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いつも不平、不満ばかりを口にする人は自ら健康を害している(ニューヨーク研究者)

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(著) (編集)

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 会社の上司や同僚の態度が気に入らない、店員の応対が気に入らない、スマホの機種が気に入らない、ネットに書かれた記事が気に入らない、社会の全て気に入らないなど、人によっては全く気にならないことでも、人によってはすべてが不満の対象で、日々グチをこぼしている。

 世の中いいことばかりだとは決して言わないが、いつも不平、不満ばかり言っていると、健康に害を及ぼすことになるかもしれない。

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 ニューヨーク、プレスビテリアン病院ワイルコーネル大学で精神医学の臨床准教授、ゲイル・ザルツ氏によると、不平、不満ばかりこぼしている人は自らの健康を害する危険性が高いという。

 もちろん誰かにそれを愚痴ることは悪いことではないのだが、問題はその程度、執着度、愚痴ることで問題を解決できると期待しすぎることなのだ。不平不満だらけが、健康に深刻な害を及ぼす例をあげてみよう。

不安が増す

 経済的な問題や仕事の悩みから、通勤電車の遅延、狭いアパートの部屋まで、あらゆることが不安のもととなる。「自分の考えに憑りつかれ、常に不安に苛まれている人は、心も体も同じように不安の代償にさらされている状態。不安はノルエピネフリンというストレスホルモンを爆発的に増大させる」とザルツは言う。

 ノルエピネフリンは、ひどいパニック状態の闘争・逃走感情の原因の一部とされていて、血圧や血糖値を上昇させる。これは次々にコルチゾールを放出して、この量が多すぎると体重増加、免疫機能の低下、心血管の疾患などの問題を引き起こす。ストレスはすべての共通要素で、痛みや苦しみ、胃腸障害を率い起こす。

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孤独になる

 しょっちゅう悲観的なことばかり言う人のそばには、誰も寄りつかなくなる。あなたのぼやきのはけ口にされている人は、せっかく親身になろうとしているのに、あなたのネガティブな影響、ダークサイドに引き込まれてはかなわないと感じるのかもしれない。

 これでは友人たちが離れていってしまい、人間関係は破綻してあなたはどんどん孤独になっていく。この孤独という見えない流行り病は、今や6000万人のアメリカ人をむしばんでいるといわれる。孤独や疎外感を感じると、ストレスに関係するコルチゾールが繰り返し放出され、認識低下が加速し、死の危険すら増える。

 不平があまりに多いと、生活の中でもっともストレスの多いもののひとつである仕事に支障が出るし、ますます孤立化する可能性がある。同僚に自分の心の内をあまりにさらけ出しすぎると、却って迷惑に思われるかもしれない。実際よりも能力が低いと評価されてしまうかもしれない。

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うつになる危険性をはらんでいる

 不平不満がうつ病を引き起こす証拠はほとんどないとはいえ、それは精神疾患の前兆かもしれない。どう見ても不平不満ばかりでは、うつに対処するための有益なメカニズムに役立ちそうにはない。

 自分の不平ばかりにとらわれていると、その負のサイクルから抜け出せなくなって、ネガティブな考えばかりが強くなってしまう。日々の些細な困難を嘆いてばかりいるのは、それらに対処するのにはまずいやり方で、これではなかなか幸せはつかめないだろう。

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 不平、不満ばかりを抱きグチ癖がついてしまっていることを自覚しているのなら、それを改善する方法はある。

そのグチは何のため?

 ときどきグチって、ガス抜きすることは決して悪くない。要はそのグチり方だ。まず、なにが不平の原因なのかを見極める。どこから不満が出てくるのかに気づけば、勝負はついたようなものだ。たいていの人は、自分の不平不満について、それが自分にとってどんな意味があるのか、自己分析ができていない。

 まずは自分に、グチをこぼしている理由は、注目や理解されたいからなのか、それとも実際に問題を解決したいからなのか、問いかけてみる。

 もし後者なら、自分の不満を見当違いな方向に向けているだけだ。自分のパートナー相手に陸運局はひどい、まるで役立たずだというような文句を言ってはいけない。パートナーはそんなグチを聞いてくれるほどいい人だけれど、それだけでなんの問題解決にもならないのだから。

 もし日常に存在する落とし穴について不満をぶちまけているのなら、問題をぐちぐちと繰り返して考えるよりも、前向きによみがえらせる方法を見つけるよう努力してみよう。

 グチをこぼすことは、順応テクニックのひとつなのに、うまく活用する方法をみんな気づいていないだけなのかもしれない。アイスクリームを貪ったり、散歩をしたり、音楽を聴いたりすれば、泣き言を言うよりもずっと気分が軽くなるだろう。あなたの精神衛生上、そしてまわりの人にとっても、快適になるに違いない。

via:All the Reasons Complaining Is Bad for You/ written konohazuku / edited by parumo

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この記事へのコメント 47件

コメントを書く

  1. 人が共感も理解もしないから、孤独に耐えかねてるんだ。自分がいなくなれば全部スッキリ解決だから、不健康も悪いこととは言えない。ネガティブなのは誰かがポジティブな反動なんだ。人がネガティブになり始めると、逆に自分はどんどんポジティブになっていく。

      1. ※8
        完璧主義者ってのは、自分自身の行いなんかに対して完璧を追及している人で
        他者に完璧を要求し、それが為されないと不平不満を持つような人は
        ワガママや独善と評した方がしっくりくる気がするけどね

  2. 軽い認知症になりかけたお年寄りの愚痴は目的なんてない、終わりがない悪循環
    その時話を聞いてやって、満足したように終わってもまた同じ事を愚痴り出す。
    同じ愚痴を繰り返してる自覚がないらしく、不平不満の感情やストレスだけは蓄積してるみたいだ。

  3. 店員の態度が気に入らない、というか
    「お客が気に入らない」店員さんが増えて来てますよね(笑)
    携帯ショップとかコンビニとか、解らないから聞いてるのにな…なんて事がまま有ります。
    基本的には他人の事はあまり気にしない主義ですが、職務放棄気味の人には軽くイラっと来ますね。

    1. ※4
      認知症患者が不満を口にし続けるのは介護方法や生活状態に問題がある場合が多い
      認知機能の低下に伴って自分でやれると思っていることが出来なくなっているという状況を理解したうえで適切な対応ができれば穏やかになる

  4. 会社に愚痴を一日中言う肥満体の上司が居るけど
    孤独になるどころか似た様なのを集めて愚痴っていてウザい

  5. 最近、割と長く付き合っていた友達と関わるのをやめようと決意した。一緒にいた時間の分無条件に愛着は湧いていたが、細かい事にイラつき、常に人を馬鹿にするその友達と共にいることで、自分の中にもそうした感情が生まれやすくなった気がした。総合的にこの人たちと共にいることはデメリットの方が多いと判断した。
    人間関係の断捨離は勇気がいるけど、同時にとても自分への影響が大きいものなので慎重かつ厳しく、判断しなければならないと思った

    1. ※7
      毒されてしまう前にシャットダウンする、良い判断だと思います。
      そういう人って感謝の言葉を口にしないし、他の人に対する敬意もないですものね。
      お疲れ様でした。

    2. ※7
      断捨離ってことだし世間からは良くないとか言われても
      やはり自分の精神に変に干渉してくる人は遠ざけたほうがいいと思う
      付き合いをかなり省いたけどもやっと自分の生き方ができるようになってきた
      意見に賛成です

    3. ※7 ※44
      その人間関係の「断捨離」が、しようと思ってもできないのが「親兄弟」なんだよね。
      そのしがらみをどうするかを考えていかないとどうしようもなかったりする。
      特に、※40さんや自分みたいに救いようのないほどの「毒親」に、否定されて踏みつぶされてきた体験をもつ人間にとっては。
      そうやって考えてみると、昔あった「勘当」っていうのは、ある意味よくできたシステムなのかもしれない。
      ていうか、普通勘当っていうのは、親が子供に対して行うものだけど、逆に子供が毒親に対して行う「勘当」があってもいいと思う。
      虐待を受ける子どもを救うための手段として。

  6. 愚痴は大好きだ
    愚痴ることで問題解決しようとしたことはない
    愚痴ることで自分の考えをはっきりさせてアイデンティティをより強固に形成している

  7. 勉強の際、効率よく暗記するためには、復習したりアウトプットすることが大事だというけど
    イライラしたことを言ったり書き込んだりするのは
    まさに復習とアウトプットで、余計記憶に残って余計イライラするんじゃないかと思うので
    できるだけスルーして忘れることにしている。

    1. ※10が書いてる通り。
      強い人は愚痴も言うけどそれにたいして改善していくなり放置する時期なりと判断して先に進むけど、愚痴ばかりの人はそういう脳になってるから全然変わらない。
      変えていくにはインプットとアウトプットを変えてみないと変わらない。

  8. 愚痴を言う人=内容はどうあれ周りに発信できる人(誰かを諭そうとしている 割と本気の文句 等)本人には愚痴という認識すらなく、病気どころか吐き出して健康的(dqnしかり)な場合も多いように見える。愚痴神は無限の体力なので、ガリガリ削られる人は逃げるしかないわな。

  9. 言われなくとも想像出来る
    要するにストレスフリーの方が健康を害さないということでしょ?w

  10. 要するにみんなムダにいらいらして寿命を無駄にしてるんだねー
    まぁ私もだけど

  11. 愚痴の多いタイプは同じタイプとくっついていくよ。ただ、話す内容が身の毛もよだつ程の愚痴のみになるけど。

    1. ※16
      自分に対しても感じるし相手に対しても感じる
      ここでも確か完璧主義には3タイプあると紹介されていたがそれらの特徴が複合した症状もあるんだろう
      勿論相手に対して感じたとしても黙って話を先に進めるし
      些細なことなら水に流せるけれどね

  12. 人によるかもしれないけど抑制の限界を超えた時に愚痴が出るものだと思ってる。
    なので愚痴を無理に止めるのは危険、絶縁や転職等できるなら愚痴の根源を取り去る方がいい。

  13. たまに愚痴る事もできない人も自殺者とか多いし…
    どちらにせよ、自分の感情にシリアスになり過ぎちゃ駄目なんだろうな。

  14. エピネフリンは日本では一般的にアドレナリンと呼ぶので、ノルエピネフリンはノルアドレナリンと訳したほうが分かりやすいね。

  15. 人間関係の断捨離は一時考えたけど辞めた
    ある種の本にも一定数書かれてて一理あるとも思ったことは事実
    しかし問題の主点を自己でなく自己を取り巻く他者に押し付けるという風に捉えるようになってしまい自分の求める形とは真逆と感じたからだけど
    他者から影響を受ける自己に主点を当てていくことが有意義との仮結論
    友人の愚痴も楽しめる余裕がまだあるし根底を信じれる友人に限るけども
    去るもの追わず来るもの拒まずかな、去ったものの帰還は永久に無いけど
    自己が断捨離せずとも他者が勝手に断捨離するのを待つ方が性にあってるかな

    1. ※22
      そうですね、エピネフリンと言うのは主に米国です。
      映画「アドレナリン(邦題)、 Crank (原題)」で、主役のジェイソンステイタムが、病院でエピネフリンを連呼してましたね

  16. だいたいの人間は、自分が少し上手に舵取りをするだけで概ね自分好みでありながらも周りの人間にもプラスになるという状況に囲まれて過ごしている。
    しかしそもそも舵を取るという概念そのものを持ち合わせていない人がいる。
    物事に対して能動的か受動的か、と表現することもできると思うが、受動的な人の愚痴は解決を常に外部に求めていて泥沼的でもどかしく、聞いているだけで息が詰まりそうになる

  17. こうだからこう、ああだからああと何かにつけて枠にはめようとする人たちも
    精神的に病んでいる証拠です。

  18. このところ何でも「ポジティブに」「明るく」なんて
    無責任な自己啓発的アドバイスをする人が多いけど、
    仕事の責任とか不安、経済的困窮のような現実問題は
    本人の気の持ちようだけでは解決できるわけないからね。
    あからさまに不当な扱いに悩み苦しんでいるのなら、
    前例とか周りの反応なんか無視して訴えるのも大事。

  19. この話で言ってる対象は会社とかで不当な扱いを受けたとかそういうレベルではなく
    信号を渡ろうとしたらなかなか青にならなくてとか日常生活の殆どにイライラしてると仕事とかにも支障をきたすし健康を害する事になるって話でしょ。
    それなりの出来事は愚痴を言っても良いだろうし、そもそもしかるべき対応を取るべきだとは思う。

  20. 40代半ばのときに
    四六時中、昔の恨みつらみが頭の中で泉のごとくあふれて
    止まらなくて困った時期があった。
    そんな精神状態だから
    他人のちょっとしたことが怒りの元になって
    とにかく爆発させないように我慢し続けてて苦しかった。
    多分更年期障害のはじめだったんだろうけど
    自分でどうこうできない場合もあるんだよ。
    病院で薬もらって良くなったけど、
    人間はホルモンの奴隷なんだなぁ~ってつくづく思ったよ。

  21. わかってるさ、最近は楽観的な人間やキャラクターを模倣している。
    少しづつだけど気持ちが楽になってきている…

  22. 単に吐き出したいだけの非生産的な愚痴なんて聞きたくないし、愚痴を言っても仕方ないし、愚痴なんて言いたくないし、そもそも言える相手もいないし…。不平不満というか、四六時中喋っている人は元気でいいなって思う、少し分けてほしいくらい。

  23. でも毒親や姑みたいな常に愚痴しかいわない「嫌な奴」に限って長生きしてるよね
    記事の内容と違うし、どうだろう?

  24. 落ち込むのは自惚れてて感謝の気持ちがないからってさんまさんが言ってた
    不平不満を口にするなとは言わないけど常に毒吐いてちゃ自分も周りもしんどいだけだよね

  25. ネット上の酷い言葉を見てるとすんごい苦しくなる
    普段抱いてる不満や不平を発散したいんだろうけど
    書いた人はその時は楽しくても自分で自分をいじめてるようなもんだよね
    この記事を読んで実感したよ

  26. あー愛してるわ
    みんな幸せになればいいのに、そこのお前さんだよ

  27. うちの母親がそうだ
    ヒステリックにギャーギャーわめいて
    いつも回りと比べて不平不満を口にする
    こんな人にならないようにしようと教訓にしている
    エネルギー吸いとられる気がしてすごく疲れる

  28. 人を呪わば穴二つ
    という言葉があるように、他人の悪口を口外しているような人は、自分の墓穴も掘っているんだよ

  29. 自分の父親がまさにコレ。常に減点主義。他人を否定するばかりで、どんなにいい成績をとって、どんなにいい学校へ入学しても「大した事ないな」としか言わず、その度にガッカリして、褒められようと叶わぬ努力をする、の繰り返しでした。社会人になってから他の家の事情を知るようになってからは「自分がどうあるべきか、何をすべきか」が分かっていれば何も問題はないと悟り、父親に褒められようとする努力を全てやめました。親ですが他人を変える事はできません。ならば「自分が変わるしかない」と学んだ瞬間でした。

  30. 愚痴や不満をSNSなんかで撒き散らすのはまぁ良いとして、最低限の品性は必要だなあと思える
    例えぶちころがしたいくらい憎い対象に声を上げるにしても、余りにも醜い罵詈雑言を並べられると内容以前に文面を見るだけで気が滅入ってしまう

  31. すっごいいい人ヅラして八方美人を貫いてる反面、トラップ仕掛けたり身の毛もよだつ嫌な切り返しを会話に突然ぶっこんで場を凍らせにくる人が職場に2人ほどいる。
    周りは幾度となく収拾に追われさすがに正体に気づいて大人な対応しているが、2人に共通するのはゾッとするほどすごい悪意に満ちた表情をする瞬間があるってこと。歳関係なく眉間のシワは笑顔のときも深く刻まれているし、顔には心根があらわれるんだなぁとひそかに思っている。知らぬは本人ばかりなり。くわばらくわばら。

  32. 逆やけどなぁ。
    我慢してたら自律神経やられたわ。
    独り言ででも愚痴って憂さ晴らしして忘れて、その分笑いもしてたらスッカリ体調戻ったわ。
    過剰な我慢の方がよくないで。
    ここのコラムは大衆誘導が目的な所もありそうやから、勉強になる部分や一理ある部分やアホか?みたいな記事とは分別つけて読むに限る!

    1. ※45
      君一人が独り言で自分の範囲で言う分にはいいよ?
      たまに言うぐらいいいけど不特定多数の目に触れるところで毎日毎日発信しないでほしい
      嫌でも目に入るからすごく迷惑なのよ

  33. わかるなーこれ。母親が愚痴とかネガティブな事ばっか言う人だったからわかるわ。たまにならいいんだけど、もう人を愚痴の捌け口にしかしてない人ってうんざりするんだよ。誰もが近寄りたくなくなっちゃうの。で、人が離れるのをまた嘆いて、理由を教えてあげても離れるお前らが悪いで理解しないの。またこういう事ばっかり繰り返してると肉体や精神の健康も損なわれるっていうのもわかるわー。かといって我慢する抑圧するというのも良くないから人に当たらない方法で不満やストレスを消化していくしかないよね。

    1. ※46
      なんか、文面を見ただけでも、その人の顔が浮かんでくるんだけど。
      ていうか、自分の父親の顔が真っ先に浮かんできたよ。
      しかし、自分は父親の笑った顔とかそういったものは、一度も見たことはないけどね。
      あと、「知らぬは本人ばかりなり」というよりも、その人の性格は本人自身が一番よく理解しているんじゃないかな。
      いずれにしても、そういう悪意を持ってしか周囲と接する人のできない人が、重要ポストについていたりすると、周りが疲弊するだけだよね。特に下の者が。
      あと、※11に結構重要なことが書いてあって、人間は無意識のレベルでそれまで五感(感覚)を通じて体験したことと、言葉を聞いて生み出された「プログラム」に従って生きている。これが、「神経言語プログラミング(NLP)」の考え方。
      で、他人に対する不平不満、愚痴を日常的に口にすることは、結局そういう「プログラム」を自分自身に対して言語を使って「インストール」し、かつ実行し続けていることになる。
      今回の記事で書いてあることは、その積み重ねが自分自身にどれだけのダメージを与えるか。になると思うけど。
      その一方で、人に対して悪意を向ければ向けるほど「水を得た魚」になる人もいるのもまた確かだし。
      そういうタイプではない人は、少なくとも「愛語能く廻天の力あることを学すべきなり」という道元禅師の言葉を心掛けたほうがいいと思う。
      でも、愛語を使うことはなかなかむつかしいので、最低限度周りに毒の言葉を吐かないようにすれば、いざというときに自分で自分の足を引っ張ったり、自分で自分の首を絞めるようなことには、ならなくなると思うし。

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