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仲良しだった兄弟猫。突如1匹が亡くなった。残された猫の首輪に小さなメモが。そこには隣人の猫に対する想いが込められていた(イギリス)

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(著)

公開:更新:

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 イギリスのある町で突然愛猫を亡くした夫婦が体験した心温まるエピソードがシェアされたところ、ネット上は涙の海で洪水となった。。

 彼らが失った猫の名はベアという。彼は兄弟のテディととても仲が良く、毎日2匹で連れ立っては冒険に出かける元気な猫だった。

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 そんなある日のこと、悲しみに沈む夫婦のもとに、テディを介して見知らぬ人物から小さなメモが届いた。だがそのメモの中にはベアの身を案じるメッセージがつづられていたのだ。

喪に服していた夫婦に届いたメッセージ

 先月2月末、イギリスで暮らすスコット・ユーウェルズさんは、突然亡くなった愛猫のベアをしのび、夫婦そろって悲しみに暮れていた。

スコットさんの亡き愛猫ベア

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image credit:Scott Ewels

 愛らしかったベアの死を悼み、ひたすら喪に服す2人。だが、そんな日が1週間ほど続いたある日のこと、彼らは外から帰ったベアの兄弟、テディの首に小さな紙片がついてるのを発見した。

 一体何だろう?と思いつつ紙を広げてみると、そこにはこんなメッセージが記されていた。

親愛なる猫たちの飼い主様へ

 私は4号室に住んでいる者です。あなたの2匹の猫たちは私ととても仲良くしてくれて、毎日そろって私の部屋に遊びに来てくれました。

 ですが、ここ2週間ほど大きいほうの猫の姿を見なくなりました。彼は元気でしょうか?とても心配です。小さいほうの彼はもちろんのこと、最近見かけない彼もとても愛らしい猫で、いつも私の心を慰めてくれました。彼の無事を祈っています。

Y.K. 2017/3/2

 なんと差出人は同じアパートに住む女性だった。夫婦はその名に全く面識がなかったが、愛猫たちの冒険の行先を知り驚くと同時に、ベアをこんなに心配する彼女の気持ちに胸を打たれた。

 ”大きいほう”の猫はもういない。

 それは2人にとっても未だにつらい事実ではあったが、彼らは虹の橋を渡ったベアのことを告げる手紙を書き、メールアドレスを添えて彼女の郵便受けに入れた。

彼女がつづったベアとの思い出

 翌朝、彼らが目覚めると彼女から1通のメールが届いていた。そこには彼女と2匹の猫たち、とりわけベアと彼女との心温まるエピソードが丁寧に書かれており、いくつかの画像も添えられていた。

彼女とシェアしたベア(右)とテディ(左)の画像

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image credit:Scott Ewels

 猫が大好きな彼女は、近くの大学で学んでいる台湾から来た交換留学生だった。人懐っこいベアは、海外で一人暮らしを始め、さびしい思いをしていた彼女のもとに現れた大切な友だった。彼はホームシックの彼女を慰め、笑顔をもたらしただけでなく、故郷の家にいるようなくつろぎを与えていたのだ。

兄弟は毎日一緒に彼女の部屋に来ていた

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image credit:Scott Ewels

 さらに彼女は頼る友人がいなかった頃、2匹を前にプレゼンの練習をしたときの画像もシェアしてくれた。そこには彼女の声におとなしく耳を傾ける生前のベアの姿が写っていた。

兄弟とともに孤独な隣人を支えていたベア

 大好きだったベアとの日々を振り返り、その死を悼む彼女のメールは、長いあいだ喪に服していた2人の心を激しく震わせた。

 夫婦は兄弟猫を愛し、常に優しく接してくれた彼女にベアのお墓の場所を告げた。すると彼女はベアのお墓に花を供え、かけがえのない存在だった彼を惜しみつつ、感謝と哀悼の意を示してくれた。

 その後海外掲示板でこの体験を語った夫婦は、今は亡き愛猫が自分たちだけでなく別の誰かの暮らしを明るくしていたことを心から誇りに思う、と結んでいる。

via:lovemeowthedodoreddit・written D/ edited by parumo

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この記事へのコメント 51件

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  1. 毎回、今日は我慢するぞ、この記事は泣かないぞって気を引き締めながら挑んで惨敗する!!畜生!!ベアがいなくなって寂しいだろうけどテディもパパママも4号室のお姉さんも元気に暮らしてね!!!!!!

  2. 猫って本当に人が落ち込んでるときとかつらいときに励ましてくれるよね

  3. 猫って、寂しそうにしているのを見ると放っておけない性質なのかな。

  4. 猫が結んだ縁の話は感動的だけど、同じアパートなのに直接対面せずに
    わざわざメールでやりとりしているあたりがなんだかモヤモヤする

    1. ※19
      海外だとどんな高級マンションでもアパートメントって呼ぶから日本アパートとは違うかもしれない

    2. ※19
      別記事より.
      「初対面は、お互いに愛した猫にお別れをいうことになる」
      「今、彼女はベアのお墓を訪れている」
      だそうです。

    3. ※19
      留学生は猫の飼い主が誰だか分からなかったから猫の首輪に手紙を添えて連絡を取ろうとした。飼い主夫婦は部屋を訪ねたけど留守だったので手紙を郵便受けに入れた。留学生は帰宅後手紙を読んだが夜もふけているので直接訪ねるよりいつでも読めるメールで返信した方が良いと判断した。
      って事なんじゃないですかね

    4. ※19
      同じアパートに住んでいても、生活のリズムやパターンが同じとは限らんのだが

    5. ※19
      "Dear Owner; I'm your neighbour, living in 4
      元の彼女の手紙には同じアパートに住んでいるとは書いていない
      猫が遊びに来るくらいの距離に住んでる事しか分からんのだから手紙を付ける→メールアドレスに返信がくる→その後お会いした
      と言う手順を踏んだのだろう
      何も疑問に思う事は無い

    6. 哀れな※19にもこの留学生や猫の飼い主のように
      安否を気にしてくれる人がいますように(-人-)

  5. うちの猫も近所で飼われてた。名前も貰ってた。イッパイアッテナだ。

  6. どこの飼い猫かなんてフラリとやってくる野良猫みたいなもんだから、そうとう追跡しないとわからないだろうに・・・・台湾の人もまさか同じアパートだとは思ってなかったんじゃないか?っていう程度の想像力は働かないんですかね。

    二つの意味で落涙不可避

  7. あえて手紙でやりとりするのと一緒で、あえてメールでやりとりするのが…いいんじゃぁないか…( ;∀;)

  8. 読んでたら目が熱い気がするし鼻水も垂れてきた
    猫アレルギーかもしれない

  9. 海外のホームシックは逃げ場がない感じがしてなー
    猫が来てくれたらそりゃあ嬉かろう

  10. ベアは架け橋となってくれてテディはそれを伝えてくれたんだねぇ。
    きっとこの子達は猫の姿をした天使なんだとおもった。
    ベアはまた違う場所にいる支えを必要とした
    人のところに先に行ったんだと思った。

  11. 映画化希望。

    メモを書いた人はどうせ独り身のさみしい老人だろうと思ってたけど、
    台湾からの留学生、というのがよいね。
    ホームシックになっている彼女のところに猫たちが入ってきて慰められる様子が目に浮かぶ。

  12. 最近は「猫」(動物)を表に出せば何でも「いい話」にしやがって
    そんなに「イイネ」が欲しいのか!と、思い一応読んでみた

    あ~・・画面が歪んで見れねぇぜ・・・。

    ´;ω;)y-~  猫ちゃん・・ありがとう!俺の心も洗われました・・。

  13. 泣いた。私の死んだ子達も生前、うちの家族だけじゃなくて他の誰かの人生を明るくして可愛がられてたらいいなと思った。

  14. 兄弟猫が「おい、あの学生?の部屋行ってみようぜ」「歓迎してくれっかな!」
    となって遊びに行ってたんだろうね
    そりゃ留学生さんの癒しにもなっていただろうよ
    いい話や

  15. 人間の目で猫を見ているだけでは、分からないことがたくさんある。
    猫の目で、人間を見てみることだ。

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