2019-01-01から1年間の記事一覧

言語学の潮流

言語学の潮流 -自律系言語学から開放系言語学へ- 1.20世紀以降‐言語大三角形‐ a.歴史言語学・・ソシュール以前の比較言語学・通時言語学 b.構造主義・・ソシュール(1957-1913)・共時言語学ラングとパロール・恣意的・言語の線条性・社会 c.アメリカ構造…

小論文の基礎と志望動機

第一回 小論文の基礎と志望動機(面接) 「小論文」の基礎 一 小論文を書く上での注意事項 ○必ず清書する前にメモを取り、段落構成を考える。 ○論理的に書く。つまり、主張したいことを述べるだけではなく、必ずその根拠・具体例を述べる。 二 知識の増やし…

近代文法学史における受身と状態性

2012.11.2(金)第297回・日本近代語研究会発表資料 近代文法学史における受身と状態性-山田文法を中心に- 國學院大學大学院生 岡田 誠 はじめに 受身の中で、非情の受身と呼ばれる表現がある。非情の受身は、三矢重松(1908)を嚆矢とし、日本語固有説と…

元号と『万葉集』

読売日本テレビ文化センター公開講座(講義資料) 元号の由来と『万葉集』 岡田 誠 第一部 元号の由来 元号が本格的に使用されるようになったのは、明治以降である。それまでは、元号は存在してはいるが、十干十二支で示していた。また、元号にはフリガナを…