JuniperBerry’s diary

日々感じたことや ふと思い出した事を 書いてます

音の好きな単語 halcyon

halcyonって音が好きです

 

halcyonを訳すと

牧歌的とか 穏やかな平和

 

ピース! には

勝ち取るといったアクティブな

平和の イメージがあるけれど

halcyonの方は

日常的というか

のんびりというか

いかにも

牧歌な

感じがしません?

 

のんびり ゆったりが

大好きな私としては

ピースも勿論大切だけど

Halcyonの方が

しっくりとくる

それに

春紫苑とも 聞こえるような

 

そして

名詞としての

halcyonは

鳥の翡翠(カワセミ)

&

神話の中の 想像上の鳥

 

冬至の頃

海上に浮かんだ巣で

繁殖をするという

Halcyon

風や波を鎮める

力をもつという

ありがたい 鳥さんです

 

なにしろ翡翠の英名が

jadeじゃなくって良かった

だって あの宝石みたいに

美しい鳥の 呼び名に

濁音が入ってるのは

ちょっと イメージに合わないもの

 

ちなみに

カワセミの

一般的な英名は king fisher

だけど

私は Halcyonの方がいいなあ

 

 

 

 

不思議な蝶たちの話

蝶つながりで

 

いつもの 散歩道で

真っ黒い蝶が

足元にまとわり付くように

8の字に舞ったり

 

いつもお参りをする

御陵の入り口で

これまでに 見たこともないような

多数の蝶(多分20頭くらい)が

たった1m四方くらいに

集まって舞っているのを見たり

(花は近くに咲いていなかったけど)

 

お散歩の時だけじゃなく

自宅の窓のすぐ外を

蝶が飛ぶのを何回も見たり

その時は

部屋まで入って来そうになったっけ

 

その年の その3、4ヶ月は

本当に蝶をよく見て

特に 黒い蝶が多かった

 

黒揚羽や青筋揚羽

烏揚羽に紋黄揚羽

 

もともと緑の多い地域だから

そういうこともあるよ と言われたら

そうかもしれないけれど

 

歩いている足をくぐって

8の字に ひらひら舞うなんて

たった何ヶ月かの間に

2回も3回も

あるものなのかな

 

それがちょうど

6月〜9月くらいのこと

 

その年の 6月に

コイネズミヨウムが

虹の橋を渡ったこともあって

もしかして

何かのメッセージだったのかな?

なんて思ったり

 

蝶は 幸運の印っていうけれど

真っ黒な蝶の場合は

両方の 意味があるらしい

そういえば

その前後 一年位

本当にいろいろ あったっけ

 

といっても

黒が多かっただけで

いろんな色の蝶がいたけれど

 

その時は

思いも至らなかったけど

今から思うと なんだか

その年の出来事を暗示していたのかも?

なんて

思えたりする

The Moth's kiss

先日 本を読んで出て来た単語

Butterfly Kiss

 

これ、自分のまつ毛を

相手のまつ毛や頬、首筋に近づけて

瞬きをすること なのだそうで

 

くすぐったそうですが

あ、そこがいいのですね

すみません

 

バタフライキスは 蝶のキス で

イメージが湧くのですけど

ブラウニングが In a Gondolaという

幻想的な詩を 書いていて

その中に

Moth's Kiss「蛾のキス」というのが

出てくるんです

(あ、でも 蛾の方には

蝶の方とは違って

'sはついていないです)

 

日本では 蝶と蛾とを明確に分けて

明暗 や 吉と不吉

など 

蛾を 忌まわしいものとして

見る習いが あるようですけど

西洋では

蛾に対して

日本のような マイナス印象はないみたい

 

日本でも お蚕さん

(蛾の幼虫)は

お米と同様に

とても大切にされていたんでしたっけ

(今も天皇家で 儀式を執り行ってますもんね)

 

日本では

蝶の幼虫は 嫌われて

蛾の幼虫は 大切にされ

蝶の成虫は 好かれて

蛾の成虫は 嫌われる

 

そんな単純なものでは

ないかもしれませんけど

なかなかなかなか

 

***

In a Gondola

 

The moth's kiss, first!

Kiss mie as if you made me believe

You were not sure, this eve,

How my face, your flower, had pursed

Its petals up; so, here and there

You brush it, till I grow aware

Who wants me, and wide ope I burst.

 

The bee's kiss, now!

Kiss me as if you enter'd gay

My heart at some noonday,

A bud that dares not disallow

The claim, so all is render'd up.

And passively its shatter'd cup

Over your head to sleep I bow.

 

(Robert Browning 1812-1889)

 

 

 

せっかくやるなら 好きなことがいいけど

今週のお題「勉強していること、勉強したいこと」

 

興味があって勉強したいことには

いろいろあるけど

今は手いっぱいで

そちらまで 時間が割けない

 

中でも

お絵描きアプリには

とっても興味があるの

油絵は 場所も必要だし

絵の具が動物にはあまり良さそうでない

だけど アプリだったら

物理的ハードルが

とっても低くなりそうで

引っ越しが一段落したら

始めたい

 

実は今

保険について

仕事関連で ちょっと

必要になって

勉強するはめになってしまった

 

自分でやりたいこと じゃないから

全く気乗りしてないけれど

いろいろ役に立ちそうかなとは

思ってる

 

知れば知るほど

もっと知りたくなるものだから

もしかしたら、

半年後くらいには

保険大好き♡なんて

今は想像もつかないけど

言ってるかも?

 

だけど、なんで 国のやることって

回りくどくて 例外ばっかで

すぐにわからないように なってるんだろう

 

これって 従来システムに

後付け後付けで

状況に合わせているからだよね

まさか 市民にカラクリを

知られちゃ困るって

訳じゃないですよね

 

なんて思っている時点で

きっと好きになることはない

という方に傾いている

 

不覚なり 鳥獣戯画

鳥獣戯画

正式名称『鳥獣人物戯画』

高山寺が所蔵する絵巻

現在は

甲丁:東京国立博物館蔵

乙丙:京都国立博物館保管

 

って 

兎と蛙メインの絵巻だと

思ってたんですが…

 

なんと

いろんな動物(人間含む)が

山ほど 出てくるんですね

 

びっくり

 

わざわざ

栂尾高山寺まで

行って 見てきたはずなのに

 

思い込みで

蛙と兎と猿しか

目に入っていなかった

 

なんたる不覚

 

鳥獣人物戯画には

甲乙丙丁とあるそうで

一般的に知られているのが

甲巻

 

甲は

兎と蛙がお相撲とったり

川遊びをしている巻

 

乙は

動物たちの

弱肉強食の世界

 

なんとなんと

外国の象や

想像上の動物である

龍だとか麒麟

スフィンクスまで出て来てる!

 

丙は

お坊さんと一般人が

楽しそうに遊んでる様子

 

丁は

人間たちの田楽の様子

 

甲巻の蛙さんたちと

おんなじ感じで

田楽を楽しんで

動物も人間も 変わらず

「遊びをせんとや生まれけむ」

という 今様通りの世界観

 

日本人って

本当は こんなに

おおらかで 素朴なんだなー

 

大人だから?

今週のお題「大人だから」

 

大人だから って言われても

精神的に

大人になった気は 全くしない

 

10代20代の頃よりは

大人になったつもりだけど

30代より

精神年齢が

成長しているかっていったら

心許ない

 

ただ

生きてきた年数分

 

あちゃーっ とか

これって いい感じ

これは やっちゃならんかった

といった経験をして 

 

いろんなことにトライしながら

自分って

こういう癖があるなー

自分は 本当は

こういうのが好きなんだ

って発見したり

 

以前は こうなりたいって

思ってたけど

それって 流行だったり

周囲に 影響されていたんだなあ

というのが 見えてきて

 

私は

何が 心地良くて

何で ご機嫌になれるか

わかるようになった

 

おかげで

子供の頃より

生きやすく というか

楽に

過ごせるように なったかな

 

心には二層ある?

本を読む時

目で文字を追いかけ

心の声を出しながら

読んでいる

 

この時は

文字を読む 心の声が

頭の中に

聞こえている感じ

 

ところが

うっかりすると

心のもっと内側で

読んでいる本とは

全く別のことを

考えていることがある

 

こんなことありません?

 

私よくあるんです

だから

勉強しているつもりが

テキストの内容は

自分の表層を

つるつる流れていく

 

心の奥の方では

楽しくってウキウキなことだとか

気になってることだとか

明日のランチはどうしようか

なんてことを考えていて

 

だから何度も

テキストを 読まないと

理解できず 覚えられない

このせいで

二度手間三度手間

不必要に時間がかかって

効率が悪いことこの上ない

 

小さい頃は こんなこと

絶対にやっていなかった

一字一句を逐一

理解しながら読んでいた

そう 外国語を

学習している時みたいに

 

なのに

いつのまにか

(小学校くらいだと思うけど)

心内夢想(上の空?)が

癖になっていた

 

実は、声を出して

本を読んでいる 時でさえ

別のことを

考えたりもしている

これが

自分の意思で

やっている場合は

いいのだけれど

時々

無意識に

やってしまうから

本人自身 困ってしまう

 

表層意識でもなく

無意識でもない

その間に ある

自由奔放な何か

 

これって

みなさんも

やっちゃっているのかしら

Â