ソニーがアップルに有機ELマイクロディスプレイを供給するとのニュースを目にしました。
すでにソニーからは写真のようなヘッドマウントディスプレイ(HMD)が売り出されてますが、
アップルからも何らかの製品を出されるということでしょう。
例えば、このようなHMDは、一人でバーチャルリアリティ(VR)を楽しむのに向いてます。
特に左右の目に対して、それぞれ超小型の有機ELディスプレイが配置されてるので、
完璧な3D映像が実現できます。
かつて発売されたサングラスして見るようななんちゃって3Dではなく、
完璧な臨場感のある3D映像です。
しかも有機ELですから、液晶と違い、黒が綺麗で奥行き感があり、動作速度は速くて動きのある映像も違和感ありません。
アップルがこのようなHMDを製品化するとしたら、どうなるんだろう。
楽しみです。
あるいは、
グーグルグラスのようなARメガネです。
情報端末として、
とても魅力のある製品になると思いますけど、
グーグルの後追いでは魅力がありません。
国内ではセイコーエプソンがすでに有機ELのARメガネは実用化してますし。
ところで、
ディスプレイはこれまでブラウン管から進化してきました。
液晶、プラズマ、そして今は有機ELです。
30年前では考えられなかった70インチを超える薄型テレビも実現しました。
では、
この先、どう進化するのでしょうか。
それはさらなる大型化と
超小型化なんです。
有機ELで壁紙のように薄く、大きく、
等身大のコミュニケーションができるというのが一つ。
その対局が、
とても小さくなって、
目の前に配置して、
一人で大画面のバーチャルリアリティを楽しむHMDです。
もっと軽くなっていくでしょうね。
壁紙印刷型有機ELという最先端は山形大学がCOIプロジェクトで開発中で、
世界最先端を走ってます。
また、
今回のようにHMD用の超小型有機ELもソニーなど、
日本メーカーが最先端技術を有してます。
このように、
最先端はいつも日本から生まれています。
これら技術をいかにこの国に残して育てるのか、
他国では国がメーカーを支援して競争力をつけさせてるので、
それに対抗するためにも
政治主導で技術開発を支援していただきたいと思います。
菅総理には、科学技術立国の再構築をお願いしたいところです。
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