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2014年2月

2014年2月25日 (火)

城戸家の誇り

  
 
きのうは東京出張。
とある国プロジェクトの発表会。
他大学の発表をいろいろと聞いたけど、
 
結論、
 
「なんだかなあ」。
 
 
終了後、企業の方と遅くまで戦略会議。
 
で、
今朝、
山形新幹線で帰宅。
大学は入試なので入構できなかった。
 
午後、
大学近くの喫茶店ブルーノートでナチュラルプロセスファクトリー社の戦略会議。
 
終了後、
午後4時過ぎ、
愛車で法定速度内でぶっ飛ばして山形市へ。
 
山形ケーブルテレビの収録。
トーク番組で約二時間。
ゲスト出演者は、
 
東北芸術工科大学の根岸学長、
オリエンタルカーペットの渡辺社長、
シベール創業者の熊谷顧問。
 
この3人の話を聞いているだけでおもしろかった。
みんな、濃いわあ。
 
収録が終わり、愛車をぶっ飛ばして、帰宅。
すると、テーブルの上に賞状が。
 
 
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娘を呼んで説明させると、今日、学校で表彰されたとか。
なんでも、先日、雪の降る寒い日に路上でシャツ一枚で震えている迷子になった小さな男の子を友人のミナミちゃんと保護して交番まで連れて行ったとのこと。
途中、大人の女性の方も手伝ってくれたらしい。
 
「小さな親切」実行章、
by 公益社団法人「小さな親切」運動本部。
 
娘はこんなことぐらいで表彰されることはないと言ってたけど、実際に立派な表彰状をいただいてまんざらでもなさそうだった。
 
いやあ、
親としてうれしいなあ、
マオちゃんのお父さんに頼んで娘を交換してもらおう、なんて言ってゴメンね。
お前は城戸家の誇りです。
 
 
 
 
 
 

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2014年2月18日 (火)

紫綬褒章受章祝賀会

 
 
昨年の秋の褒章で、紫綬褒章を受章したいきさつは、過日このブログで報告したとおり。
いまだに、信じられないと言う昔の城戸をご存知の方が多数おられるので、このとおり証拠です。
 
 
Img_1813
 
 
まあ、本人でさえ私のようなものが受章してよいのかと今だに思うわけですが、この度、祝賀会を開いていただけることになりました。
 
日時:5月23日 金曜日
         記念講演会 16:00〜17:30
         祝賀会:18:00〜20時
会場:リーガロイヤルホテル東京
 
詳細は、山形大学有機エレクトロニクス研究センターのホームページまで。
お申し込みは、こちらから→申し込みフォーム
 
定員は300名ですので、 特に卒業生の皆さん、これを機会に久々の同門会ということで、無理してでもお集まりください。
 
 
 

 

 

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2014年2月16日 (日)

レジェンド

 

とは、「伝説的人物」をさすんだけど、ここではジャンプの葛西選手のこと。

いやあ、夜中の二時半に起きて観ましたよ。

ジャンプのラージヒル。

まずは、読んでください。

 

五輪=銀メダル獲得の葛西、年下のライバルたちが称賛

2014年 02月 16日 14:14 JS [ローザクトール(ロシア) 15日 ロイター]

ソチ冬季五輪のノルディックスキー、ジャンプ男子ラージヒル(HS140メートル、K点125メートル)で銀メダルを獲得した41歳の葛西紀明に、ともに表彰台に上がった年下のライバルたちが賛辞を贈った。 数多くの有力選手が強風に苦しむ中、葛西は豊富な経験を生かし、139メートルと133.5メートルの大ジャンプを披露。地元ロシアのファンの声援にも後押しされ、着地も見事に決めてトップに立ったが、最後に飛んだカミル・ストッホ(26、ポーランド)に僅差で抜かれた。金メダルは逃したが、ジャンプでは五輪史上最年長メダルを獲得した。 葛西は1992年アルベールビル五輪から、7大会連続の五輪出場。1994年リレハンメル大会の団体で2位に入ったが、個人種目でメダルを獲得したのは今回が初めて。 葛西について、ノーマルヒルとの2冠を達成したストッホは「偉大な人」と表現。しかし「15年後にはどこかのビーチで横になり、ゆっくり過ごしていたい」とし、葛西とは違い、40歳を過ぎた頃には現役を引退しているだろうとの考えを示した。 また、銅メダルを獲得したペテル・プレブツ(21、スロベニア)は、葛西に対して「大きな敬意を持っている。彼は僕が生まれる前からワールドカップに参戦していた。僕にとって、彼は今後の競技生活の刺激になる」と語った。 あきらめないことが信条だと話す葛西は、今後も現役を続行する予定。韓国の平昌で開催される2018年五輪での金メダル獲得に意欲を見せた。

・・・・・

 

最初、風のために遅れていると聞いて、ひょっとして開催されたとしても風の影響を受けて失速なんてことになるのかと思いきや、

やってくれました。

 

一本目、思わず右手を握りしめた。

二本目、両手を握りしめ、涙チョチョ切れた。

 

だいだい7大会連続出場って、24年間もオリンピックに出続けたということは、ひょっとしたら若い頃戦った相手の子供が今回出場していたなんてこともあるわけで、親子と対決しちゃいましたなんて事も可能なわけで、スゴイ、の一言では済まされない程の伝説的人物だと思う。

スポーツの世界で親子ほどの歳の差で戦えるのは、ゴルフだけと思ってたけど、ジャンプもその可能性があるということを世界で始めて示した葛西選手の功績はとても大きい。

すなわち、ジャンプ競技では身体能力だけじゃなく、経験や耳と耳の間がとても重要ということで、そういうことなら、もちろん次のオリンピックでは金メダルをとって欲しいと思う。

 

一方、

高梨選手、

残念でした。

 

彼女の実力なら90%は金が確実なのに、プレッシャーなのか、神様のいたずらなのか、みなさまご存知のとおりメダルには手が届かず。

けど、高梨選手は根性のある人だから、逆にこの結果をバネにして、さらなる努力と経験を積み重ねて、4年後には神の領域にまで達すると思う。

そして、7連続を越える8連続、9連続オリンピック出場を果たし、女レジェンドと呼ばれるようになって欲しい。

 

 

それにしてもアルペン陣は不甲斐ないね。

レジェンドとして山形県出身の海和俊宏選手に復活してもらいましょうか。

 

 

 

 

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2014年2月13日 (木)

早稲田の誇り、その3

 
 
読売新聞から:
 

渡部暁、常に王者の心構え…トイレも必ず真ん中

 

 【ソチ=読売取材団】ソチ五輪は12日、ノルディックスキー複合の個人ノーマルヒルで渡部暁斗(25)(北野建設)が銀メダルに輝いた。

日本勢の複合のメダルは、1994年のリレハンメル大会以来、5大会ぶり。11日のスノーボード男子ハーフパイプでは、15歳の平野歩夢(バートン)が2位となり、冬季五輪の雪上競技で史上最年少のメダリストとなった。平岡卓(18)(フッド)も3位で、ともに今大会、日本勢初のメダル。

 河野孝典(現全日本コーチ)以来、20年ぶりのメダルに渡部暁は、「この20年間、いろんな方が引っ張ってくれて、今のチームがある。先輩方には、すごく感謝している」。長野大会以降、歴代のエースが届かなかったメダルを獲得し、言葉に万感を込めた。

前半飛躍で3位以下を20秒以上引き離す2位につけたことが、メダルを呼び込んだ。後半距離は、昨季のワールドカップ(W杯)個人総合王者のフレンツェル(独)とのマッチレース。最後は力尽きたが、ゴール後は互いに笑顔で肩を抱いて健闘をたたえ合った。

長野県白馬村出身。1998年長野五輪をきっかけにジャンプを始め、中学から複合に進んだ。早大―北野建設という経歴は、90年代のエースで、「キング・オブ・スキー」と言われた荻原健司と同じだ。

現在の所属チームの荻原部長からは「常にチャンピオンとしての心構えを忘れるなと言われている」。例えば、トイレに入るときでも、三つ並んでいれば必ず真ん中を使う。表彰台で両側に2、3位を従えるイメージを植え付けるためだ。

W杯は4勝だが、五輪のメダルは格別だ。「五輪のメダルを取れないで、『W杯の方がレベルが高いんだよ』と言っても説得力がない。今後の僕の発言にとって大きいこと」と喜ぶ。

次の出番は18日のラージヒル。「今度こそ金メダルを取って、真ん中に立ちたい」と渡部暁。「キング・オブ・スキー」への道を歩み続ける。(三室学)

(2014年2月13日06時06分  読売新聞)

 

・・・・・

 

ということで、やってくれました。

ワタベアキト選手。

 

いやあ、20年ぶりでしたか、複合でのメダルは。

かつては荻原兄弟が君臨していた日本のお家芸の男子複合。

やりましたねえ。

 

しかも、早稲田大学卒業ということで、

我が後輩ですよ。

先の小保方晴子博士に続き、やってくれました早稲田の卒業生。

 

ぜひ、ラージヒルでも頑張ってください。

 

 

同じアキトでも、どこかのアキト准教授は女子学生ばかり集めて、セクハラ・アキトなんて呼ばれてるんだもんなあ。

 

 

 

 

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2014年2月11日 (火)

ひぐらし

  
 
きょうは建国記念日かつトーマス・エジソンの誕生日。
興譲館高校で、SSH生徒研究発表会があってSSH運営指導委員として参加してきた。
 
あさ10時から、午後3時まで、2年生の課題研究の口頭発表と、1年生のグループ学習別学習内容ポスター発表。
最後の〆はコアSSHクラブ城戸淳二塾の生徒たちの日本語での発表。
 
 
 (写真)コアSSH城戸淳二塾。 
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(写真)1年生のポスター発表。
Img_1808
 
 
特におもしろかったのが、課題発表。
それぞれグループで課題を決めて研究してそれを口頭発表。
 
でも、
一人だけ、
グループじゃなく、
一人で研究、
そして一人で発表。
 
鹿俣顕典くん。
 
聞いていて、個人的に一番おもしろいな、と思っていたら審査委員の先生方もそう言う意見だったらしく、最優秀発表を受章。
 
う〜ん、ここの審査員はまともな審査をされている、と思った。
どこかの英語弁論大会とは違う。 
 
 
で、
彼の研究題目は「ヒグラシ幼生の個体数と森林樹種・土壌pHとの関係」。
いままで知らなかったけど、セミの世界にも縄張りのようなものがあるらしくて、アブラゼミとかミンミンゼミのような大きなセミのいる森にはちっちゃいヒグラシはいないとのこと。
 
課題の選定もユニークだけど、
それはなぜか、それはどういう理由でそうなのか、彼なりの推測、仮定のもと、実験、調査し、説得のある解を導き、しかもプレゼンも聞いていてぐいぐいと引き込まれ、お見事だった。
探偵ナイトスクープに出演すれば高視聴率間違いなし。 
 
彼が生物学の分野に進学し、研究できる環境が与えられればたった一人でも間違いなく成果を出し、ひょっとしたら第二の小保方晴子さんのようになれる可能性があると感じた。
 
いやあ、米沢興譲館高校恐るべしだなあ。
 
 
 
 
 

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2014年2月10日 (月)

誕生日

 
 
今朝9:30から、修論と卒論の発表練習会。
合計で20名ほどで、終わったのが17:00。
 
いやあ、疲れたなあ。
 
でも、
学生が1年あるいは3年がんばった成果がまとめてみられるので有り難い。
配属された頃には、発表がヘタで、どうしようかと思っていた学生も、ずいぶんうまくなってたりして、そういう時はうれしくなる。
 
昼食後、 
会場に戻ると、こんなのが。
 
     
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いやあ、
毎年毎年、すまんなあ。
 
で、
この大きなバースデイケーキ、今年は「シャトレー」から。
このケーキ屋さんは、城戸家御用達。
サイエンスキャンプのケーキもこちらだし、うちでケーキを買いにいく時はいつもここ。
 
で、
このホノボノした城戸家族の絵のおおもとは、この写真。 
 
 
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いやあ、
何年前かなあ。
ハルカがまだ小学校の低学年みたい。
 
いま、人前でほっぺにチュ、なんてしたら怒りまくるよ、ぜったいに。 
 
しかし、
だいだい、どこから見つけてくるんだろうなあ、こんな写真。
 
 
みんな、本番がんばってや!
 
 
 
 
 

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2014年2月 9日 (日)

X-Day

 

 

Xデー(エックスデー)とは、起こることは確定的であるが、いつ起こるか予測できない重大事件が起きる日を指す俗称である。

 

と、

Wikipediaには書いてるんだけど、管理人が口にする「X-Day」はちょっと違う。

 

 

すなわち、

 

ゴルフを3年前に始めた管理人、

本やDVDで勉強し、切磋琢磨してめきめき上達している。

まあ、上達曲線は右肩上がりなわけ。

 

一方、

 

ゴルフ歴うん十年のベテランたち、

かつてはシングルプレイヤーでも、最近は力も衰え、感覚も鈍り、

かつてのスコアは出せず、

実力は右肩下がり。

 

 

ということは、

 

管理人の上達曲線とベテランの下降曲線が交わる日が絶対に来るわけで、これを「X-Day」と呼んでいる。

 

 

ということで、

この3年間で、多くの先輩ゴルファーたちに、次々とこのX-Dayを提供しショックを与え続けてきた。

 

 

で、

 

最近のこと、またまたX-Dayを実現した。

 

こないだ、山形は雪のためゴルフ場はクローズなので、車で2時間かかる福島県のいわき市まで遠征。 

バイロンネルソンCC。

メンバーは、米沢市内の温泉旅館と飲食店経営のHさんと電気屋さんのAさん。

お二人とも40代で、仕事では脂の乗り切ったバリバリの現役。

ゴルフ歴は10年程度。 

もちろん、このお二人には勝利。

 

そして、

もう一人が、今回めでたくX-Dayを迎えた鮒太郎(仮名)。

このベテランゴルファーは昭和33年のイヌ年生まれの同年代。

ゴルフ歴は20年以上。

かつては、80台で回っていたらしい。

これまで数回勝負をするものの、僅差で惜しくも破れていた。

鮒太郎曰く、「あと10年は負けないね。」

いやあ、憎たらしいことを言うですよね、初級者を捕まえて。

 

ただ、

彼の左ひざの流れる不安定なスイング、びびったバンカーのヘタさ加減、および自分自身の上達曲線から、鮒太郎の下降曲線と交わる日はかなり近いと予想していた。

 

で、

こないだ、前半からシーソーゲーム。

最終ホールで3メーターのパットを入れれば管理人の勝ちと言うプレッシャーのかかるシチュエイションでお見事カップイン。

一打差の勝ちでしたけどね。

 

鮒太郎の悔しがること悔しがること。

 

今では、あの時は「わざと負けてあげた」なんて負け惜しみを言うんだけど、

 

いやあ、気持ちよかったなあ。

まあ、冷静に、第三者の判断として今年は8勝2敗で勝ち越せる。

 

いつでもどこでもだれとでも挑戦を受けるからね、鮒太郎さん。

 

 

 

 

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2014年2月 8日 (土)

つや姫

 
 
約25年前、30歳のときにニューヨークから山形大学工学部のある米沢へ。
山形と言えば米どころ。
 
で、
生協の食堂にお昼ご飯を食べに行って、
 
がっかり。
 
ご飯がおいしくなかった。
アメリカ帰りのお腹をすかした若者にとってもおいしくなかった。
利益重視で古米なんかを使ってたんだろうな。
今は違うと思うけど。
 
 
その後、
お米屋さんで一番おいしいと思われる高いお米を買うも、
 
まあまあ。
 
で、
ブログで書いた。
おいしいお米を食べさしてくれ〜。
 
 
 
山形のお米といえば、
これまで、
 
   
はえぬき
どまん中
 
 
これらも、
日本一おいしいとは思えなかった。
 
山形しかも、米の沢に住んで、
おいしいお米を食べられないもどかしさ、
いやあ、
つらかった、
 
このお米が出るまではね。
 
 
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そうです。
つや姫。
 
まじでおいしいです。
魚沼のコシヒカリよりおいしいと思う。
 
特に、
斉藤さんちのつや姫。
 
こないだ、斉藤さんちのつや姫はおいしいって、このバカブログで紹介したら、問い合わせが、
 
 
はい、ここです。
 
 
Photo_3
 
 
米沢市李山の斉藤政美さんちです。
いいでしょ、すももやま、ですよ。
それだけでもおいしそうなお米がとれそうな気がしますよね。 
 
日本一のおいしい米が食べたい人はぜひ。 
 
 
 
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マス弁当

      
 
日経より:
 

「サーモントラウト」使っても「サケ弁当」はOK 食材表示案 消費者相が見解

 

 

食材の虚偽表示問題を受け、消費者庁が昨年12月に公表したメニュー表示のガイドライン案を巡り、森雅子消費者担当相は7日の閣議後記者会見で、「サーモントラウト(ニジマス)」を使って「サケ弁当」と表示しても必ずしも景品表示法違反にはあたらないとの見解を示した。

 

森消費者相は、表示された食材の半値以下のものを使うのは、消費者に著しく優良だと誤認させ不当表示にあたると説明。そのうえで「一般的に消費者が認知し、値段が安価で両者の間に差がない場合は違反にならない場合がある」と述べた。

 

表示対策課は「一般的なサケ弁当でサーモントラウトを使った場合、消費者に著しく優良と誤認させるとはいえない」と説明。一方で「包装にクマがサケをくわえている絵や、北海道産サケと表示しながらサーモントラウトを使うと違反の恐れがある。表示全体で判断する」としている。

 

ガイドライン案は、サーモントラウトは標準和名が「ニジマス」であり「サケ」と表示するのは問題があるとした。外食業界側は「消費者に広く認知されている」と見直しを求めていた。

 

・・・・・

 

いやあ、まあ、なんなんですかね。

 

ニジマスの釣り堀が各地にあって子供から大人まで楽しんでいる今日この頃、ニジマスはニジマスとして昔から認知されているし、ニジマスをサーモントラウトと呼ぶひとはいません。

 

しかし、東洋経済によると、外食産業では、

たとえば、「ほっともっと」の「しゃけ弁当」には、サーモントラウトが使用され、サーモントラウトは、サケ目サケ科に属する魚であり、サーモンとして広く認知されていて、消費者に分かりやすく伝えるという点を考慮して、『しゃけ弁当』という表示にした」と説明しているんだけど、これって「消費者」じゃなくて、外食産業関係者間では、サーモントラウトがサーモンとして広く認知されているということなんでしょう。

ほかにも、吉野家の「牛鮭定食」には、サーモントラウトが使用している。表示の理由はほっともっとと同じく、「サケ目サケ科に属する魚」という理由らしい。

 

だいたい、「ニジマスがサケとして広く認知されている」って、どこの国の話をしてるんですか?しかも業界ではサーモントラウトと読んだり、トラウトサーモンと読んだり、まちまちだし、明らかにニジマスをより高級に聞こえるサケの一種に思わせようとする意図が見え見えじゃないですか。

ニジマス弁当をしゃけ弁当として売るのは、完全な偽装でしょう。

 

だいたい、マスと言えば、富山のマス寿司は、とてもおいしいし、安っぽいイメージないし、もともとは天然のサクラマスが使われてたそうだけど、輸入物のマスなんかが使用されてたとしても、マス寿司はマス寿司で、問題ないし、おいしそうだし。

 

だから、ニジマスをサーモントラウトと読み替え、さらにサーモン(サケ)として売るのは、偽装だと思う。

そんなことが、許されるなら アナゴをSea Eelと呼び、さらにウナギとして売るのも許されることになる。

おかしいですよ。

 

外食産業関係者のこういうセコさというか、ズルさが、今回の大偽装大会の根幹にあるんじゃないかと思う。

 

これからは、「しゃけ弁当」は、「マス弁当」でいいし、「しゃけ茶漬け」は「マス茶漬け」、でいいんじゃないですか。

でないと、本物のサケを使ったしゃけ弁当とか、しゃけ茶漬けはどう呼べばいいの?

「本物のしゃけ弁当」ですか?

ひょっとして、本物のしゃけ弁当なんて存在しなかったりして。   

 

キングサーモン釣り師として、この辺のところは許せないんだなあ。

 

 

 

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2014年2月 7日 (金)

Good News

 
 
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きょう、いいお知らせがありました。
 
 
うちの娘、
先日の私立高校の入学試験、みごと合格しました。
しかもトップ5%で奨学生としての合格です。
 
いやあ、
うれしいなあ。
 
これもみなさまのご支援のおかげです。
次は、第一志望の県立ですので、引き続きのご支援をよろしくお願いします。
 
 
 
 
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2014年2月 6日 (木)

最後の朝食

 
 
昨日から一泊二日で滋賀県出張、
きょう帰宅。
 
で、
昨日の朝、
最後の晩餐ならぬ、最後の朝食。
 
何でかって言うと、昨日、
夜に家内が帰って来てくれました。
 
だから、パパの朝ご飯は昨日で最後。 
 
 
いやあ、
毎日、早起きして結構大変だった。
 
で、
最後なので、気合いを入れました。
こんな具合。
 
 
Photo
 
 
もちろん、卵焼きは外せません。
それと、お肉の佃煮。
作りましたよ。
 
まあ、他はいつも通りですけどね。
 
でも、うれしいのは、
決して母親程の料理はできない父親の料理を、
文句も言わず、おいしいって言って食べ続けてくれた娘。
 
ありがとうね。
 
 
 
 
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2014年2月 4日 (火)

日本の資源

 

 

まず、読んでください。

 

 

日経から:

 

科学技術立国を支える研究人材に厚みを

 

 

日本の科学技術を支えている研究人材が減り始めている。総務省の調査によると、企業や大学、公的研究機関を合わせた研究者の総数は2013年3月末時点で84万人と、前年より1%減った。とりわけ民間企業で減少が著しく、技術者らを含めて同2%減った。

少子高齢化が進み、日本の労働力人口は1998年をピークに減り続けている。研究者の減少も一過性ではなく、団塊世代の退職が続き、これから本格化する公算が大きい。人口減少という背景があるとはいえ、放置はできない。

天然資源が乏しい日本にとって、経済成長や豊かな生活水準を維持するには科学技術が欠かせない。安倍政権は成長戦略の柱のひとつに「科学技術イノベーション立国」を据え、世界で活躍できるグローバル人材の育成を掲げた。

だが研究者の層自体が薄くなることへの危機感はあまり感じられない。優れた製品やサービスの源泉になる独創的な成果を生むため、人材の厚みをどう保つか。政府は中長期的な視点で理工系人材の育成策を真剣に考えるべきだ。

まず若手の処遇改善が必要だ。就職難で大学の理工系学部が人気だが、企業の技術系採用枠は増えていない。大学では任期制で収入が不安定なポスドク(博士研究者)が増え、将来への不安から若手に閉塞感が広がっている。

政府は研究費を増やした企業を税制面で優遇する制度を設けている。たとえばこれを拡充し、若手研究者を多く雇用した企業も優遇できないか。優れた発明をした社員への報奨を手厚くするなど、企業自身の努力も要る。大学でも年功ではなく実力で教授に登用する仕組みをもっと広げるべきだ。

女性研究者を増やすことも重要だ。研究者に占める女性比率は日本は14%と、英国の38%、米国の34%などに比べて大きく見劣りする。出産や育児と研究との両立が難しいことが壁になっている。

育児中の女性研究者に日常生活の世話をする補助員をつける制度を始めた大学もある。新たな万能細胞を発見した小保方晴子リーダーが所属する理化学研究所のように、女性が活躍しやすい環境を組織として考えることも大事だ。

これまで人材育成策は有力学者や官僚など年配男性の視点でつくられてきた。政策づくりから若手や女性に参加してもらい、挑戦心あふれるフレッシュな理系人材を育てる戦略が要る。 

・・・・・

ということですけど、これって10年以上前から言われ続けていること。

なにを今さらと言う感じ。

 

まず必要なことは、アメリカのように理系でも大金持ちになれる社会を作ること。でないと、子供をわざわざ理系に進ませないでしょ。

企業でも、研究者とか技術者とかが優遇されてるとは思えない。

だから、韓国とか中国に出稼ぎに行くわけ。

今の状況にhappyだったら、だれが週末に韓国にまで行くんでしょうか。

 

それと、根本的に理科好きの子供を増やすことが重要。

単純に今の文部科学省の学習指導要領に沿った教育で、そんな理系が生まれるとは思えない。

 

実は、先週末。

興譲館高校で開かれた東北地区のスーパーサイエンス高校(SSH)のイベント。

地元大学の研究者として、「サイエンスカフェ」で1時間半程の講演と対話をした。

高校の科学の先生より、バリバリの現役の研究者と話すことがどれだけ彼ら、彼女等をインスパイヤすることか。

高校ではSSHに限らず、どんどん積極的に大学の教員を活用すべきだと思うし、文部科学省もSSHに限らず、予算を付けてこのような事業を推進すべきだと思う。

 

で、きょうは、小学校。

市立東部小学校の評議員を仰せつかっていて、委員会と懇親会。

 

昼頃に行くと、まずは給食の試食から。

 

Photo

 

ビビンバとわかめスープですよ。

いやあ、いまどきの小学生は恵まれてますよね。

40数年前の小学校の給食って、単なる栄養補給的食べ物でしたもん。

 

引き続き、授業参観。

1年から教室を回ったんだけど、1年生のかわいいこと、かわいいこと。

まあ、見てください。

 

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いやあ、この子たちが大人になる頃に、この国はどうなってるのかと思うと、我々の世代が基礎を築いてやらねば日本は沈没していると、つくづく感じた。

日本にはそう言う意味で、まだまだ未開拓の資源が眠っている訳で、それをどう発掘するかというのは、教員の仕事だし、待った無しで改革して実行しなければならないと思う。

コン校長、評議員に任命していただいて有り難うございました。 

 

 

 

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2014年2月 3日 (月)

大河ドラマ

   
 
ここ数年間、NHKの大河ドラマを見続けている。
中三の娘もいまや大河ドラマを楽しみにしているくらいで、家族で話題に上がる。
 
で、
今の「軍師官兵衛」。
 
久々のアウト。
というか、微妙。
 
まあね、ストーリーとか物語はそこそこおもしろい。
あの時代をこういう視線でも見れるのね、と新鮮。
 
ダメなのが、配役。
 
まあ、岡田君はいい。
管理人としては、「永遠のゼロ」で始めて知ったんだけどね、この役者さん。
凛々しさといい、背の低さといい、不自然さはゼロ。
 
 
もっともダメなのが、秀吉。
あんな年取った秀吉はないやろ。
と、
娘と同意見。 
 
それと、勘兵衛の嫁。
知らずに見たら、勘兵衛の母親やろ。
娘と同意見。
 
それから、信長、
全然、イメージと違うんですけどね。
もっと、面長で冷酷非情な感じを出して欲しかった。
これも娘と同意見。
 
 
まあ、とにかく配役がひどい、今回の大河ドラマ。 
でも、こうやって娘と突っ込みながら観るのも何だか楽しい。
 
 
 
 
 
 
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2014年2月 2日 (日)

リケジョ

  
 
うちの娘のハルカは中三で、高校受験シーズン真ただ中。
両親に似たのか、本人曰く理系だそうで、社会や国語が大嫌い。
けど、数学を得意としてしかも英語が大好き。
受験も得意の英語で乗り切るという作戦らしい。
 
これまで、将来何になりたいか、と夢は聞いていて、  
たとえば、幼稚園の頃から順番にいくと、
 
ドレミちゃん、
パパのお嫁さん、
ケーキ屋さん、
山形県知事、
ファッションデザイナー、
社長、
などなど、
 
だけど、本人も、これといった明確な目標はなくて、まだ中三のくせに将来のことについて悶々としていて、高校はとりあえす普通科に進学し、大学はとりあえず東大を目指すとのこと。
 
 
で、
そんな娘が、小保方晴子さんの記者会見をテレビで観て一言、
 
私もこんな人になりたい。
 
ほほう、そうかそうか、少しは登りたい山の形が具体的に見えたか。
と親としてちょっとうれしかった。
 
中三リケジョのハルカにとっては、ハルコさんは、美人で、頭が良くて、かっこいい、らしい。
もしハルコさんが美人じゃなくて、若くなくて、かっこ悪かったりしたら、ハルカはハルコさんに憧れなかったかもしれないので、ハルコさんがハルコさんのようでよかったと思った。研究成果だけじゃなくて、若いリケジョに夢を与えてくれて、世の中に貢献してくれてとても有り難い。
 
科学者の端くれとして言わせていただくと、世界初とか世界一の発見や発明をして、世の中に貢献するいうのは、間違いなくかっこいい。
 
 
実は、
先週から家内が実家の不幸で戻っていて、そんな娘と二人生活、
かれこれ一週間。
家内がいないから外食ですますというのは、男親として恥ずかしいことだと思うので、うちにいるときは自炊が原則。
 
まあね、
学生時代は鷺宮のジョナサンズの立ち上げメンバーとして厨房に立っていたくらいだから、料理の腕前は「旬菜こんどう」の親方と勝負できるくらいなんだけど、なにせブランクが長い。
 
で、
ちょっとピンチだったのが、お弁当。
実は高校受験シーズンが先週スタートして、金曜日はいつもある給食がなくて、お弁当持参。
ということで、いつもより30分早起きして、父親手作りサンドイッチを作った。
 
 
Photo
 
 
何を隠そう、このタマゴサンドは小学校の時に家庭科の授業で習って以来、得意技で、これまでしばしば「パパのサンドイッチ」をお弁当にリクエストしてくれてたのだ。
 
で、
ピンチが昨日土曜日の弁当。
うちのハルカの私立高校の受験日。
さすがにサンドイッチ二日連続は父親としてのプライドが許さない。
 
で、
考えた。
実はこの一週間は、有機ELのことは忘れて、 この日の弁当を考え続けた。
 
娘が必死で試験問題と格闘するんだから、親も一緒にがんばる。
というコンセプトもと、
ほか弁で買って来て容器を入れ替えるなんて、もってのほか、
冷凍物はアウト、
スーパーの総菜もアウト、
近所の支援者に手伝ってもらうのもアウト、
とにかく父親手作り100%を目指した。
 
で、
最終的に朝5時半に起きて作ったのがこれ。
 
 
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説明すると、
ごはんは、山形県産の「つや姫」。しかも山形で一番いおいしい斉藤さんちの。
その上にはふりかけ。
万が一、おかずがマズくてもご飯が食べられるように。
 
そのとなりが、鳥の照り焼き。
実は、自分が高校の時のお弁当にはたまに鳥の照り焼きが入っていて、そう言う意味でハルカのおばあちゃんもお前を見守っているのだからね、と言う意味を込めた。
ネットでレシピを調べて始めて作ったけど、おばあちゃんの味にはほど遠かったのがちょっと悲しい。
 
緑色はほうれん草のごま和え。
恥ずかしながら、小さいころ野菜嫌いだったハルカの父親。
でも、ほうれん草のごま和えは好きだった。
ということで、父親似の理系のお前もきっとほうれん草のごま和えが一番好きだろうとの推察。
 
卵焼きは、定番。
うちの母親の味はちょっと甘め。
タマゴだけでたぶん一ヶ月は生活できる程のタマゴ好きのハルカの父親。
卵料理は得意技なのです。
 
そのとなりが、これも定番のソーセージ。
しかし、炒めるときに最後に少し醤油をたらして味付けする。
これもおばあちゃんの弁当のおかずでした。
 
フルーツは旬のイチゴ、それに彩りを考えて黄色いトマト。
 
無事完成した時の達成感は、達成感というよりも、できてホッとしたという感じ。
帰宅した娘の「おいしかったよ」の一言は、うそでもうれしかった。
 
試験では、数学でつまづいたらしいけど、英語はほぼパーフェクト、娘曰く、
 
「合格はしたと思う」
 
とのこと。
いやあ、たのもしいなあ、この子は。
 
いずれ、
ハルカもハルコさんのような科学者になって世の中に貢献してくれよ、
と心の中で願った。
 
 
 
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