2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

祈りについての考察

「祈りについての考察」 神社で祈祷や祈願をすることがあると思います。「商売繁盛」や「家内安全」などが多いと思います。お薦めしたい祈りが二つあります。それは「心願成就」と「神恩感謝」です。たくさん願い事があるときには、収集がつかなくなるので「…

パワーストーンの意味

こんにちは。 東京の上野駅の構内に「スタディ・ルーム」という店には、比較的安くパワーストーンがおいてあります。そのスタディ・ルームでパワーストーンの解説をいただいたので、その一部を掲載してみます。一番、水晶が万能ですね。○水晶(クリスタル・…

会話と心理

「会話と心理」 会話は、コミュニケーションの手段としては、とても大切です。楽しく会話が弾めば、その後長く付き合いが続きます。名著の誉れの高いデール・カーネギーの『人を動かす』と徳川夢声の『話術』をベースに現代的に、人を不快にさせる言動、人を…

性格について

「性格について」 「性格は変わるか」については、さまざまな意見があります。先天的な部分と後天的な部分とがあることはいうまでもないでしょう。行動主義者は、死刑廃止の立場をとっています。つまり、どんなに歪んだ強化歴を持つ人でも、新しく望ましい、…

マズローの欲求五段階説

「マズローの欲求五段階説」 マズロー(アメリカの心理学者)によると、人間の欲求には五段階あり、これらを段階的にクリアすることにより、健全な人格が形成されるとしたものです。健全な人格形成には、自己実現欲求を満たした達成感(至高体験)が必要だと…

ユングの性格分類

○ユングの性格分類 ユングは、心的エネルギーと四つの機能をあわせて性格分類をしています。すなわち、次のように分類するのです。(心的エネルギー) 「外向タイプ」 積極的・現実的・活動的 「内向タイプ」 消極的・充実した精神生活 (四つの心の機能) …

『源氏物語』の研究書

こんにちは。書かれた当時から話題になっていた古典といえば、『源氏物語』をあげることができます。近代以降、膨大な研究書がありますが、中世・近世の有名な研究書をあげておきます。今でも読んでみると、その視点には斬新なものがあります。 『源氏物語』…

三上文法のすすめ

「三上文法のすすめ」 こんにちは。今回は、三上文法のすすめを書きます。現代日本語文法や日本語教育の世界では、三上章という名前は広く知られています。生前は、あまり知られていませんでしたが、死後世界的に評価されています。『象は鼻が長い』(くろし…

夢判断の実例

「夢判断の実例」 こんにちは。今回は夢判断の実例をまとめてみることとします。古代ギリシアの哲学者のプラトンも、「夢は予言である」と述べました。そのくらい、何かの暗示が強いということです。実際の体験談をもとに編集した『暮らしに役立つ夢判断』(…

追悼・井上ひさし

「追悼・井上ひさし」 マルチな才能の作家・劇作家の「井上ひさし」氏がなくなりました。少し思い出があるので、書いてみたいと思います。私が始めて日本語文法に興味を持ったきっかけになったのが、井上ひさし氏の『私家版日本語文法』(新潮文庫)でした。…

フロイトとユングの夢判断

こんばんは。今回は、フロイトとユングの夢判断について、簡単に紹介します。ユングの方が夢を積極的に解釈した点が大きく異なります。「フロイトの夢判断」 フロイトは、夢日記をつけていました。そして、「夢は自分の第二の性格を知るヒント」としました。…

夢をみる要因

こんばんは。今回と次回は夢について考えてみることにします。 枕元にペンを置いておき、夢からヒントを得たという科学者や発明家は多くいます。夢により、直接連想や間接連想で、一種のインスピレーションを受けることができるようです。科学的には夢を見る…

源氏物語音読論

「源氏物語音読論」 『源氏物語』を音読したとする、「源氏物語音読論」があります。これは、折口信夫氏と玉上琢弥氏が主張したものです。つまり、読み聞かせのために『源氏物語』をはじめとする物語群は書かれたとする説です。この説に従えば、「音読」の大…

宮中の女流文学の衰えた原因

こんばんは。 平安時代に、文体的に美しく、敬語のお手本のような作品は、女流文学としては『源氏物語』が知られています。また、男性の作品としては『大鏡』が有名です。 当時、宮廷に仕える女性がたくさんおり、宮中を中心とした女流文学が全盛期を迎えま…

森田正馬博士の「あるがまま」

こんばんは。今回は、森田療法で有名な森田正馬博士の「あるがまま」について紹介してみます。○あるがまま(自然服従) あるがままというと、「自然な」「自然体で」「そのまま」などいう意味に捉えがちですが、森田がいう「あるがまま」というのは、少し意…

易の智恵と魅力

「易(周易)の智恵と魅力」(易について) 古代中国人は、すべての根元は宇宙の「太極」のもとにあり、その太極の変化によって、自然界が変化していくと考えました。そして太極は「陰陽」からなり、陰陽から春夏秋冬、東西南北といった「四象」が生まれ、四…