LDAC
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開発者 | ソニー |
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種別 | 音声 |
LDAC (エルダック[1]) は、ソニーによって開発された音声圧縮コーデックである。Bluetooth接続によるオーディオ再生時に使用され、ビットレートは990 kbit/s、サンプリング周波数は96 kHz、量子化ビット数は24 bitまでそれぞれ最大で対応している (所謂ハイレゾオーディオ)[2]。このコーデックはヘッドフォン・スマートフォン・DAP・アクティブスピーカー・ホームシアターなどの様々なソニーの製品で採用されている。LDACは非可逆圧縮音声圧縮コーデックであり[3][4]、MDCT (修正離散コサイン変換) に基づいた複合符号化体系を採用しており[5]、より効率的なデータ圧縮を実現している。このコーデックの主な競合相手はクアルコムのaptX HDである。
Android 8.0 Oreoから、LDACエンコーダー (libldac) がAndroid Open Source Project (AOSP) の一部となったので、全てのAndroid端末でこれを自由に統合することができる[6][7]。
LDACのエンコーダーライブラリーはフリーかつオープンソースなので、Linux向けにbluez-alsa[8]やpulseaudio-modules-btなどにおいて既に実装されている。現時点で、これらはFedora 29以降において動作している[9][10]。
脚注
[編集]- ^ “LDAC™でさらに高音質に”. Sony Corporation. 2019年9月1日閲覧。
- ^ “LDAC™で高音質ワイヤレスリスニング”. Sony Corporation. 2019年9月1日閲覧。
- ^ John H. Darko (2017年3月29日). “The inconvenient truth about Bluetooth audio”. Darko.Audio. 2019年9月1日閲覧。
- ^ Jez Ford (2015年8月24日). “What is Sony LDAC, and how does it do it?”. AVHub. 2019年9月1日閲覧。
- ^ “ldaclib_api.c”. Google. 2019年9月1日閲覧。
- ^ Robert Triggs (2017年8月22日). “What you need to know about Sony’s LDAC”. Android Authority. 2019年9月1日閲覧。
- ^ “libldac”. Google. 2019年9月1日閲覧。
- ^ “LDAC support?”. GitHub. 2019年9月1日閲覧。
- ^ “Bug 1671064 - Review Request: libldac - LDAC library from AOSP”. Red Hat Bugzilla. 2019年9月1日閲覧。
- ^ Jiri Eischmann (2019年2月11日). “Better Bluetooth sound quality on Linux”. Brno hat. 2019年9月1日閲覧。