宝塚歌劇団17期生
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宝塚歌劇団17期生(たからづかかげきだん17きせい)とは1927年に宝塚歌劇団に入団し、1928年、『春のをどり』(一部生徒は『魔法博士』にも出演)で初舞台を踏んだ24人を指す[1]。当時は寶塚少女歌劇團であった。
一覧
[編集]入団時の成績順にまとめている[2]。
芸名[1] | 読み仮名[1] | 誕生日 | 出身地 | 出身校 | 芸名の由来 | 愛称 | 役柄 | 退団年[1] | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
明野まち子 | あけの まちこ | 5月11日[3] | 京都府京都市[4] | オオヤギさん[5] トップシー |
男役 | 1947年 | |||
漣綱手 | さざなみ つなで | 7月13日 | 東京都 | 1938年 | |||||
浦妙子 | うら たえこ | 10月7日[3] | 本名 | 1936年 | |||||
玉虫光子 | たまむし みつこ | 1月13日[3] | 1934年 | ||||||
夢殿渡 | ゆめどの わたる | 1931年 | |||||||
都たつみ | みやこ たつみ | 6月18日[3] | 1933年 | ||||||
富士美智代 | ふじ みちよ | 1932年 | |||||||
淡路幾代 | あわじ いくよ | 7月21日[3] | 1933年 | ||||||
千里園子 | ちさと そのこ | おえんちゃん[4] | 1931年 | ||||||
文屋秀子 | ぶんや ひでこ[6] | 3月21日 | 栃木県日光市 | 娘役 | 1932年 | 退団後は前田光子として 阿寒湖の自然環境保護に努めて、 「阿寒の母」と呼ばれ、 阿寒町名誉町民になる。 義父は前田正名 | |||
梅香ふみ子 | うめか ふみこ | 10月7日[7][3] | 熊本県 | 熊本市立高等女学校[8] | 引田一郎が万葉集から命名[9] | シゲちゃん | 娘役 | 1941年 | 娘は女優の中島葵 |
逢阪壽満子 | おおさか せきこ | 12月11日[4][3] | 大阪府 | 娘役 | 1947年 | 改名後は逢阪せき子[1] | |||
繪島千惠子 | えじま ちえこ | 1932年 | 改名後は鳳寿美子(おおとり すみこ)[1] 妹は葵八重子[10] | ||||||
雄島峯子 | おじま みねこ | 1932年 | |||||||
尾花蔦子 | おばな つたこ | 5月28日[3] | 1934年 | ||||||
木曽邦子 | きそ くにこ | 1931年 | |||||||
草上ひばり | くさかみ ひばり | 1932年 | |||||||
小町華子 | こまち はなこ | 1932年 | |||||||
佐保美代子 | さほ みよこ | 7月15日[11] | 兵庫県神戸市[12] | 大開尋常第一小学校[13] | べーちゃん ヤノちゃん[14] |
男役 | 1944年 | マックスファクター メイクアップ・アーティスト 1954年洞爺丸事故により死去 従姉妹は淺路絢子[15] | |
白砂浦子 | しらすな うらこ | 1929年 | |||||||
須磨磯子 | すま いそこ | 3月3日[16][3] | すがいさん[17] | 娘役 | 1946年 | 娘は立ともみ[18] | |||
遠山夕美子 | とおやま ゆみこ | 1932年 | |||||||
花鳥櫻子 | はなとり おうこ | 1928年 | 在団中に死去 | ||||||
原道子 | はら みちこ | 台湾[19] | ミッちゃん[20] | 1932年 |
脚注
[編集]- ^ a b c d e f 100年史(人物) 2014, p. 14.
- ^ 100年史(人物) 2014, p. 5.
- ^ a b c d e f g h i 『歌劇』、宝塚少女歌劇団、1933年1月、154号
- ^ a b c 『歌劇』、宝塚少女歌劇団、1933年8月、161号
- ^ 『エスエス』、東宝発行所、1939年4月号
- ^ 90年史 2004, p. 239.
- ^ 『エスエス』、東宝発行所、1939年6月号
- ^ 『歌劇』、宝塚少女歌劇団、1934年1月、166号
- ^ 『歌劇』、宝塚少女歌劇団、1934年2月、167号、P18
- ^ 『歌劇』、宝塚少女歌劇団、1929年5月1日、110号、p35
- ^ 宝塚歌劇の殿堂 第一会場『殿堂ゾーン』の佐保美代子所縁の展示品から
- ^ 『寳塚』平井房人著、啓方閣、1934年10月5日、p.102
- ^ 『歌劇』、宝塚少女歌劇団、1931年10月1日、139号、p46
- ^ 『エスエス』、東宝発行所、1939年1月号
- ^ 『エスエス』、東宝発行所、1938年6月号
- ^ 『歌劇』、宝塚少女歌劇団、1934年3月、168号、P28
- ^ 『エスエス』、東宝発行所、1939年9月号
- ^ 80年史 1994, p. 196.
- ^ 『歌劇』、宝塚少女歌劇団、1929年1月1日、106号、p84
- ^ 『歌劇』、宝塚少女歌劇団、1931年8月1日、137号、p101
参考文献
[編集]- 企画・構成・執筆:橋本雅夫、編集統括:北川方英『夢を描いて華やかに -宝塚歌劇80年史-』宝塚歌劇団、1994年9月9日。ISBN 4-924333-11-5。
- 編集:森照実・春馬誉貴子・相井美由紀・山本久美子、執筆:國眼隆一『宝塚歌劇90年史 すみれの花歳月を重ねて』宝塚歌劇団、2004年4月20日。ISBN 4-484-04601-6。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。