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2012年3月

2012年3月29日 (木)

SSH



文部科学省は28日、重点的に理数教育をする2012年度の「スーパーサイエンスハイスクール」(SSH)に73校を新たに指定したと発表した。

内訳は国立3校、公立57校、私立13校。このうち38校は以前にも指定を受けていた。継続校と合わせた12年度のSSHは178校となる。東日本大震災で被災した東北地方の高校も含まれ、岩手県立釜石高校の研究課題は「復興と持続的発展に寄与する科学技術を持った人材の育成」。宮城県仙台第一高校や福島県立福島高校も復興などに向けた研究を挙げた。
 
本県からは鶴岡南と米沢興譲館の2校が選ばれた。16年度まで5年にわたって取り組む。本県の高校の指定は02年度から3年間取り組んだ米沢興譲館以来。
 
構想によると、鶴岡南はゼミ形式の授業などを通し、科学リテラシーやICT活用能力を身に付けさせる。米沢興譲館は「異分野融合サイエンス」を掲げ、卓越研究者となり得る人材を育てる。両校とも学校独自の科目の設定や、大学など地元研究機関との連携を想定している。
 
SSHに指定されると学習指導要領に縛られない授業を行うことができ、高度な内容に取り組めたり、授業時数を増やすことができる。学校が文科省に提出した事業計画に基づいて予算が配分される。機器購入などを伴う場合、初年度は1000万円規模の予算が付くケースもあるという。県教育委員会高校教育課は「本県理数教育の原動力になってほしい」としている。
 
・・・・・・
 
よしよし、
教育県はこうでなくっちゃね。


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2012年3月26日 (月)

うにスパゲティ

 
 
きょうから出張。
まずは東京泊で明日の朝から羽田から飛行機ということで品川駅前に宿泊。
 
で、夕食。
打ち合わせを兼ねてイタリアン。
 
こんなものいただきました。
 
 
Img_3130
 
 
うにスパゲティです。
このお店、超有名なイタリアンシェフのお店で、一度は来たかった。
 
で、印象。
 
安い。
イタリアンっぽい。
雰囲気、お好み。
 
 
安い、というのは、こんな有名シェフなのに、コースで4000円程度。
丸の内の高級イタリアンならご予算1万円はゆうに超える。
 
イタリアンっぽい、というのは、懐石料理のように一口サイズのすました料理がフレンチのように着飾られてお出ましするのではなく、本場イタリアのように前菜、パスタ、メインディッシュがどかんどかんと目の前に表れる。
これですよ、イタリアンは。
 
雰囲気も飾らず、フレンドリーなスタッフ。
 
 
お勧めしますね、
落合シェフのお店。
 
 
で、味ですが、
うにスパゲティと言えば、本場ナポリというかカプリ島でいただいたうにスパゲティ。
 
  
Dsc00179
 
  
磯のかおりが口の中に広がるこのスパゲティに比べると、ウニ風味クリームソーススパゲティ、みたいなもんだけど、まあこのお値段なら許容範囲。
 
でも、もうちょっとアルデンテにして欲しかったナポリ育ちの管理人なのであった。
 
 
  
 
 
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2012年3月25日 (日)

卒業式その3

 
 
この春は卒業式が例年になく多い。
 
昨夜のこと、 
旬菜こんどうの副料理長のさとみちゃんの最後の日。
 
やっぱり、行かんといかんでしょう、ということで、
さとみちゃん、自慢の米沢牛ハンバーグとオムライス。
この裏メニューもきょうで終わりなのかとしみじみといただいた。
 
 
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この姿も見れないのね。
ということで、今夜は歓送会。
というか、サトミちゃんのこんどう卒業式。
東京方面に修行の旅に出る。
 
 
で、こんどう親方、ボロボロ。
実の娘の結婚式より、泣いてどないするんですかっ、て誰か。
 
  
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だいたい頭にお箸ささってるし。
で、当のサトミちゃん、お友達のタエちゃんとピース。
  
 
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サトミちゃん、 
12年間お世話になりました。
東京に行っても、横浜に行っても、旬菜こんどうおよびその常連を忘れないでね。
 
いつか、帰って来て暖かいお店を開いてね、
お願い。
 
 
 
 
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2012年3月22日 (木)

卒業式その2

 
 
遡ること3月16日金曜日のこと。
朝、ネクタイを締めて米沢市民文化会館へ。
何を隠そう、米沢四中の卒業式に来賓として招かれたのだ。
 
評議員を仰せつかって早3年。
いつも招待されるんだけど、都合がつかなかったけど、今回は万難を排しての参列なのだ。
中学の卒業式なんて30数年ぶりだもんね。
 
で、 
最初にコン校長の祝辞。
なかなか熱いんですよね、この校長先生。
お話の中に白色有機ELは失敗から生まれたなんて、引用してもらって恐縮でした。   
 
 
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カッペイちゃんも。
この人はファミマのオーナーだったり、酒屋の跡取りだったり、市議会議員だったり、今回も教育関係のなんたらという立場での御挨拶。
いつも熱いんだわ、このお方も。  
 
 
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で、〆は合唱でしょう。
 
 
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四中は伝統的に合唱に力をいれていて、「四中の合唱」は市内でも有名。
今回もがんばったね、みなさん。
すばらしかったです。
涙チョチョ切れました。
 
 
で、ちょっと冷めた眼で気がついたこと。
 
まず、
国旗が掲げてある。
 
当然だけど。
 
次に、
君が代を斉唱した。
 
当然だけど。
日本国民だもんね。
 
で、
仰げば尊し、
 
は、なし。
 
いまかいまかとハンカチ握って待ってたけど、最後まででませんでした。 
やっぱり仰げば尊しで締めくくって欲しかったなあ。
 
 
でも、久しぶりに清々しい気持ちになりました。
四中卒業生のみなさん、これからもこれまでどおり120%で突っ走ってください。
 
 
 
 
 
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2012年3月21日 (水)

木村組

 
 
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きょうは朝から分刻みのスケジュール。
けど、
 
夕刻から木村組の集会。
コアメンバーが揃って、1年間を振り返った。
 
で、結論。
木村先生でよかった。
 
米沢市の教育委員会に言いたい。
こんな先生をもっと増やして欲しい。
 
いやあ、楽しい会だったなあ。
 
 
木村先生、有り難うございました。
おかげさまで、うちのバカ娘、

まっすぐ育ちました。
 
 
  
 
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2012年3月20日 (火)

卒業式

 
 
きょうは大学の卒業式でした。

式のあと、恒例の昼食会。
今回も「金剛閣」ですきやき。
うちの大家族を収容できるお店は少ない。
 
 
修士卒で博士課程に進学の相澤。
軽く「優秀学生賞」を受賞。  
英語も得意です。
    
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こちらは、未来の優秀学生さん。
秘書の桐生さんの自慢の「娘」です。 
  
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もう一度。
 
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4年生3人。
一番左が当ブログ最多登場のイデタ。
学部卒業で修士に進学します。
軽く「最優秀学生賞」を受賞しました。
こう見えてもやるんです。 
お母さん自慢の息子。  
 
 
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最後に全体写真。
 
 
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卒業して研究室を離れて行くみなさん、
社会人になっても頑張ってください。
今の時代、頼れるのは自分だけです。
会社に何があっても生き残れる実力を付けてください。
 
大学教員の楽しみは卒業生が研究室を訪ねて来てくれることです。
肩書きが変わったとき、会社を変わったとき、名刺が変わったら遊びに来てください。
 
みなさんの社会人としての成長を心から期待しております。
また会いましょう。
 
 
 
  
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2012年3月19日 (月)

ひらとき

 
 
きょうは東京日帰り出張。
 
午前中、
 
日本学術振興会の「ひらめきときめきサイエンス」の委員会。
何を隠そう、山形大学城戸研究室ではこのイベントが始まって以来、毎回の実施でこれまで7回連続。
そして、来年度で8回目と人類史上最多記録を更新中なのだ。
 
毎年秋に中学生を研究室に招き、有機ELの講義を聴いて、実際に作製もする体験型科学好き養成イベント。
今回は、委員としての参加で、多くの応募の中から来年度の実施校を選定した。
当然、委員でもあり、実施者でもある管理人は、自分の審査は出来ないんだけどね。 
 
まあ、委員の方々には様々な分野から第一人者と思われる先生方が参加されているのだけど、分野違いで全然存じ上げない方々ばかりなんだけど、その中でも白川英樹先生や、小林誠先生、末松安晴先生はよく存じ上げるのでホッとする。
 
議論されてた内容で興味深かったのが、もともとこれは「科研費」の広報活動も兼ねているので、科研費を多く取得している大学はもっと「ひらとき」を実施すべきだという委員の方がいて、特に大型予算を獲得している教員こそもっとこのようなイベントに応募し、時間を割くべきであると、意見を述べられた。
 
まあ、もっともといえばもっともなんだけど、大型予算を預かっている教員ほど、そのスタッフや学生を含め研究や雑用に忙殺されていて、中高生向けのイベントにかかわっている時間はとれません。
それに、研究費である大型予算を、たとえ50万円であってもこのようなイベントに使うと「目的外使用」となって捕まってしまいます。
と手を挙げて意見を述べようとしたけど、委員会の予定の時間を超過していたのでやめた。
  
本来、このようなアウトリーチ活動、研究も教育も出前講義も中高生向けイベントも学外委員会も、なんて全部こなせる大学教員ははたして何人いるだろうか。
委員のみなさんに先端分野で世界と戦うことの大変さも知っていただきたいと感じた。   
 
帰り際に、白川先生と立ち話をさせていただいたときに、先生から「未来館で行っているイベントの参加者に4月から山形大学に行って城戸さんのところで有機ELの研究をするって子がいましたよ。」と伺った。
 
いやあ、うれしいなあ。
 
中高生向けのイベントって、ほんとに感受性の高い彼ら彼女らの脳を刺激するとてもいい活動だし、そんなモチベーションの高い学生が自分の研究室に来てくれれば、研究もはかどるし、それが結局は技術立国日本の国力にもつながるし、忙しくても時間を割く意義のあることだと言うのを大学の教員はもっと理解をしなければならないと思う。
 
 
で、午後、
表参道に移動。
 
デザイナーの方々とスマートハウスプロジェクトの打ち合わせ。
山大からは若手のマツダ准教授も参加。
この人は前職が産総研の研究員だったので、経済産業省とも太いパイプがあり、専門は化学工学なのでプラントなんかもちょちょいのちょいで設計できるし、スノボはプロ級だし、ゴルフは上手だし、奥さんにもやさしいので、山大工学部のホープと噂されているらしい。
そうは見えないんだけど。
 
打ち合わせは予定どおりに終わり、とてもおもしろい、しかも東北復興に直結する内容だなあ、ということで一同満足した。
内容はまだここでは明かせないけどね。
 
 
で、打ち合わせのあと、
近くのコーヒーショップに移動して、エバンゲリオンのイチフルさんとロンドン在住の若手デザイナーのヤナギサワさんと有機ELデザイン照明器具の詳細を打ち合わせ。
 
ヤナギサワさんのデザインはなかなかユニークで、なるほどなるほど、とそのコンセプトを伺った。
雑談になって、聞くと、若手デザイナーというのはとっても貧乏で、好きじゃないと出来ないとのこと。
だから、こういう才能ある人が活躍出るチャンスを作るというのも、大型予算を預かる大学教授の役割じゃないかとも思った。
第二の吉岡徳仁を生み出したい。
 
 
まあ、そんなことで仕事が終わって、夜、家に帰ったら中2の娘が肺炎にかかってた。
この一週間、微熱が続いてて、風邪かと思っていたらきょう肺炎ということがわかったのだ。
だからね、お嬢ちゃん、
少しでも熱がある時はきちっと学校を休みなさいとあれほど言ったでしょ、と注意した。  
 
 
研究、教育、大型プロジェクト、出前講義も中高生向けイベントも学外委員会も、ベンチャーの立ち上げも、いい父親役も、いい亭主役も、なんて全部こなせる大学教員ははたして何人いるだろうか。 
 
  
   
 
   
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2012年3月17日 (土)

久々のアップ

 
 
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いやあ、たいへんご無沙汰してしまいました。
キド、生きてます。
 
実は、ノートパソコン(MacBookProね)買い替えたところ、ソフト(Photoshopね)が動かず、写真の解像度もいじれず、ソフトを生協に注文したけど、なかなか来ないし、忙しいし、そんなこんなでほったらかしでした。
 
いやあ、スマンスマン。
 
 
で、
 
昨日から東京出張。
夕方着、うちの学生と最終の長い長い発表練習。
終わったと思ったら電話、今から飲みましょうと聞き慣れた卒業生の声。
卒業生が集まってるらしい。
しょうがないなあ、ということで、夜中までゲラゲラとバカ話。
 
 
で、
 
きょうの応用物理学会@都の西北大学。
有機ELセッションで、少々うつらうつらしながら講演を聴いて、
うちの学生(ミナモトですけど)の発表も無事に済んで、
今夜、帰宅。
 
 
いやあ、疲れた疲れた。
 
 
 
 
 
   
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2012年3月 1日 (木)

久々のQちゃん

 
 
今朝早く、7時過ぎに東京を出たら、途中で新幹線がストップ。
震度5の地震が北関東で発生して停電だとか。
 
おいおい、10時からY新聞の取材があるのに、ここで2時間も3時間も待つわけにはいかないのだよ、と焦っていると10分ほどで動き出した。
 
無事、10時前に大学着。
10時に記者さん着。
聞くと、同じ新幹線だったとか。
 
よかったよかった。
 
 
昼食後、
午後1時から技術員の面接。
有機ELの経験者で、今の職を辞めて山形大に来たいとのこと。
聞くと、今の職場では自分の実力を発揮できない、とフラストレーション。
 
いやあ、やる気満々だなあ、と感心。
 
 
午後2時。
県内の某テレビ局のロケ。
男性アナウンサーと女性アナウンサーが、いきなり入って来て、打ち合わせもなく、台本もなく、収録が始まった。
 
一通り、有機ELを説明して、次に、2階の有機太陽電池フロアへ。
たまたま3月1日から岐阜大から山形大に移籍された吉田司先生がおられたので、いきなりインタビュー。
 
あとで、吉田先生、
あれは何だったんですか?
 
次に、3階のトランジスタフロアへ、
時任教授がたまたまおられて、ここでもいきなりインタビュー。
有機トランジスタを小学生にもわかりやすく説明されて、
管理人も、なるほどなるほど、
 
と納得。
 
 
3時間ほどかけたロケ、
でも放送は10分なんですよね。
 
紫式部に似た女性アナウンサー、
声のデカイ、サエキさん、 
いやあ、楽しかった山形放送YBCのロケ。
 
  
で、午後6時。
旬菜こんどうへ。
 
明日のシンポジウムの登壇者や異業種交流会に御参加の企業の方々。
有機ELの話に始まり、Qちゃんの話、そしてゴルフの話題で〆。
 
 
聞くと、某社の有機ELグループリーダー、
ある夜、車を運転していると、いきなり歩道から人が飛び込んだ。
まずいっ、と急ブレーキ。
後続のタクシーの運ちゃんに言った、
  
はねちゃいました。
 
すると、運ちゃん、
はねてないよ、
 
 
ここは出るから。
 
聞くと、黄色い着物を着た女性が、飛び込んでくるので有名な心霊スポットとか。
その時も黄色い着物を着ていたとか。
 
 
いやあ、そんなことってあるんですよね、
でも、きょうお泊まりのホテルには出たという話は聞きませんから、安心してお休みくださいということでお別れした。
 
 
バリバリの理系、
でも、そんな体験するんですよね。
 
不思議だ不思議だ。
この世の中。 
 
 
  
   
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