
海外掲示板であるユーザーが、やけに鮮明な夢を見たという。完全に目覚めてもその夢は頭から消えず、むしろ心にいつまでも残り、このもやもやをなんとかすべく、その疑問を投げかけた?
キリンって他の動物よりもカミナリが落ちやすいの?
夏休み子ども電話相談室のノリだが、確かに背が高いしなんなら棒状だし、カミナリに打たれやすいような外観をしていなくもない。
さて、実際のところどうなのか?
大人のキリンの平均体高は4.2~5.8メートル。彼らが住んでいるサバンナや開けた森林地帯の上にそびえたち、遠くからでもよく見える。
もちろん、カミナリがいつもその区域で一番高いものに落ちるとは限らないが、より高いものほどうたれやすいことは確かだ。それは対象物とカミナリの発生点との距離が短いからだ。なので直感的にはキリンって他の動物にくらべてカミナリに打たれやすい感じがする。

キリンがカミナリにうたれた事例
動物学者のダレン・ナイシュの調査によると、1996年から1999年の間に、南アフリカのクリューガーズドルプ近くのサイとライオンの保護区で、3頭のキリンのうち2頭がカミナリにうたれて死に、残りの1頭は子どもだったせいか、カミナリにうたれたが生き延びたという。
2003年には、フロリダにあるディズニー・アニマル・キングダムで、キリンのベッツィがやはりカミナリにうたれて死んだ。当時は、それが公園内で起こった唯一の惨事だった。
それはそれとして、キリンへの落雷に関して具体的な数字は本当はない。だが、この件に関する科学的な論文が少なくとも一件は発表されている。

前脚と後脚の間が大きい動物ほどカミナリが落ちやすい
2011年、落雷の危険防止についての第一人者であるマレーシア・プトラ大学の電気技術者、シャンディマ・ゴメスは、動物への落雷に関して科学論文として決定的といえるものを書いた。
彼は前脚と後脚の間の隔たりが大きい動物ほど、カミナリにうたれやすいことに着目した。近くでカミナリが鳴っている場合、脚の間に危険な電位差ができる可能性があるため、落雷の影響を受けやすいからだという。
つまり大きい動物ほど前脚と後脚は離れていくわけで、キリンのような動物にとって、危険な電流が生命維持に不可欠な臓器の間をかけめぐってしまう可能性があるということだ。
さらに、ゾウやキリンのような背の高い動物は、近くの木などに落ちたカミナリがはね返ってきて、動物の頭を直撃するサイドフラッシュの犠牲になる可能性もあるという。
カミナリが落ちた木に直接体が触れる接触電位で、木の枝から動物に致命的な電流が流れることもある。

ほかの動物と比較したデータがないので、実際のところはよくわかっていない
ゴメスの説明は、しっかりした科学的基礎知識に基づいたものだが、明確な数字が出ていないので、こうした話とキリンがほかの動物よりも高い確率で落雷を受けることとを、同じ次元でとらえられるかははっきりわからない。
ただ、落雷による死亡はめったに起こることではない。ゆえにリスクが高い体つきだからといって、悲惨な感電死が多発するとは限らないのだ。
追記:(2023/10/19)本文を一部訂正して再送します。
via:springer・scientificamericanなど/ written konohazuku / edited by parumo
これってトリビアになりませんか ?
キリンって他の動物よりもカミナリが落ちやすいの?
・・・・・・!!(°Д°;)
そもそもその発想自体がなかった
せんせぇ~ お空を飛んでるトリさんもカミナリに当たりやすいんですか?
カミナリ様とキリン(神獣)は互角レベルの
強さなので雷食らっても死なないしケンカになると
衝撃波でアフリカどころか地球もろとも消滅するので
紳士協定を結んでいると思われる。
前脚と後脚の間が大きい動物ほどカミナリが落ちやすい
ワニ「え?」
※5
ダックスフント「やっべぇ」
ウナギ犬「まじっすか!」
落カミナリ…
キリン全く関係ないけど釣りをしてる人には
雷当たりやすいとか聞いたな
※7
かみなりは性質上通りやすい所を通るのでカーボンやグラスファイバーで出来ている釣り竿は落雷しやすいね
開けている川で釣る場合が多いので余計落雷の危険が高まる
人間も避難する場所がなかったら足をそろえて屈むと良いそうです。
足を開いていると、地面を走る雷が片方の足から入って、もう片方の足へ抜ける可能性があるそうです。
結論:「わかりません!」
誰か真面目に動物ごとの落雷率を調べてイグノーべル賞取ってくれないかな?
落ち易さも気になるけど落雷受けても生き延び易い動物ってのも居そうだしな
ツノが生えてるからなー
ツノに雷おちちゃうからなー
中生代のでっかいカミナリ竜なんかは、たくさんカミナリが落ちたかもしれないな。
アンタッチャブル柴田がそんな話をしていたな
ヤエちゃん「だからキリンにはおへそはないのよ」
キリンはカミナリが落ちやすいって?
そりゃあ、
頭に避雷針がついてるしね。
仮に背が高いだけで雷が落ちるとしたら、
人間だって動物の中ではかなり雷が落ちやすい部類じゃね?
※18
もしかしたら生息数の多さの問題で、人間のほうがキリンよりも多く雷にあたってるかもしれないな。
他の草食動物はキリンの高い視点を利用してキリンが肉食動物に気付いて逃げたら一緒に逃げたりするらしいね。
そのキリンを樹上で待ち構えて飛び掛かるヒョウの動画も見た事あるけど。
生き物はどんなものでも、身長が大きいほど雷は落ちやすいよ。
ここで前足と後ろ足の電位差が云々といっているってことは、
雷が落ちやすいではなく、胴体を電流が流れやすくなるじゃないか?
もし雷が落ちても、頭から前足に電流が流れるだけなら助かるところを、
胴体を通って後ろ足に抜けると危ないってこと。
※20
同じこと思った。そもそも地面は自然界の中では導体に近いから、電位の違いは横方向の違いより地面からの距離によって変わりやすい。だから雷の落ちやすさが前足と後ろ足の距離で変わるというのは理屈に合っていないと思う。
雷に打たれた時の危険度の高さと雷への撃たれやすさを勘違いしたんでしょうね。
落カミナリ?
×的を得る
○的を射る
○当を得る
3 よい質問ですね 先生は子供の頃に雷がカラスを直撃して墜落するのを見ましたよ
>>23
せんせー ありがとうございました!
シマウマやガゼル、水牛などに比べてキリンってやけに胴が短くて妙な形をしているなぁと前々から思ってたんだが、ひょっとして雷に淘汰されたのか?
キリンの腰の位置が低い事が昔から不思議に感じてました。
あれだけ前荷重なのによくコケないよな、って。
そもそも、高所の尖塔に落ちやすいってのも幻想だからな
避雷針とか、実はあんまり意味はない
※27
へ~w
疑問に答えろよ。
いやいや、避雷針は実際有効だよ。
ちなみに避雷針が発明されたばかりの頃、カミナリは神罰と考えられていたんだ。
だから、家々に避雷針が備え付けられたあとも、教会だけはつけていなかった。
(神様の家が神罰を被るなんて、矛盾も甚だしいからね)
結果どうなったかって?
教会にだけカミナリが落ちまくったのさ。
ちゃんちゃん♪
※32
避雷針は導雷針とも言って雷を導き安全な経路で発散させる
※32
周り避雷針だらけならそっちに落ちないとおかしくね
避雷針って名前の「お守り」なら協会に多く落ちる理由もないし…
※37
別に※32を擁護するわけじゃないけど、教会の鐘楼なんかはその町で一番高い建造物だったりすることが多いので、もともと雷が落ちやすいといえば落ちやすい。
もっとも、だからといって雷が避雷針を避けて教会に落ちる云々という与太話には「?」だが。。
避雷針の仕組みもよく分かってない※32の作り話だったとさ、ちゃんちゃん。
大昔には恐竜も雷に打たれて死んだりしたんだろうな
前後肢の間隔の話って「落雷の影響があった場合の被害」の話であって
(つまり地面に落雷した場合に感電死する確率)
雷が落ちやすいかどうかの話とは別の話じゃないだろうか…
キリンが自覚してて回避行動を取らない限り落ちやすいのは当然だろう
明和電気の、神様に反撃する為の避雷針「来雷剣」を思い出した。
雷が落ちるとバネ仕掛けで避雷針の先端の剣が天空に向かって飛んでいくアレ。。
なるほど、恐竜絶滅説にもう一つの説が加わった。
まさかの恐竜の雷絶滅説爆誕!
疑問に全く答えていないよな。
可能性として落ちやすいのか変わらないのか、ちゃんと結論を出せばいいのに。
知りたいのは過去例じゃないのだから。