JuniperBerry’s diary

日々感じたことや ふと思い出した事を 書いてます

ずるやすみ

自分の不調を

感じやすい人と

感じにくい人といるらしいけど

どう考えても

私は前者

 

子供の頃は体が弱く

幼稚園や低学年の頃は

すぐに熱を出して

よくお休みしてた

 

ところが

小学校も中学年以上になると

ひょいひょい休んでいたら

授業に遅れてしまうからか

両親も簡単には

休ませてくれなくなって

「少しくらいの熱なら 学校行きなさい」に

宗旨がえ

 

なんか足が重い

=風邪の前症状

お腹が痛くて ぎゅるぎゅるしてる

=食べ過ぎ または変なもの食べた

なんか頭が重い

=いろいろ考えすぎて 頭が疲れてる

くらいで「学校休む」を

認めてもらうのは

 

無理

 

だけど頑張って

学校に行ったって

絶対に気持ち悪くなって

どよーんとして

一日中 気分悪く過ごすか

先生にちゃんと聞きなさいって

怒られるか

保健室で半日過ごして

タクシーで帰ることになる

 

いいことないって

わかっているから

どうにかして休みたい

 

そこで 小細工

 

体温計を こっそり暖める

 

冬場はこたつがあるから

楽だけど

(反対に上がりすぎて焦る)

夏場は大変

服が摩擦熱で

擦り切れるんじゃないかっ てくらい

頑張った(他で頑張れ)

 

額に手を当てたら

熱あるかも? な

38度 いかないくらいが

ちょうど良い

 

守備よく 

両親に「お休みの連絡」を

学校に入れてもらえたら

 

布団の中で

それまでの何週間かで溜まった

疲れや 風邪菌や 嫌な物

全てを外に吐き出すべく

一日を うとうと

ダラダラ 布団の中で

本を読みながら

過ごす

 

本格的に気持ち悪くなる前の

お休みだから

家で過ごす分には 気分もよろしい

 

ただ、一つだけ 問題が

当時 クラスの友達が お休みすると

その日のノートを

クラスメイトが

届ける なんていう

決まり事があった

 

本人はグロッキーからは

程遠いので

友達が来たら 遊んじゃう

 

一応 両親には

ばれないよう気をつけてた

つもりだったけど

そこは小学生

絶対にバレていたんじゃないかな

 

だけど 両親が

特に突っ込まないでくれたことに

感謝

 

もしかしたら、小学生にだって

息抜きは必要って

思ってくれていたのかも

 

いや違う

半日で体調が回復したって

思っていたっぽい

 

さすがに今は

責任も発生するし

人様に迷惑かけることになるから

ズル休みなんてできないけど

 

連続くしゃみで 葛根湯

喉が痛けりゃ 蜂蜜一匙

なんかお腹が…で 胃腸薬

人混みでは マスクを

欠かさない

 

大人になって

簡単には休めなくなって

予防にシフト

 

でも時々

学校をズル休みした日の

あのなんとも言えない

うっすらとした甘い背徳感が

なつかしくなる

鳥好きさんにおすすめ近江

友達が京都に遊びに来て

今回はどこに行く? と思ったら

京都じゃなくて滋賀観光目的でした

 

石山寺と三井寺に行きたいと

あらまあ 彼女まで

『光る君へ』ブームに乗るとは…と

思いつつ

私もついでに乗っかっちゃいました

 

さて滋賀県

なんとも近かった

一時期 信楽に通っていたことがあったので

遠いイメージだったんですけど

JRと京阪乗り継いでも

30分くらい?

 

ただ やっぱり

湖沿いは 風が冷たかった

京都と変わらないだろうとたかを括っていたら

思いっきり予想が外れ

寒いのなんの

ホッカイロ、手袋、マフラー必須です

 

石山寺は

秋の紅葉 春の桜が有名なようですが

冬でも本当に綺麗だった

さざんかの花が咲いていて

ふわっといい香りがただよって

空は青くて

向こうには琵琶湖を望む

 

これぞ風光明媚

紫式部が 源氏物語なんぞ

思いついちゃう訳ですわ

 

www.ishiyamadera.or.jp

 

なんでもっと早く来なかったんだろう

と思うくらい とっても素敵でした

そして冷やかしで入った

『光る君へ』展示が

ゲーム要素もあって

予想したより楽しかった

 

***

 

次に行った三井寺からは

比良山系が 綺麗に見えて

これで近江八景のうち

 

・三井の晩鐘 

(夜じゃなかったけど)

・石山の秋月

(月は見えなかったけど)

・比良の暮雪

・瀬田の夕照(唐橋)

(夕日はうっすら)

 

四つをみることができました🎶

 

www.shiga-miidera.or.jp

 

そして嬉しかったのは

三井寺(園城寺)にて

ゲットした土鈴

 

なんとなんと

インコさんの土鈴なんです

土鈴は数あれど

よくみるのは 干支ばかり

そして インコは干支に入ってない

 

だけど

滋賀の各お寺では

極楽浄土にいるという

鳥を模った

土鈴が購入できる

(滋賀の方は鳥さん好き?)

 

三井寺は鸚鵡

石山寺は孔雀

宝厳寺(竹生島)は舎利

(九官鳥に似て喋るらしい)

長命寺は迦陵頻伽

(上半身は人、身体は鳳凰の生物?)

観音正寺は共命鳥

(頭が二つある)

正法寺は白雁

 

勿論わたくし

三井寺にて鸚鵡さんを

連れ帰りました

緑のボディに黄色い翼の

派手派手な可愛い子

 

鳥さん好きの方は

滋賀のお寺めぐりで

浄土の鳥さんたちを

連れて帰られては

いかがでしょう

 

あ、もうご存知でした?

 

2025年もご機嫌に

今週のお題「2024こんな年だった・2025こんな年にしたい」

 

2024年は

京都市内ではあっても

新しい場所に行って

同じ輪の中ではあっても

新しい人と出会って

心理的に

やっとコロナ禍から

抜け出た気がした

 

2025年は

京都を出て

がらっと 違う

それも 初めて暮らす土地に

引っ越す予定

 

2024年よりも

もうちょっと

変化の度合いが大きくなりそう

 

ということで

いつもは立てない 目標だけど

今年はちょびっと 考えてみた

 

2025年の 目標は

 

その1.「笑顔でいる」

 

多分2025年は

かなり慌ただしい

顰めっ面になったら

もっと気分が 荒みそうなので

こう言う時こそ 笑顔

 

特に私は 視力が悪いので

本を読んでいるだけで

眉間に皺が よってしまいがち

 

そのためにも

 

疲れてたら 笑顔で

「疲れちゃったねー」と つぶやいてみる

すごく怒ることがあっても 笑顔で

「私 怒ってるねえ」と 自分に 言ってみる

(周囲から見たら かえって怖いかも?)

鏡を見ながら 笑顔筋を鍛錬する

 

なにしろ 笑顔を癖にする

これを

「口角上がった口元 デフォルト化」計画 と

名付けよう

 

その2.

PCは9時半まで

睡眠の質向上&ご機嫌で

毎日を過ごすためには

これはどうしたってマスト

 

ということで 今年の目標は

 

しっかり睡眠&笑顔

これで前向きかつ鷹揚に

引越を乗り切る予定です

 

我が家のお雑煮

 

夫の好物

ウチのお雑煮は

母の実家のお雑煮

 

短冊に切った

大根 里芋 人参

糸蒟蒻 鶏肉 小海老

銀杏 塩鮭 いくら

 

味付けは

昆布だしと味醂 お醤油

 

これをお正月の三が日

食べ続ける

 

終わりの方は 野菜が

くったくたになって

半分溶けかかって

 

そこに

やわやわのお餅を入れて

具をくっつけながら

いただくんだけど

それが 美味しいんだなあ

 

 

私の冬

雪の重さに耐える 家のたてる

軋む音

 

アカギレになった踵

 

ストーブに一番近い場所に陣取って

真っ赤にほてった笑顔

 

こたつに入って うたたねしてる母

 

屋根にあがって見る

真っ青と真っ白の世界

 

穴があいたような音をさせて

どさっと枝から落ちる 雪

 

車のタイヤが踏みしめた跡を

スケートみたいに滑って歩く

登下校

 

ストーブの前に並べられて

湯気のあがっている長靴

 

廊下に置かれた

大きな みかんの箱

 

こたつに寝転んだまま

宿題をやって 叱られて

 

7色の毛糸で編まれた

ポンポン付きの帽子とミトン

 

玄関を開け

冷たい空気を吸いこんで

ちょっとだけ

体の中が 新しくなるような

雪の階段を登る 朝

 

雪の上に残された 野生の足跡

 

友達と 路肩の雪山から

滑り降りながら歩く 帰り道

 

石油のにおいと ドラム缶

 

家族で トランプ

蜜柑を賭けて みんなで食べる

 

台所にだらりとかかった塩引鮭

 

フードをかぶり 肩をすくめ

マフラーを口元まで巻いて

両手で体を抱きながら

足元だけ見て前に進む

吹雪の日

 

窓に描かれた雪の結晶

 

光を受けキラキラ光る

氷柱で縁取りされた家

 

小学校のオイルヒーターの上で

溶かす QBBチーズ

 

柔らかい 線だけでできた

白い風景

私の好きな冬の絵 その1

北斎の絵が 全て

好き という訳じゃあないけど

これはとっても好き

 

なんかね

鼻歌 歌いたくなっちゃうの

 

ふんふんふふーん

ふんふんふふーん

ふんふん ふふんふーん

 

自由闊達に描かれた

雪の日の楽しそうな

虎さんの姿

 

粉雪と戯れながら

天に向かって

駆け上がっていくみたい

 

 

***

『雪中虎図』

嘉永2年(1849年)絹本着色

 

北斎の描いた

西瓜の皮に

ちょびっとだけ 似てる?

 

 

 

かわいい?

うーん なんか足りない

ももんちゃん目指して

がんばれお嬢