襲攻撃を仕掛ける元気いっぱい多指症の猫

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(著)

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 母猫がコヨーテに襲われたことで、孤児となった真っ黒の小さな子猫だが、足の指の数が一般的な猫より多い「多指症」だったのだ。

 アメリカの作家のヘミングウェイが愛したことで知られる多指症の猫は、幸運を呼ぶ猫ともいわれている。この子猫にもすぐに幸せがやってきた。

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 やさしい家族に引き取られ、「ミトンズ」と名付けられ、元気いっぱいな日々を送っている。現在4歳となったミトンズだが、彼は子猫時代からやんちゃで、家の犬や猫たちに常に奇襲攻撃を仕掛けていたようだ。

母を亡くした多指症の黒猫

 カナダで暮らすソニア・ストリックランドさん家族は、母親がコヨーテに襲われ、ひとりぼっちになってしまった子猫を保護施設から引き取った。

 その黒猫は足の指の数が多い「多指症」だった。施設ではそれが原因で引き取り手が現れないのではと心配していたそうだが、全くそんなことはなかった。

 なぜならソニアさんにとって、その大きな足がとても魅力的だったのだ。まだ小さなその黒猫を「ミトンズ」と名付け、家に連れて帰った。

 ミトンズは元気いっぱい。子猫時代は先住の犬や猫に常に挑んでいた。

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 二足立ちしながら猫や犬に勝負を仕掛けに行く。

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 多指症の猫は、通常の猫よりも手先が器用な子が多い。

 事実多指症の猫たちは、船上のロープをスルスルとのぼったり、ネズミを上手に捕まえることができることから、かつての船乗りたちに重宝された。

 ミトンズもスパイダーマンのように身軽で、網戸の上まで登ることができる。

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 先住犬や猫はやれやれと言った感じだが、ミトンズはスーパーヒーローになるための特訓をしていたのかもしれない。

 いずれは地球を救ってくれることになるのは、まだ先のお話かな?

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 現在は4歳になったというミトンズ。片方の親が多指症の場合、子猫がそれを遺伝する確率は50%と言われている。

 おそらくミトンズのお父さんかお母さんが多指症だったのだろう。指の数が多いほど、幸福が多い。

 また、爪を余分に切る必要はあるものの、健康上の問題はないことがこれまでの研究で明らかになっている。

 とても器用だし、指が多い分だけ幸せも増えるとして、ヘミングウェイは「幸運を呼ぶ猫」として大変かわいがったそうだ。

 ミトンズの様子はTikTokのアカウント「@isntshelovely25」で見ることができる。

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Written by parumo

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この記事へのコメント 11件

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  1. 多指症ニャンコ かわいいなぁ~(´・ω・`)肉球ムニムニしたい~

  2. 一本多いだけで手の存在感が凄い
    普通の子より網戸にも張り付きやすそう

  3. 多指症の猫は ヘミングウェイが愛でてなかったらもっと迫害されてたのかしら(´・ω・`)

  4. やんのかステップ始める頃の
    子猫のおなかってかわいいよねえ~~

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