
アメリカのオハイオ州シンシナティ警察署は、両手の指関節部分に「Pure Evil(純粋悪)」とタトゥーを彫った警察官男性を解雇したことを発表した。
彼が属していた部署では、2013年より、不快な意味を示すタトゥーや顔や首など露出する部分のタトゥーを違反行為としていた。
にもかかわらず、50歳のその警察官は、新たにタトゥーを入れ続けていたという。警察のイメージを損ない国民の信頼を失うという理由で処分を下したようだ。
「純粋悪」とはそのまま日本語にすると、一点の濁りも無い悪を意味するが、本人は、「善と悪の間の闘い」という意味で入れたと主張している。
指関節部分に「純粋悪(Pure Evil)」とタトゥーを彫った警官
オハイオ州シンシナティの警察官、エリック・ウェイダ(50歳)は、今年4月下旬に解雇処分となった。その主な理由は、両手の指関節部分にPure(純粋な)Evil(悪)と彫られたタトゥーだ。
2006年から警察官として勤務を始めたウェイダは、既に体の広範囲におよぶタトゥーをしていたという。
当時はそれでも採用となったが、2013年にウェイダの所属する部署が規則を更新し、顔や頭、首または手にタトゥーのある警官志願者は失格にすることを決めた。
それと同時に、今いる警察官の場合、既存のタトゥーは免除となるが、新たに取得すると処罰の対象となることも発表されていた。
ところが、ウェイダは禁止されてからも、不規則な幾何学的パターンのタトゥーを入れたり、去年には指に「純粋悪(Pure Evil)」と彫ったことから、警察は規則を無視したウェイダに対し厳しい処分を下すことにした。

純粋悪の意味は?
調査によると、ウェイダは体のほとんどをタトゥーで覆っていたという。
「純粋悪」という文字を入れた理由は、自身が純粋な悪であるという意味ではなく、「善と悪の間の闘い」を象徴したものであると述べ、「自分にとってはただタトゥーではない、言葉そのものに意味がある」と主張したそうだ。

警察のイメージを損ね、国民の信頼を失うと警察
ウェイダは、指のタトゥーという違反行為以来、公衆への露出を制限するための一時的措置で、連邦押収所への内勤に移されていたという。しかし、その部署でも市の業者から苦情を受けていた。
更には、身だしなみや服装なども、一貫してウェイダは「改善の必要性」の評価を受けていたようだ。
一方で、ウェイダは過去に捜査スキルと銃で武装した容疑者を逮捕したことで表彰を受けたこともあると報告されている。
だが結果的に解雇処分が下された。
同署のクレイグ・グレゴワール警視は、このように述べている。
純粋悪(Pure Evil)などというメッセージのタトゥーは、一般の人には敵対的だと認識される可能性があります。
非常に簡単に言えば、警察官の手は挑発的なメッセージを伝えるものではなく、安全と保護の象徴とみなされるべきなのです。
彼のタトゥーは継続的かつ永続的な違反であり、同署のイメージダウンにつながり、国民の信頼を損ねるものんです
しかし、ウェイダは「指に入れたのは悪い決断だったが、後悔はしていない」と話しており、解雇を不当として現在警察組合に苦情を申し立てているという。
なお、警察組合はこの件についてのコメントを未だ発表していないということだ。
というか、すごく目立つ指の部分にその感じでタトゥーを入れちゃったら、警察官というよりは、ギャング寄りに見えるわけで、アメリカであってもアウトだったようだ。
References:Cincinnati police officer fired for getting ‘pure evil’ tattoo / written by Scarlet / edited by / parumo
本記事は、海外の情報を基に、日本の読者向けにわかりやすく編集しています。
ヘル・アンド・ヘブン!
>>1
あーそんな感じかもねw
続いてる言葉ではないと本人も言ってるし。
まあやはりタトゥーはやり直しづらいから止めとくが吉だわな。
「露出する部分のタトゥーを違反行為としていた」とのことなので、警視さんも内容が敵対的だーとか言わずシンプルに「ルール違反なので」でいいんじゃないかと思った
ルールを守るべき、守らせるべき警察がルールを守ってないのはねってことで
※2
敵対的という文言が無なければ、そのルールの根拠が分からないので必要
>>6
記事を読むと
>「不快な意味を示すタトゥー」や「顔や首など露出する部分のタトゥー」を違反行為としていた。
とあるから、露出する部分のタトゥーだったので違反、と根拠には適しているのです。不快な意味だけ、露出だけでも違反になるのです。
規則守らせる側が破ってちゃ世話ねーよ
意味がどうこうで騒いでる本人は本質が分かってないんだろうな
>>3
そうそうこれと2だよね
セルフイメージとかタトゥーへの他人の目とかもたいして関係ない
ルールを守らせる側がルール無視し続けて好き勝手やってたら怖すぎるだろって話
ここでいう警察組織のイメージの悪化とは表面的タトゥーではなく「ルールをずっと無視すること」にかかっている
それがわからない時点でこの警官は「危ない」訳だね
アル中になって治療に赴かず飲酒運転繰り返した警官が解雇されるのと変わらん
ワンパンマンのガロウかよ…
そもそも他人からどう思われるかという思考がないような人間はそれを必要とする職業に就くことを望むべきではない。
個人の自由を尊重してせめて目に見えるところには入れるなというルールで譲歩されたのにそれを勝手に越えてきた人間に抗議する資格なんざないだろう。
指にタトゥーで「cure BLACK」ならOK?
「狩人の夜」のパウエル牧師かよ・・
単に組織に属していながら組織に従えません、他人がどう感じてるかも知らねーよ。俺はそんなつもりなかった。
っていうお子様みたいなオッサンの話ですよねこれ。
これの原典は
狩人の夜って映画に出てくる
両指に「LOVE」「HATE」と刻まれてる伝道師
「両方の指はいつも張り合っている。
憎しみは愛を倒そうとする。
しかしいずれ愛が憎しみを倒す」
これの場合PUREがEVILに打ち勝つんだろうけど
利き手が左なら逆になる
※10
スパイク・リーのドゥ・ザ・ライト・シングが元ネタかと思ってた
指輪なら外せたのに
「自分はそんなつもりじゃなかった」って言い訳が最近酷使され過ぎな気がする
黒霧島みたいで美味しそう
厨二病は警察にはなれないのか…悲しい時代だね。
>>14
厨二病でも警察にはなれるやろうが表に出すなって話やろ、そもそも他の仕事でも厨二病さらけ出しとったら上司に肩叩かれるんちゃう?
※14
つーか大人の分別は最低限必要だよな
>>14
厨二病は関係ない。
やるなと言われたことをやってしまったから罰受けただけ。
魔人ブウ(純粋悪)
タトゥー好きな奴らの好きな欧米でも
ふつうにきちんとした職業では嫌われている
50歳でこれは流石にちょっと恥ずかしい
本当にセンスの良い人は
他人を不愉快にさせる身嗜みをしない
解雇は仕方ないけど私は嫌いじゃない
「暇な人の手は悪魔の手」という英語のことわざを思い出した
将来、謎のテロリストを追っていったらコイツに突き当たるSPEED展開
中学生みたいな英語だがちゃんとこれで純粋悪って意味になるんだな…
ピュア セレクト(マヨラー
警官と言う仕事ならしょうがないな
ピュアとイービルじゃ対義語にならんだろ
言い訳するならもう少しましな嘘を考えようや
中二過ぎるw
もうおじさんなんだからタトゥー入れるの辞めたら良かったのに…w
二面的な単語を入れようとして他に思いつかなかったのかな
悪魔の名又はサインを身体に刻んだ者は、悪魔と契約を交わす。
向こうはタトゥがファッションとして定着してると思ってたけど流石にこれはアウトだったか
確かに警察が目立つとこに(しかも悪い意味に取られかねない)タトゥ入れてるっていい印象無いもんな
>2013年にウェイダの所属する部署が規則を更新し、顔や頭、首または手に
>タトゥーのある警官志願者は失格にすることを決めた。
そもそも規則制定のきっかけから、彼の存在があった気がします。
独身かな?